AQB59 レストランをめぐるグルメのめくるめくメルクマール (早口言葉)

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2018年 01月 04日

リベンジは利便な旅路 (1)

 昨年の話をすると鬼はどうしたらよいかどうか…12月上旬の話。
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 2015年7月。
 比良山荘の予約を取っていた我々の前に立ちはだかったのは、台風による避難勧告であった(^^;)。
 ああ、京都まで来てたのに…。
 そのリベンジをせねばならん…と言い過ごしていたが、なかなか日程が合わん。あまり間が空くのも嫌だし、もう何でもいいから行こう!とにかく行こう!

 金曜日。適宜なバスが無い(^^;)。京都バスも江若バスも無い。そうだっけ(^^;)。
 そうなると選択肢は、行きはタクシー帰りバス、か、レンタカー。
 まあじゃあ、レンタカーで行ってみますか。
 ただ心配になるのは、12月の比良…雪。
 初めて比良山荘を訪れた年の12月上旬、比良で「目覚めたら銀世界」であった(^^;)。同宿のオジサンは乗ってきたノーマルタイヤのベンツを宿にとめて帰ったものだった(^^;)。
 …ま、ビビるけど、レンタカーオプションにスノータイヤがあるようで、大丈夫でせう…。

 京都。
 北山まで行ってレンタカー…は、ナイスな手だったかな。市中の渋滞は無関係。ホンダ・フィット。
 レンタカー営業所から近いので下鴨神社~糺の森を外からぐるっと巡って紅葉の具合をチェック…してから一路、鯖街道へ。
 修学院。山端平八茶屋の仲居さんたちが歩いてる。
 この辺りの道からの眺めでも、最終の紅葉が美しい山はある。
 大原~途中~花折峠。

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 眺めはお馴染み、鯖街道花折の本店相当となる「工房」に寄る。この冬は「イートインお休み」(長期間休むのは初めてらしい)だそう。旦那も女将もサバサバしてる…あり?(笑)
 吟撰の半分を切ってもらう。鯖味噌の赤味噌版ももらう。
 外へ出ると、雪が降り出した。うひょ、さすがは花折峠。…フィットのエンジンがかからず、焦る。ブレーキを踏みながらスイッチオンせにゃならんタイプなのだった。
 足回りはスタッドレスをお願いしてるので、いきなりいっぱい積もらなければOK。

 比良山荘もチラホラと雪。
 庭に竹塀が建っている。大改装の途中のようで、お庭は完全にリニューアルするみたい。植栽は春が来てからですと。庭の横に、2部屋ほどのお食事の新棟が建て増される…ようだ。
 女将さんに迎えられて前回のお詫び…をしなきゃいけないのは台風の野郎だが(笑)、まあどもども今回は来られまして、と間抜けに和む。3時半。まだ部屋の用意には早いので、テーブル席で、ドクダミ茶と胡桃羊羹(うまい)。
 実は今年も台風の被害は甚大だったそうで、蔵の屋根が飛んだり、停電があったり、など、したそうだ。

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 4時に入室、いつものことなんでトントンと段取りを進めてすぐ風呂。
 いつものことながら、ここの風呂は素晴らしい。下手な温泉じゃかなわない。やっぱり、俺らにとっての比良は、「水」。サラッサラだけど、独特の肌合いの粘度があるような。
 予約の時に了承しているが、この日は都合により17時の夕食開始(多分、その後に大勢さん客…とかかな)。ま、季節が季節だから、もう既にいい加減暗い。

 *八寸:子持鮎なれずし・川海老・鹿ロースト山椒風味・たてぼし貝の柚子皮青菜おひたし・本もろこ・松茸・青干しぜんまい寿司・ミズのたま梅酢・松葉に零余子と二色銀杏
 *向付:鯉・焼き霜鰻 山葵菜・青菜・茗荷・黄人参・紅化粧大根・高島万木(ゆるぎ)かぶ 山葵・菊 醤油・酢味噌
 *鯉白子ロワイヤル 香茸・山葵
 *月鍋:熊に芹・猪味噌仕立てクレソン 葱 白 緑、芹 葉 根、なめこ、塩蔵イグチ 栃餅・うどん
 *炙り熊
 *ごはん お新香
 *柿アイス柿ソース・山苺
 +一番搾り滋賀づくり
 +10 Vosne Romanee Aux Reas / A.F.Gros

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 2階の角部屋にて食事。作庭の基礎がよく見下ろせる(笑)。
 比良山荘の八寸。ああ、これがいただきたかった。何というか「別モノ」のスケール感。
 子持ち鮎熟鮓の具合に驚倒。恐ろしい子(笑)。旨さ、なんたるちあ!
 琵琶湖特産「たてぼし貝」…は立烏帽子貝。浅利みたいな蜆…みたいなw。
 名残りの松茸にもちょいビックリ。
 二色銀杏がそれぞれの道を行く。
 青干しゼンマイのお寿司、こーゆーのをいただきに、来る。

 向付は、鯉刺身と焼き霜鰻に根菜…を中心のひと鉢だが、一品の料理として完成しており、いただき進むにつれて恐ろしいほど。
 何せ美味しいのだが、美味が凛々しい。そしてクラっとくるほど玄妙でもある。

 鯉白子は香茸・山葵と、餡を張ったロワイヤルで。清澄、濃厚、食い応えを感じさせる量も重要。まあ、ハッキリしてるけど綺麗だね。

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 さて、熊と猪の鍋。…と炙り。
 熊は、アチコチから声はかかるが開けてみると具合はマチマチな年かなあ、とのこと。で、今日のは、いただいてみると、今まででも最高クラスかとオモタねー。シーズン初めのフレッシュなタイプ。ストレートに滅茶苦茶旨かったねー。ナメコもすんごい。勿論、主役たちを支える緑の効きは重要。芹の根っ子の魅惑。
 猪は味噌仕立て。
 イグチうまい栃餅うまいウドンうまいゴハンうまい、あっはっは♪
 A.F.Grosが合ってたな。

 甘味は、柿に山苺でやはり魅力的。
 やっぱ比良山荘、来ちゃうなあ。大きくて、清くて、そして全てにちょっぴりずつ…魔法♪


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by aqishii | 2018-01-04 16:09 | 美味しい日々 | Comments(0)


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