AQB59 レストランをめぐるグルメのめくるめくメルクマール (早口言葉)

aqishii.exblog.jp
ブログトップ
2017年 04月 21日

コラボ [ Salmon & Trout x 80/20 Collaboration Pop Up Dinner ]

e0254271_00453796.jpg
 [ Salmon & Trout x 80/20 Collaboration Pop Up Dinner ]
 *白ミル 雲丹ヴィネグレット ディルオイル エシャロット 茗荷 生コリアンダーシード
 *レモングラスタルト 根セロリ・鮒寿司飯のクリーム カフィアライム 干しガランガルの香る土台
 *牡蠣 タマリンド チリソース 干し海老
 *蛍烏賊・チェンマイスパイスのソテ 蛍烏賊汁のソース アスパラピュレと生アスパラ削り
 *鰹・米粉炙り 日タイ合作山椒紫蘇ココナツカレー 発酵トマト
 *筍と揚げ竹虫 自家製味噌 タイスパイス粉
 *浅利とブラックバスのタイ風味スープ仕立て カフィアライム
 *八王子産羊煮 新じゃが 玉葱 芽キャベツの揚げと生 トマト粉
 *甘酒 マンゴピュレ よもぎ汁 バナナ・ドリアンピュレ 花 ポン菓子
 *タイ風苺と揚げデザート チアシード カフィアライム砂糖
 +日本酒中心に、Lindemans + Mikkeller/14 Skurfberg/黒糖焼酎珈琲など

e0254271_00462049.jpg
 下北沢サモトラでコラボイベント。
 今回はバンコック「80/20」を招いてのポップアップだって。
 「80/20」は1年半前にオープンしたモダンでクールな店だそう。80/20の意味は、「80%がタイ食材・20%が輸入食材」とのことで、今っぽいというか現実的というかw。
 チーフシェフのJoeことNapol Jantraget(主な修業はフランス料理)と、Saki Hoshinoの両氏が来日。
 この日は午前9時築地から始まって大車輪で用意されたそうだ。

e0254271_00480071.jpg
 18時と20時半の2回興行。
 20:20ほどに覗きに行ったらまだしばしかかりそうだったので、近所をお散歩。
 夜桜。まだ桜が残っている。今年は長かったなあ。葉が出始めても、葉桜が綺麗に見える年だったとも言えそう。
 桜の遊歩道に照明をあてて、消防団が操法の訓練をしてる。
 何となくシモキタらしい下町タウン感が漂う。
 20時半を回ると店先に2回転目組が集まり出す。
 わやんわやんと入れ替わっていくのも、いい季節。

 タイ語のラベルの調味料。
 タイ語で80/20と書かれたキャップのシェフ、ジョーさん。
 ベンジャロン焼の猪口、日本酒で乾杯。

e0254271_00483644.jpg
 “へ~幹シェフ、バンコクでもオトモダチ作ってきたんやね♪”…くらいの素軽い心持ちでカウンターにつく。
 実際、ポップに楽しい時間は流れ始める。
 幹シェフ「バンコックで80/20に寄った時、出て来た皿を食べてみて『俺が作ったんか!?』というくらい共感共鳴したもので…」と挨拶。へぇ。
 その挨拶は、ナカナカのフックであった。
 サモトラ・イベントのドライブ感溢れる楽しさは予期してた通りかもしれないけど、いやあ、この日の料理の激ウマさは、心底ビックリ!…だったのである。

 メインコックピットにつくのはジョーシェフ、幹シェフ・星野シェフがサポート的に立ち回る。
 任せて安心サモトラコラボ(笑)…じゃないけど、いつもイイ感じで進行するんで、とくには、誰がどれの何やったの?…とか聞かないでいたりする。
 タイvs.日本…を軸として、タイの味・ハーブ・スパイス・発酵と日本食材…みたいなんがテーマとなる、そらそうだ。

e0254271_00491683.jpg
白ミル 雲丹ヴィネグレット ディルオイル エシャロット 茗荷 生コリアンダーシード
 のっけからクリーンなヒットが入る♪ 素晴らしい構成。
 キモとして働くのはタイからの生コリアンダーシード!
 料理的に見事なのは、甘味旨味を綺麗に引き出しながらまったくイヤゲのない雲丹ビネグレット。

レモングラスタルト 根セロリ・鮒寿司飯のクリーム カフィアライム 干しガランガルの香る土台
 鮒寿司・カフィア、気軽なひと口ながら、オマーら、やるナア♪
 ガランガルは「食べないでください(笑)」だが、密かに香る。

牡蠣 タマリンド チリソース 干し海老
 タマリンド・チリ…とタイの名刺を切りながら、で此処に干し海老…ってのが出来そうで出来ない感じ、干し海老の裏表をよく知っているジョーシェフならでは!…かな?
 取り合わせの名乗りはしつこそ?と思うのだが、いやいや食べれば品良くクール。
 飲物、あらミケレル版のリンデマンスってあるんでがんすね、ぴったし。

e0254271_00501869.jpg
蛍烏賊・チェンマイスパイスのソテ 蛍烏賊汁のソース アスパラピュレと生アスパラ削り
 何だっけ…名前忘れちったけど、チェンマイのスパイスの、控えた奥行きが美しい。
 この辺りから、“あらまトンデモナイ日に来ちゃったよ”感。
 えー、と、パ~っと目の前が開けて行くよう…である。
 これまでタイでいただいて、タイのイングレディエンツや伝統に感じていた可能性・ポテンシャルの高さに思う妄想…がいきなり具現化したよう…である。

鰹・米粉炙り 日タイ合作山椒紫蘇ココナツカレー 発酵トマト
 初鰹が世界にデビューして行く…見事。
 米粉が案外効きよる。
 味覚群のハーモニーにうっとり♪

e0254271_00510167.jpg
筍と揚げ竹虫 自家製味噌 タイスパイス粉
 わーい、ばんざ~い♪ \(☆〇☆)/
 ずっと竹に育つ竹蟲クンは、だいたいビルマ料理店でいただく、あのアレ。
 80/20製の味噌もよろしく、粋な冗談枠…を超えたシリアス性も持つゴキゲンなつまみ。

浅利とブラックバスのタイ風味スープ仕立て カフィアライム
 並ぶ器が可愛美しいタイ。
 何とも表現しがたいがタイを全身に感じるスープ。
 もう至る所随所に…なんだが、ライム類の使いこなしはホントに上手い。上にライムが乗りました…みたいな浮き具合じゃなくて、要所のツボをピタリと押さえる感じ。
 そして、タイにいると時に感じる“しつこさ”がなくて、何とも品格溢れる爽やかさ。
e0254271_01005362.jpg
e0254271_00541348.jpg
八王子産羊煮 新じゃが 玉葱 芽キャベツの揚げと生 トマト粉
 見事に主菜まで、失速することなく駆け抜けるジョーシェフ♪
 この皿も、**が上手く行ってて…って言い出すと、点呼を取っているようになってしまう登場人物たち。
e0254271_00550690.jpg
甘酒 マンゴピュレ よもぎ汁 バナナ・ドリアンピュレ 花 ポン菓子
 蓬vs.タイ♪
 蓬汁は幹シェフが凝ってるんだっけ?…コラボの精粋。

タイ風苺と揚げデザート チアシード カフィアライム砂糖
 バンコックのフィニッシュ感に包まれて、一晩を惜しむ♪

 で、みんなで盛り上がってピース♪…と夜は更けていったのでありましたが、やられたわ♪
 当家の野望スケジュールメモ欄で、バンコック順位がすげー上がってしまいますた!

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Mikkeller's Book of Beer [ Mikkel Borg Bjergso ]
価格:6220円(税込、送料無料) (2017/4/22時点)



[PR]

by aqishii | 2017-04-21 23:44 | 年代記(総合) | Comments(0)


<< バンコックの100ベスト・レストラン      Seven Samurai V... >>