AQB59 レストランをめぐるグルメのめくるめくメルクマール (早口言葉)

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2018年 01月 10日

シャム創世記 (1)

 2017~2018 年越しはバンコク♪
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 年越しはバンコクへ。
 今回は、モダン/イノベイティブを中心にしばきます(笑)。
 …とか言ってて、年越しの気降具合も忘れてて「30度ってどないやったっけ?」とおそるおそるやって来たが、乾季おそるべし♪
 まあ、昼なんか暑くなくはないけど、「あ、暑い、たまらん」…ってほど暑過ぎはせず、過ごしやすいのであった。短パン半袖~薄手のズボン長袖、どちらでも。

 エアポートリンクでパヤタイ、BTSでAsok、宿はAsok駅のすぐそば(このロケーション、大当たり)。

 *Butter nut squash and croquettes
  Butter nut squash, Pumpkin crisp, Fruity gourd croquette, Salak sorbet, Edible flowers, Smoked sweet paprika
 *Duck liver rediscovered
  Liver pate, Reconstructed bacon, Brown bread sorbet, Roselle, Orange peal dust
 *Roulette
  Zucchini, Smoked eggplant, Charged makhani curry, Onion seed bread
 *Atlantic indulgence
  Salmon miqui, Three mangoes, 5 potatoes, Brussel sprouts, Roe, Capers, Burnt butter
 *Eggs as we see them
  Lanzan pannacotta, Black stone flower, Burnt butter
 *Black forest
  Chocolate mouse, Roselle, Cacao tuille, 18 carat gold
 +Hoegarden
 +15 Petit Verdot Bell Downie

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[AQ!]
 バンコク到着日であるが、さすがアジア内の移動はラクじゃ、意気軒昂に一軒目に乗り込む。
 若いピチピチの店がどっかんどっかん出来てるらしいバンコクなのだが、こちらHaomaは2017秋にスタートしたばかり。
 何故かサイトは「.dk」で、サステナブルでビオでエコな、もうそれは今なレストランをバンコクで開始したそうな。「アーバンファーム」を名乗って野菜・ハーブ類を自分でも作るし、契約農家から入れる。水も浄化しちゃうから。
 実は、予約サイトで1月2日の予約を入れておいたのだが、「ゴメン、1月1日2日は休む」と店からメールがあり、空けてあった到着日に振り替えた、のであった。

[へべ]
 Urban farm restaurantを標榜するサステナブル志向の新星登場…と、ちょっと話題の一軒を覗きに行ってみる。

[AQ!]
 場所はスクンビット奇数、Asokのウチのホテルから1.5kmくらい、とビミョーな位置。タクシー距離ではあるが、頓珍漢な運転手だとどっか行っちゃいそうなとこ。その割りに歩きならSukhumvit 31を延々とまっすぐ行けばいっか、みたいな場所。
 まあバンコクに来てみれば気候がラクだったのと、スクンビット31はほどほどに歩きやすい通りなんで、ブラブラと向かうことにする。
 「Geiko」とか「Gion」とか怪しい店の光を浴びながら31を10分ほど行くと、急に道が細くなる(クルマ不可)。100mほどの細道を抜けると、もうすぐそこに「↑Haoma」の看板がみつかる。奥まった位置だが、住宅ありレストランありホテルあり大学あり…と混じったエリア。隣もレストラン。

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 コンバンハ、と足を踏み入れると女性サービスが待ち受けていた。
「いらっしゃい、こちらが私達のアーバンファームです」
 と迎えられる、そう、店の前が庭になっており、そこには緑・緑・緑、様々な作物が植わっている。
 おお、やっちょりますな♪

 店内も、エコでリラックスした設え。ラクな居心地。
 ホーハルテンで到着に乾杯♪
 品書はアラカルト。
 「サラダ」「アペタイザー」「メイン」「デザート」の4コーナー。
 フツーに、2プラ+デセール…で頼んでみた。
 量の話をすれば、これで「ちょい軽め」くらい。到着日体調なんで、まあそれも良し…ということにした。
 普段の日のボクらだったら、各々「2プラ+デセール」にプラス、サラダを付けるか、肉を1皿取ってシェアするか、くらいかな。あるいは「3プラ+デセール」もアリ、か。
 品書上も、イングレディエンツを見るとやはり、野菜果実の種類が豊富だ。
 アミューズは無しで、いきなり始まる。

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Butter nut squash and croquettes
 如何にもこの店らしい、軽快な野菜のひと皿。楽しい♪
 Fruity gourd瓜のコロッケ。サラク(椰子)のソルベ。

Duck liver rediscovered
 なかなか美味しいフォアグラ。
 ところでコチラもローゼルは多用しているが、今どこでもよく使うよねえ、ローゼル。

 お口直しのペロペロ型ソルベ。

Roulette
 ズッキーニをpaveに整形して燻製茄子ピュレを巻き込んだ可愛らしい一品。makhaniカレーがソース。
 カレーソースは、Deepanker Khoslaシェフが出てきて、注いでくれた。まだ、客の様子を探るような雰囲気。
 「そんな変わったもんじゃない」一座であるのだが、コレは美味かった。とくに茄子♪

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Atlantic indulgence
 3種のマンゴはソースに。5種のジャガイモは丸抜きでボキューズ型の鱗に。イクラも乗ってるでよ。
 ここに芽キャベツ…が面白く、焦がしバターがきっちり旨し。

[へべ]
 趣味の良いカジュアルで居心地のよい店内でくつろいでいただく料理は、ピュアで繊細な味わいの無国籍モダン。バターナッツ、マンゴー、芽キャベツといった食材の持ち味が丁寧に生かされていて好感が持てる。
 料理の構成はある意味、驚くほどにタイの料理文化と関係が薄く、世界のどこで出逢ってもおかしくないコスモポリタンっぷり。さすがにタイでそれはちょっともったいないかも…と個人的には思わなくもない。
 頼んだ中では唯一、スパイスを少し効かせた仕立て(といってもタイと言うよりはインド寄りかな)になっていたのが茄子の一皿で、これがなかなか魅力的だっただけに。
 とはいえ、こういうのは旅人の勝手な繰り言で、地元の食べ手には「バンコクにこれまでなかったタイプ」として新鮮に映るのかも?

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[AQ!]
 ソースがカレーだったり…とかはあるのだが、コチラの料理は、ほぼ真っ当な西洋料理…な感じ。
 野菜や果実はタップリ使われているが、ハーブ・スパイスは限定的だ。へぇ…、この辺りの塩梅は、一軒一軒、来てみないと案外わからないものだ。
 居心地・食べ心地が、揃って軽快でラクで明るい。そしてサステナブル(笑)。当面、その辺りが魅力か。ボクらのような「到着日」には、もんのすごく、合ってる。

Eggs as we see them
Black forest
 この2皿が今の勝負デザートのようだったが、たしかに美味しかった。かな~り。
 そこそこ剽軽なタイトルが似合う。

 帰りがけ、Deepankerシェフ(オーナーシェフのようなポジションかな)に「イイぢゃん♪」と言うと、相好が崩れる。「在住?」と聞くから「東京から遊びに来たでよ」と答えると「ワオ!」と喜んでた。まだ開店2,3ヵ月だもんなあ(笑)。
 当然のように、若くて、やる気ミチミチ♪
 当たると思うよ。バンコクの西洋スタイルの店としては、そんなにボッてないし(笑)。

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 来たのが1.5kmならば帰りも1.5kmだった筈だが、帰りは、すぐ着く。さすが酔っ払い♪



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by aqishii | 2018-01-10 00:05 | 美味しい日々 | Comments(0)


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