(ライオールのブラスのサロン…じゃなくて(笑)→)
春の祭典、白アスパラとミルクラムの北海道…となれば、「
ラ・サンテ」!
…って、昨年日記と同上でふ(^^;;)。
こんばんそわ。
アホみたいにムッチムチの満席(笑)ながら、相変わらず楽しそうにこなしていくチーム高橋さん。
まあしかしナンです、此処ほど、「誰でも楽しい」店…的なのと「知るヒトぞ知る」店…的なのを一人二役…と言うかスムースに一人一役してる店も、無いでしょう(笑)。
ウマイもんってスゴイなあ、と脳味噌から煙だか溜息だか涎を出しながら、いただいていく。
神々の饗宴だねこりゃ、…って、料理はベルナァルパコォっぽくなってきた?ヽ(^。^)ノ
さて、2年連続でいただくと、「その年の食材」の具合…というものが多少は感じられるのが面白い。
まあ客ってぇものが、食材のタチやらクォリティの詳しいとこをわかったりする必要がある訳でもないのだが、わかりゃあわかったで、楽しくもあり、それなりに意義もある。
ここのところの暖かさもあり、アスパラは元気一杯でよく採れる。
古株の畑のVV的な株と、新畑で今が旺盛な盛りの株、の食べ比べ。白にするのと同じ品種の緑の食べ比べ。…なども、あり。
今年の新作、ムースリーヌ(高橋さんの、うみゃい)でいただく串焼きは、スライスした皮を乾燥させ燻製したのに包んで加熱したような仕立て。パリパリの皮の苦味は、薬味のように多少一緒に食しても美味い。
石田めん羊牧場のミルクラムは、昨秋から牧草・母体の状態とも良く、乳の出・飲みよろしく、発育の良さが際立つ。…と言う。
高橋さん曰く、「良くも悪くも、今年は“美味過ぎ”ですね(^^;;)」。
実際、背肉や肩からは、アニョードレの、“ドレ”が取れた後の味わいを予感するような感じがあり、そういうことはありそう。その分、「ミルクラム“特有”ないたいけさ(!?)」が薄いとは言えるか。
出荷時期にもよるものだけど、石田さん曰く「今年はずっと全般にそういう傾向」であるらしく、「これはこれで“2014版”とお受け取り下さい」だそうです。
ま、美味過ぎる…くらいで、むちゃ、美味い(笑)。あと、セルヴェルが良かったなァ!