AQB59 レストランをめぐるグルメのめくるめくメルクマール (早口言葉)

aqishii.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:美味しい日々( 361 )


2018年 01月 22日

シャム創世記 (6)

 2017~2018 年越しはバンコク♪
--------------------------------

 大晦日でしかも日曜日である。何が閉まっていても、しょうがない(^^;)。ま、夕食は確保してるし…。
 まずホテル近くの「ピークガイ」へ再訪。…するも、シャッターどん(^^;)。営業は1/3から、とのこと。
 Asok通りの「グラディップ」に回る。シャッターどん(^^;)。
 まあな(^^;)。何か調べるか…いやその前にもう一軒だけ、Asok周辺で行ってみよう。と、Khua Kling Pak Sodへ。
 随所に夜のバンコクの匂いが漂う界隈を進み、Khua Kling Pak SodのPrasarnmit店(市内3店舗ある)をみつける。
 コチラは、お、やってるぢゃん♪
 腰に伝票をさしたオトーサンに案内を乞う。
 このオトーサンがずっと面倒見てくれたのだが、テーブルウォッチが熱心で優秀なサービスマンなのであった。

e0254271_11385810.jpg
 *คั่วกลิ้ง + หมูสับ Khua Kling Moo Sab
 *สะตอผัดกุŒง Sataw Pad Kapi Goong
 *Black Jelly with Longan Juice
 *"Lod Chong" in Coconut Milk
 +Dirty Forty Born in Bangkok Crafted in Perth Amber Ale

[へべ]
 こちらはオーナーの一家がタイ南部のチュンポーン県出身で、南部の家庭料理を出すお店なのだという。チュンポーンってどこやねん? とググってみると、マレー半島を南下していく途中の細くなってちぎれそうな辺り(クラ地峡)のタイ湾側らしい。

 飲み物はもちろん、ビール!ビール!
 ええと種類は何があるのかな…と見回すと、クラフトビールの紹介らしき卓上POPが目に留まり、「これください」。出てきたのがDirty FortyのAmber Ale、バンコクのラボで開発、オーストラリアのパースで醸造しているというもの。ほど良くコクのある飲み口で、なかなかイケる。

Sataw Pad Kapi Goong
 Stink beans stir fried with prawns
 南部といえばぜひ食べたいのがサトー豆。ここはやはり代表格の海老炒めを、と頼んでみると、サトー豆どっさり入ってる!
 エビとの相性のよさは言うまでもないが、豆がみずみずしくて、カピ炒めの蝦醤が品良く旨い。うわー、これ、毎日食べてもいいかも…。

[AQ!]
 な、なんだコレ、う、ウマイ!
 サトー豆(プッタイ、臭豆、ネジレフサマメ)やカピの質が上々♪

e0254271_11394982.jpg
[へべ]
Khua Kling Moo Sab
 Stir – fried spicy Thai Southern - style dry Khua Kling curry with minced pork
 店名にもなっているクアクリンが、生野菜セットとごはんを従えて登場。
 メニュー上は「豚ひき肉の香草和え」という名乗りなのだが、こ、これは…。予想以上に汁気のないドライな仕上がりで、でんぶ調、いや、ごろごろっとした肉そぼろ的というべきか。北のイサーンは辛くて有名だが、南もやはり辛いと聞くので、おそるおそる食べてみると、バイマクルーのいい香り!
 辛さ自体はかなりあるが、全体としての調和したおいしさが際立っていて、ごはんや野菜で調整もできるので食べやすい。野菜セットの立派なインゲン豆を合いの手にぽりぽりかじっては、クアクリンを一口、ごはんも少々…と食べ進むうち、初めての味なのに、なんだか懐かしいような気分になる。
 白っぽい生姜のような野菜は、後でググるとカミン(白いウコン)らしい。タイの魅力である、生き生きと香るハーブと野菜(その境界はほとんどシームレス)の力強さ、鮮烈さに、幸せボルテージがぐぐっと上がる。

[AQ!]
 な、な、なんだコレ、う、う、ウマイ!!!
 屋号の一品だし頼みたいのは勿論だったが、激辛の料理という。オトーサンに聞くと「そうだ、辛い。ま、フィニッシュで多少の調節は効くよ」ということだったので、「レススパイシー(^^;)」と注文した。
 それにしてもウンマイ食べ物で、料理には「夢中で食べて、気がついたら無かった。どんな味だっけ?」…って間抜けなことがたま~にあるもんだが、コレ、そう(^^;)。

e0254271_11421193.jpg
[へべ]
Black Jelly with Longan Juice
"Lod Chong" in Coconut Milk
 苦味の活きた仙草ゼリーにロッチョンと、デザートも品がいい。
 ココナツミルクをかけたロッチョンは、粗めのかき氷を少々トッピングしてあり、緑色の太麺状。ぷるんとなめらかな食感が楽しく、パンダンリーフ(タイだとバイトゥーイ)の香りに東南アジア気分が盛り上がる。同じようなものはインドネシアやマレーにもあり、ベトナムでもチェーの具にするとか。

[AQ!]
 サイケなネオングリーンのパンダン色が、アジアの休日気分♪
 仙草ゼリーは典型的な出来だったが、かなり上質に感じた。

 うーん、お昼から、大コーフン♪
 コチラ、品書の料理は100種類を軽く超える。
「ねえオトーサン、明日は元日だけど、お店やってる?」
「もちのロンさ♪」
 来る来る、明日も来る!

e0254271_15561323.jpg
*****

 プロムポン駅から「Pacamara Coffee」。今日のバリスタは違う兄ちゃん。
 へべが「こないだ見ててイイ手だと思った」というエスプレッソ・オンザロックをまずいただく。
 おおこれはバンコクじゃ! ほっとひと息。
 その後ドリップで、Honduras El Durazno washed Lempira。

 プロムポン駅、Emporiumの空中通路の仮設ステージ前にビッシリと腐女子(^^;)風が陣取っている。大晦日番組かなんか?で、アイドル系が来る?とかあるのかな。
 絶賛ヒマヒマ中の我々は、BACC(Bangkok Art and Culture Centre)へ向かってみる。

 ナショナルスタジアム駅。駅前空中通路はサンタ帽のミュージシャン。「唄+アコギ+ドラムパッド(Roland)」の編成だが、この編成、滞在中にもう一回見た。流行ってるのかな? まあわりと歌モノには合理的なシステムかな。
 BACCまで行かずとも、東急前広場がアート状態♪
 「MBK Center Merry X'Mas & Happy New Year 2018 "The Amazing Carnival"」で、アーティストは「MAMABLUES」。時にちょっと、諸星先生っぽいのがイイね♪

 空中通路からBACC入口を見下ろすと、シーンとしている。…半ば予期していたが、大晦日・元日は休み。1/2から開けるようなので、2日は見られるね。
 …と言う訳で、東急でお買物。タイのスパイスセット・日持ち食材・レトルト・お菓子などなど。



LoDoc

AQ! / Lo.doc 【CD】 【送料無料】
価格:2,500円(税込、送料込)


[PR]

by aqishii | 2018-01-22 11:44 | 美味しい日々 | Comments(0)
2018年 01月 18日

シャム創世記 (5)

 2017~2018 年越しはバンコク♪
--------------------------------

e0254271_12174368.jpg
 まあ行ってみるか。行かないのも気になるしな。
 …と、人間とは困った、か弱いモノ、である(^^;)。
 モダンドイツ料理Suhring、最近のアジア内ランキング・クライマー、多分に色々と透けて見えるのではあるが「話題の一軒」である。2016年開業。
 だけど予約の方は低難度かな、すんなり取れる。

 さて、場所が、思いっ切りチンプンカンプンである。
 ま、所詮コチラはバンコク初心旅行者だからさあ…ではあるのだが、これまで行った市内の店では断トツに「見当つかん」位置である。
 「駅」からは遥か遠い。知ってる場所の中ではクロントーイ市場なんかの方面だけど、それ、参考にならん。「目印」類にも乏しい感じ。住宅地?なんかなあ。
 まあタクシーだろうなあ。タイ語の住所とか、地図とかのプリントアウトを用意した。

 ホテルのオネーサンにタクシーを頼む。
「何処行くの?」
「コレ」
 と見せると、オネーサン、目の前のPCを叩いてフフンと頷くと電話をかけ始めた。
 やって来たタクシーの運転手氏には行き先が伝わっていた。
 やるなあ、オネーサン。上の下というか中の上くらいのホテルだけど、やるもんだ。

e0254271_12181061.jpg
 スススイとタクシーは、上級とも下級ともつかない街並を走る。
 ごちゃっとした区画に入り路地を曲がる、、、が、「?」という顔付きでUターン。道を戻ってその辺のヒトに聞いて、またさっきの路地に入った。
 あと少しだけ進めば正着だったのね(笑)。ともかく無事、着いた。
 やっぱ、わかりにくいんだ。この行程、20分くらいかけて着いたのだが、帰りに店が呼んだタクシーでAsokに帰るのは5分くらいで行けた。時間帯や渋滞の差もあろうが、土地の知識がいる場所なんだべ。

 まあタイは人件費が安いのだが、駐車場キーパー・ドアマンみたいな人がうじゃうじゃ待ち受けている。
 こちらへどうぞと案内されるコロニアル別荘風の洒落た作り、ライティングされたお庭の緑、素敵ステキ素敵! 「これだけで今日来た甲斐がありました」という言葉があるが、言葉通りとなった(笑)。

 まあそういう訳で「色んな困難」を見込んで早く出発したところが、所要時間的には「スンナリ」着いてしまったので、予約時間の1時間前である。今晩はキッチンテーブルだしどうかなあ…と思ったのだが、ザザザと帳面を繰ったあとインカムで連絡したオネーサン、「もう大丈夫デスヨ、どぞどぞ」
 この店は、ダイニング・ガーデン・キッチン・リビングの4種に席を分けて予約を取っている。
 キッチンテーブルは、店の奥へ進んで(どういう作りなのか)半地下っぽく下がったところにある。かぶりつきのカウンターにつく。

e0254271_12184084.jpg
 炎が上がり、大勢の厨房スタッフが高麗鼠のように回転している。眼福♪
 …後で思えば、ちょうど「1回転目の客の料理ピークタイム」くらいだったんだろう。
 薪火はエチェバリ型昇降台だ…というのをはじめ、「流行り」の機材が揃っている。
 そしてこの店のメルクマール、「禿の双子シェフ」もお揃いだ。Thomas and Mathias Sühring。コックコートは一人が白/一人が黒…スタッフが見分けつきやすいように?(笑)

 コースはおまかせとそのショートトラック、ペアリング。
 で、「ドイツから取寄せたキャビア食わへん?」「アルバ産白トリュフ削らん?」「通常**バーツで出してるグランヴァンも入ってるプレミアペアリングもあるんやけど?」…とオプションの山、あーハイハイけっこーれす。

 アミューズ船団が5隻ほど。
 アイスバインや鰊のマリネなどが、こちら「ドイツ・モダン料理やど!」と訴えてくる。なかなかよく出来てまずまず美味しい。
 ただドイツ料理って、大雑把なんがドカンと出てこそドイツ…ってとこがあって、チンマリだとフランス料理だかなんだかわからん…ってこともありまんな(^^;)。
 その辺も含めてドイツ、というか。スペイン・イタリアのミシュラン星付店はスペイン料理・イタリア料理だけど、ドイツ・英国のミシュラン星付店はフランス料理、という欧州色分け区分的な、ね~。

e0254271_12200086.jpg
 鹿児島産和牛のタルタルとローストビーフ…あーハイハイ…に、「せめて一匙、ドイツ産キャビアを乗せないかね?」と押してきた。ま、挨拶か…といただく。ま、キャビア一緒設計らしく、キャビア無しより多少は美味しい。
 かんけーないけど、此処にアルバ産をかけたら、日独伊三国同盟やね♪

 次に「パンの段」があるのは、北ヨーロッパらしい。ハム(ドイツなのになあ…的残念さ)やパテなどがお供。パンは、エチェバリスタンドで多少炙られてから切られるのだが、これは美味。

 鱈のクリームスープに、クルトン・香草ミックスをかけていただく。(不評)
 玉子と青菜。…これは白トリュフ様の「台」としての設計みたいで、我々のような白トリュフお断り組(結構いるのだが)はなんで食べてんだかようわからん代物。(不評)

 肉のナイフはNesmukの物で、柄のデザインをチョイス。

 ハンガリー産鴨は藁包み焼を見せに来る。まあ見せにくるのはディスプレイ用で持ち回りみたいだが。藁包み焼のわりに、休ませ方の問題か、肉はシンネリしてマァマァくらい。腿の餃子スープや、ガルニはけっこう旨い。

e0254271_12203533.jpg
 デザートは美味しい♪
 エッグノック関係とか、「秘伝のSühring家手帖」みたいのを見せてくれる。
 えーと、デザートとパンはなかなか「!」だ。双子の分業はよくわからないのだが、もし「料理人/パティシエ」の分かれ方をしてるとすると、パティシエの方(そうなら多分「白」の方)は才能あるような気がする。

 全体を見れば、とくにミス・落ち度はなく、まずまず美味しい。よくやっている。
 とくに「最近の世界の、モダンでイノベイティブでトレンディなファインダイニング」はよく研究しているようで、あれもやってます・これもやってます…って感じ。(ワインのチョイスも含め)
 おそらくまだまだ、コスモポリタニズムな町ながら、都市規模に対して西洋料理のバリエーションに乏しいだろうバンコクでオオウケするのはよくわかった。
 値段は馬鹿高く、更にオプションで倍増も出来るのだが、これも、おそらくは「金の使いどころに困っている」富裕層が急増しているバンコクにはぴったしカンカンだろう。
 まあ、結構なことだ。
 …と、感想が多少所在無げになってしまうのは、正直には、コレといったドカンとくる美味しさやオリジナリティは無かったから…ってことにはなるのかなあ、ソレがあると態度がジャガーチェンジするからなあ、ウチ。ヽ(^~^;)ノ モンペリエを思うと、禿の双子との巡り合せが悪いんやろか(^^;)。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【限定販売】特選骨付きハム 産直300
価格:32400円(税込、送料無料) (2018/1/19時点)


septieme

AQ! / septieme 【CD】 【送料無料】
価格:2,000円(税込、送料込)


[PR]

by aqishii | 2018-01-18 12:16 | 美味しい日々 | Comments(0)
2018年 01月 17日

シャム創世記 (4)

 2017~2018 年越しはバンコク♪
--------------------------------

e0254271_14145228.jpg
 昼はヒマなのである(^^;)。

 12月は、ミシュランのバンコク版初年度が発表になった。
 17軒の星付き店の中に、1軒、ローカル食堂っぽい店があって話題となった。「Raan Jay Fai」である。
 Jay Faiは「ホクロおばさん」の意で、ホントに70歳代のホクロのあるオバーチャンが、炎を前にゴーグルをかけて(!)鍋を振っているらしい。
 んんん、如何にも…って感じでもあるのだが、まあヒマに打ち勝つ程度の興味は湧く(^^;)。

 それで、そのジェイファイの様子でも見に行くべか、と。
 場所なのだが、地図で見る限りでは、ワット・サケットのすぐ近くのようだ。とりあえずワット・サケットに辿り着けばよい、として。
 開店時間は15時だと思っていたのだが、googleが「14時だ」と言っている。

 ホテル近くのスクンビット駅からMTR、終点のファランポン駅を目指す。けっこう、乗る。
 国鉄駅側に上がると、いきなり迫力のトゥクトゥク溜まり。圧倒されてよろけて隣を見ると、タクシーも溜まっている。王宮エリア観光の足掛かり拠点なのね、
 ピンクのタクシーで「ワット・サケット」。さすがにそれくらい、発音がどーの関係なくわかるだろ、と思っていたのだが、「んが?」ってな顔してる。何回か言って、Go。彼的には「ゴールデンマウント」と言ってほしかったらすぃー。

e0254271_14165902.jpg
 さすがの人出、山からガランゴランと鐘の音が降りそそぐ。
 「おお、かふいふものですか」と有り難く拝みつつも、「まずはジェイファイを見てきましょうかねえ」。
 えーとえーと、と、地図見たりスマホ見たりするが、わかってしまうと、ホントに近い。小川を挟んで向かい、くらいの位置関係、徒歩4分。
 通りのずっと向こうに妙にノッポな門が見える。(後日検索:門でなくブランコらしい(!)。ワット・スタットの「サオ・チン・チャー(ジャイアント・スイング)」)

 えーとえーと、此処だよな…と着いた店舗を見た第一印象は、「なんだ、火事にでもあったの?」
 …イヤイヤイヤとすぐに思い直したが、軒先の厨房器具周りが、大変な勢いで黒く焼け焦げているのである。そう、コチラの売りは超強火力らしいのだが、その結果は店先の眺めを「火事跡」にしているのである。

 13時過ぎ。
 冷静に眺めるとオネーサンが、店内清掃やらの開店準備に取り掛かっている。ふーんやっぱ、14時からかなあ。と、横手を見ると、多分オレらと似たような行動パターンのカップルが、別のオネーサンを捕まえていた。何やら、台帳のようなものも見える。
 おっとこれは…とオレらも寄って行くと、案の定、「予約の名前と電話番号を書いてってね」システムであった。
 いやあ、ラッキー! …って、まぢで大ラッキーなのであった。と言うのは、後にわかったのだが、この時に名前を書いていなければ、ワシらこちらでは、食べられなかった…のでござる。
 予約台帳を引っ張りださせてくれてたカップル、多分、エジソン君と言う名前の中国人んだが…に、感謝(笑)。

e0254271_14173432.jpg
 さて、では、小一時間のワット・サケット観光とする。
 黄金山の登山料は20バーツと安いので、まあいいだけ登るか…と入山してみる。
 下から見るとそれなりに高い、…し、上からは絶景なのだけど、階段の刻みがラクなこともあってか、登山自体は大した苦行ではない。てっぺんまで行けてしまった。30分もあれば十分である。  鐘や銅鑼は鳴らし放題♪
 頂上のお寺、本気で拝むヒトはもろに本気で拝んでいる…のがタイ(^^;)。

 ジェイファイに戻る。
 小川を渡る橋のたもとに、1m以上もある大蜥蜴が3匹、日向ぼっこをしている。南洋だなあ…。
 猫がいる、鯉がいる、栗鼠が電線を渡る。王宮エリアは動物ランド♪

 *Kai-jeaw poo
  Crab meat omelet (Must-try!)
 *Guay-tiew kua Talay
  Stir-fried rice noodle with egg and Seafood, served with fresh lettuce

 店内は着々と準備が進行している。
 店頭は…、ワサワサしている(^^;)。ワサワサ。
 (後から考えると、になるが)予約のある人、無い人、様子見/様子自体がわからない人、人山を見て何だ何だの人…。またそれぞれが、勝手な待ち方をしてるんで、まさに、ワサワサ。
 ただ一つ言えることは、2種類の紙が数箇所に貼られている。
「FULL HOUSE」「JAY FAI RESERVATION T.092-724-9633」
 そして以後ずっと、「えーと…?」と聞きにくるファランは、オネーサンにこの紙を指さされることとなる(^^;)。

e0254271_14190045.jpg
 ザワッ…
 ん?…と皆の見る店の奥に目をやると、スキー帽のオバチャンが…。ジェイファイ登場である♪
 ノシノシ…たしかに帽子にはゴーグルが…なかなかに華がある、というか、スターシェフぢゃん。イエイっ。
 ジェイファイさん、スープの塩梅を見たり、材料を調える手下に指示したり、鍋の具合を見たり、そしてゴーグルをかけると火の手入れに取り掛かる。
 背後には巨大扇風機(コミがこまめに、ジェイファイが来るとON、去るとOFFする)(笑)。

 店内の客の着席が始まる。
 エルメス親父(何か知らんが「HERMES」と書かれたTシャツの大入道。以後「エルメス」と呼んでいた。店のスタッフ達とも親しく、常連ファランっぽい)一行が8人、エジソンのカップル、でワシらは3組目だった。店内はもう2組くらい入れたかな。

 品書は結構な数がある。…が、Kai-jeaw poo(名物の蟹オムレツ…爆発揚げスタイル)はみな頼むw。
 明日が定休でそのあと正月休みだろう、そのせいでか、欠品も幾つかあった。
 標準的っぽい注文とシンハービール。
 …ビールも、小一時間くらい待たないと出てこない(^^;)。のだが、サービスの計算はそれで合っている、とも言える。料理が出るまで更に30分近くかかるから(^^;)。

e0254271_14200186.jpg
 店頭のワサワサは絶えない。次から次へ飛び込み客が来ては「FULL HOUSE」を示される。
「じゃ明日は?」「休みだよ」
 この後の予約が取れてる待ち客も、ボーっと店頭から所在無げに覗きこんでいる。
 …ところへ来たのは、飛び込み取材っぽいテレビクルー。なんかワチャワチャあって、取材開始。
 料理の出はゆっくりなのだが、フロアのオネーサンたちは忙しいったらありゃしない。

 ビールをゆっくり飲んでるうちに入店1時間経過。まだまだ。
 見ていると、料理の出は実にシーケンシャルというかボトルネッキーというか、要するにジェイファイが一人で作っているのだ。一組目の料理を全て作ってから二組目にとりかかるらしい。
 いやあかかりますな。
 この1時間の時点で、まだ一組目をやってるのを見た外待ち客(予約はアリ)の1カップルは、「俺らの料理が出るのは何時頃だべ?」とオネーサンに聞きに来て、諦め顔で帰っちゃった(^^;)。
 まあ本日一組目のエルメス一行は、8人全員がKai-jeaw poo頼む…など大注文、とイレギュラーっぽいので、「いつもこう」なのかはわからんけど。
 エルメスは勝手に厨房脇に行って香草など取ってくる。慣れてるね~。

 まあ色んなことが起きるし後ろの予定も無いので、1時間超待ちも苦ではない。…ってとこで、ワシらの料理が到着。
 ゴロリとしたぶっとい円柱型のKai-jeaw pooには良質な蟹がギッシリ。
 Guay-tiew kua Talayの炒まり具合もよろし。
 美味♪

e0254271_14203481.jpg
 ところでKai-jeaw pooは時価で「800-1000バーツ」の表示。入荷によるのか重さか…。「今日は1000バーツだけどよろし?」とさっき言われた。3500円。Guay-tiew kua Talayが500バーツかな。
 …と、そこそこのレストランクラスのお値段である。(隣の屋台っぽいローカル食堂の10倍くらい) そこそこのレストランで良心的なとこに当たった時くらいの食材である。そして料理も、そこそこのレストランで今日はまあ当たりだったなという時くらい…って感じではある。「ローカル食堂」として見ると異例だが、「レストラン」としてみると「そこそこ、フツー」と言えなくもない。
 しかしでも、こちら「Jay Fai」の料理には、ゴーグル・スキー帽・70代のオバチャンシェフ・ホクロ・目の前の炎・本日の席にあずかれないファランの羨望の眼差し・焼け跡と化した鍋釜・喧騒・テレビクルーと芸能人くさいレポーター…、、、といった絶妙の『スパイス』がまぶされていることで、一種、他に無い魅力を放っている…とは(まぢ)言えるだろう。

(ところで後からネットを見ると、12月中は「数日先まで予約で一杯」なんてことも多々あったようだ。当日1時間前記帳で席を取れたのは幸運だったのかもしれない。そして、2枚の貼紙から考えると、これからはますます「事前予約」が中心の店になるんだろう。「Jay Fai、星を返上か?」なんて記事もあったが、まあ部分的にはそういう気分になるような面も、ありはするだろうね)


LoDoc

AQ! / Lo.doc 【CD】 【送料無料】
価格:2,500円(税込、送料込)


[PR]

by aqishii | 2018-01-17 14:13 | 美味しい日々 | Comments(0)
2018年 01月 16日

シャム創世記 (3)

 2017~2018 年越しはバンコク♪
--------------------------------

e0254271_11385702.jpg
 夕食は「80/20」である。この旅の主目的の一つ、である。
 ことの始まりは、2017年4月の日記を紐解けば、
---------------------------------
 下北沢サモトラでコラボイベント。
 今回はバンコク「80/20」を招いてのポップアップだって。
 「80/20」は1年半前にオープンしたモダンでクールな店だそう。80/20の意味は、「80%がタイ食材・20%が輸入食材」とのことで、今っぽいというか現実的というかw。
 チーフシェフのJoeことNapol Jantraget(主な修業はフランス料理)と、Saki Hoshinoの両氏が来日。
 ~中略~
 当家の野望スケジュールメモ欄で、バンコク順位がすげー上がってしまいますた!
---------------------------------
 ということになる。
 そして、やって参りました♪

 「80/20」はジャルンクルン通りに面しているようだ。…ということは、BTSサパンタクシン駅から歩いて行けば、いつかは着くw(1kmくらいある…雨季だったら考えものだ)。(そして、80/20に電車で行くだけ…だったらメトロのファランポーン駅の方が近い。500m。こっちも道は簡単な筈)
 ジャルンクルンは歩いてそこそこ楽しい通りで、前回に気に入った服のブティックなどもあったので、小一時間ほど余裕ある時刻にスタート。
 サパンタクシン駅前は、いつもそうだがスゴイ人波、とくにロビンソンデパートまではゆっくりしか進めない。露店が楽しい。冷やかしてツマミ食い…するわけにはいかんが。
 …けど、駅前を抜けて進むと、割りと静かだ。かなり多くのお店が閉まっている。
 12月29日金曜19時。…ああもう「1年間のご愛顧ありがとごぜました」モードに入ってるかあ…。お目当てのブティックもみつからない(^^;)(シャッターが降りてんのかな?)

 逆に時間が余ったので、コンビニの棚を仔細に観察…など。(案外楽しい、店によって取り揃えがかなり違う)
 更に歩いてると面白い建物をみつけた。バンコク中央郵便局。
 ウキャキャ変なの~♪…と散策。タイ人には「何処が面白いんダヨ?」と言われそうだが(^^;)。正面に創設者だかの像が立っている…というか座っているのだが、お供えが、ストローをさした真っ赤な清涼飲料2本(ファンタかなあ?)…という辺りが、かなり、ツボ♪
(ところで日本のgoogle mapは此処のことを「バンコク中央中便局」だ…と言い張っている。相変わらず信用できねー奴だ(笑))

e0254271_11402085.jpg
 そうこうするうちに「80/20」に辿りつく。
 カッコいいエントランス、通りからわりと覗きこめる。
 Joeシェフ・Sakiシェフ、こんばんは、ちゃんと来ましたがな~!

 *THAI WAGYU BAVETTE
 *NORTHERN BUFFALO TARTARE
 *NOT A CRAYFISH CURRY, NOT A CRAYFISH SALAD
 *"FUK" TONG
 *"NAEM" AND CLAMS
 *OUR NEIGHBOURS GOAT
 *SMOKY DUCK BREAST
 *THAI CITRUS
 *SWEET N' SALTY
 +Island Hopper Craft Lager
 +11 The Orient Syrah

[へべ]
 店の造りは黒い鉄の格子が力強く印象的で、元は倉庫か何かだったという大きな空間をいい感じに引き締めている。
 照明は暗め。どのくらい暗いかというと、黒っぽいのは皿の模様かと思って食べ進んだら実は料理の下に敷かれたソースだった…という程度には(笑)。
 店の奥に見えるのはシェフたちが忙しく立ち働くキッチン(気分が盛り上がる)とカクテルのカウンター(オリジナルのカクテルも楽しそうなので次回はちょっと試してみたいかも)、ガラス張りのストック&仕込み部屋では夜の浅い時間帯は肉が次々と豪快にさばかれ、夜が深まるとサキさんがデザートの準備をする姿が見える。

e0254271_11411997.jpg
[AQ!]
 壁に目をやれば、絵画やらの額装がかかり、メニューの端っこに「All Arts are for SELL」と書かれている。
 品書の基本はアラカルト。「お2人ですと4~6皿くらい頼んでいただいて、後で足しても結構ですし…」と柔軟なスタイルのよう。

NORTHERN BUFFALO TARTARE
 Fermented Bean Vinaigrette, Smoked Banana Chili, Buffalo Crackling
 北部の水牛タルタル。
 へぇイサーン料理ですか?…みたいな食べ心地なのだが、美味いのなんの♪ 発酵豆酢(?)やバナナペッパーの薫香が効いているのか、風味のよろしいこと。皮のパリパリ添え。
 「この皿は辛いですヨ」の御注意通り、かなりホット。…と言っても「バンコクでタイ料理」と思えば十分に想定内。

e0254271_11420193.jpg
THAI WAGYU BAVETTE
 Cast Iron Roasted Bavette, Cauliflower and Rose Apple Puree, Shaved Rose Apple and Cauliflower, Water Chestnuts, Spiced Beef Jus, Zer-Lu-Za
 これは注文ではなくて、Joeシェフが持ってきてくれたご挨拶。なので、↑の説明通りか?…はわからない。
 食べて「(もんのすごく旨い)ヤムヌアだ~」って感じ。ハーブ使いの整理が素晴らしい。

 ところで後ググリだけど「タイ和牛」は、ひょんなことでもたらされた日本和牛・豪州和牛のスペルマを用いたホルスタインやシャロレ・ブラーマンとのブリーディングによるものらしい。現状では、多少、脂肪が入りテンダーにはなったがAホニャラは無理…のBクラス相当で日本和牛の1/10くらいの価格らしい。…つまり、(ま、ギョーカイとしては目指せA5,A3なんだろうけど)客にとってはまだ日本和牛みたいにブニョブニョになっていない、食べ頃の牛…かもしんない。とても良かった。

e0254271_11424362.jpg
 初っ端から、選んだ赤ワイン「The Orient Syrah」GranMonteも大活躍。
 タイ産のシラーだが、食事のお供にバッチシ。
 このワインは北部Asoke Valley産。バンコクのAsokに泊まってるワシらとしては縁があったようだw。

NOT A CRAYFISH CURRY, NOT A CRAYFISH SALAD
 Curried Crayfish, Coconut and Ocean Custard, Lemongrass Tomatoes, Sweet and Sour Thai Herbs
 カレーで無くサラダで無い…どっちでも無きゃ何なんだw…のカレーサラダ、、、違うか(笑)。
 “カラフルで可愛いのかな”と思ったのだが、後で写真を見たらちゃんと、カラフルで可愛かった(笑)。
 食べ口も、チャーミングで軽快…だが、芯も通ってる。タイはCrayfishをよく使うね。

e0254271_11442646.jpg
"FUK" TONG
 Charred Pumpkin in Soy Glaze, Charred Young Pumpkin, Dehydrrated Cha-om, Whey Vinaigrette, Cha-om Oil
 “複雑そうだな”と思ったのだが、後で写真を見たら、かなり凝っていたw。老眼をタイムマシンに乗せるような照明だ(^^;)。
 まあ目はシパシパだが、味覚はすんごい焦点のあった美味しさ。ウマイなあ。野菜だけの皿は品数をごく絞っている…俺らはもっとあってもいいんだけど(笑)。
 チャーオムが重要な働き…チャーオムって渋谷のパッポンキッチンなんかで玉子焼きで食えるあのアカシアの葉、ね。
 Fuk Tong…がタイ語でかぼちゃらしい。"FUK"のカッコはどーゆー意味か、聞けばよかったな(^^;)。
e0254271_11453737.jpg
e0254271_11463297.jpg
"NAEM" AND CLAMS
 Grilled Sour Pork Sausage, Clams, Herb and Clam Broth, Frozen Fruit, Peanuts
 「ネームも面白いですよ」と聞いて飛びつかない訳がない♪
 キッチリと構築されて“ネーム料理”って感じになってて、やはり、ウンマイ。
 ブロス浸し仕立て…みたいになってるのは賢い、かなあ。そして此処んちの香草は機能的だ。

OUR NEIGHBOURS GOAT
 Pan Seared Goat Loin, Puk-Ped Mustard Puree, Fingeroot Glazed Carrot, Eggplant & Southern Spice, Fermented Coconut Cream, Green Peppercorn
 う、うま、ウマ~! や、やぎ、ヤギ~!
 何でNEIGHBOURSか、聞き忘れちゃったよ(^^;)。
 この山羊肉、性質と部位の兼ね合わせか、ナイフ・フォークに対して撓ってくねるしたたかさ…なかなか切り分けにくいのであるのに、食べると、滑らかなしなやかさ…さっきまでの頑強さは何処へやら、柔らかいと言ってもいいくらいの食感。ちょと不思議。
 そして味と香りのノリの良さったら。記憶にある最高ランク♪
 ガルニの人参/茄子がまた、バッチリにも程がある。

e0254271_11471962.jpg
SMOKY DUCK BREAST
 Tea-Smoked Aged Duck Breast, Local Alliums, Spicy Jack Fruit Puree, Confit Young Jack Fruit
 おっと頼んでないけど更に来たゾ!…と嬉し泣き(^^;)。ゴチになります。
 この期に及んで胃袋がバイタル化する肉の饗宴。鴨に仕えるのはジャックフルーツ♪
 今日の流れの中では、フュージョン性というかインタナショナル性の強い着地かな。
 「鴨に葱」と申しましてな…と言って、日本のフレンチはよくこの合わせ方をするのだけど、案外“合ってないぜよ”ということも少なくない。…のだけど、今日のは、抜群だ、お互いに照り映える。
e0254271_11480956.jpg
e0254271_11483043.jpg
THAI CITRUS
 Roast Mandarin Sorbet, Coconut Chili Meringue, Lemongrass Yoghurt Mousse, Candied Kaffir-Lime Skin, Kumquat and Orange, Rosella Gel, Calamansi Jelly, Frozen Pomelo
 “美しそうだな”と思ったのだが、後で写真を見たら、ホントに綺麗だw。
 その名の通り、口の中が、タイの柑橘祭り状態になる。実に美味で、でも祭りの乱痴気騒ぎになるかというとそうでもなくて、ピュアにまとまっている。

SWEET N' SALTY
 Fish Sauce Caramel, Candied Cashew Nuts and Shallots, Kaffir Lime "Leaf", Rosella Long Pepper Granita, Fresh Lemongrass
 凝っててエキゾチック、なんだけどピュアなテイスト。というのはコチラも同様か。
 …なんて嘯くより先に、現場ではオイシイな~となくなってしまう。料理も甘味もストレートに旨い、80/20。

e0254271_11491159.jpg
[へべ]
 80/20という店のコンセプトや、サモトラでのイベント時に触れた彼らの料理からは割とモダンイノベーティブのイメージを抱いてたわけですが、行って食べてみるとこれが…ややや!と、AQと目を見合わせる。「これは…思った以上に、タイ料理だ!」
 もちろん現代でありイノベーティブであり、伝統ルセットそのままの皿などひとつもないのだけれど、何なんだろう、これは。炭火の勢いのある屋台の焼鳥、初めて食べたラープで感激した、弾けるようなハーブの香りと煎り米粉の香ばしさと吹き抜ける辛さ、ぎゅっと搾ったマナオのみずみずしい酸、発酵肉の豊かな味わい、ハーブと酸と甘さと辛さが丁々発止と切り結んで生み出す、力強いハーモニー…タイ料理で出会って、こういうのっていいなと自分が思ったことのある味が、香りが、ジョーさんたちの料理にはぎゅっと詰まって、生き生きと輝いている。ヤムヌア風に仕立てたタイ和牛の一皿が、また食べたくなる。
 
 辛さ的には、ものによっては結構辛い。でもきっと、それぞれに必要な辛さなんだろう。
 サモトラでのイベントのときに「今回の料理は自分の店で出すものよりかなり辛さは控えているけれど、それでもいくつか少し辛いものはあります。それはその料理を成り立たせるのに必要な辛さだから」的な説明を、ジョーさんがしていたように思う。そんなことを思い出す。

e0254271_11494081.jpg
[AQ!]
 トイレに行く途中の通路に自転車が置かれている。
 …シモキタの、料理も上手な自転車屋さんのことを思い出す♪

 そうそう、食べた第一印象が「タイ料理、すごい!」なんだよねー。追って考えると、かなりイノベーティブなんだけど。ワシらにとっては、タイのテイスト。
 サキさんから「日本のお客さんによく“辛い”と言われる」とは聞いた。びみょーなとこだけど、モダンイノベイティブだと思って来ると辛いのかなあ。タイ料理と思えば、上限でも「まあフツー」くらいだと思うが。「nahm」とかみたいでは、ない。

 で、どの料理も、痺れるような剛直なウマさ、強い美味しさを訴えてくる。だけど実に繊細でもある。
 タイ料理の特性でもあるが、複雑で重層的で華やかな魅力に富む。だけどクリアで、無駄な余白が綺麗に薙ぎ払われている。
 Joeシェフ・Sakiシェフはじめ80/20チーム、才能に溢れてるなあ、、、というか、少なくともボクらにとっては、ものすんごく相性がイイと思う。

 ええとそんな訳で、ですね、滞在中に出来たらもう1回来ようと思いましたんですがね、正月1日2日は休む…とのことでかないませんですた。
 残念…だけど、色々ご好意あって、今回のメニューはかなり制覇できたしな♪
 品書は、2,3ヵ月もするとガラっと変わる…そうだ、また来たいなあ。



LoDoc

AQ! / Lo.doc 【CD】 【送料無料】
価格:2,500円(税込、送料込)


[PR]

by aqishii | 2018-01-16 11:36 | 美味しい日々 | Comments(0)
2018年 01月 11日

シャム創世記 (2)

 2017~2018 年越しはバンコク♪
--------------------------------

e0254271_10275530.jpg
[AQ!]
 Asok、目覚めればピーカン♪

[へべ]
 アソークの宿。
 掃除チームはのんびりしてるけど、部屋は広いし便利な立地。BTSスカイトレインもMTRメトロも7-11コンビニも近く、高架レベルとの上下移動にはExchange Towerが使える。
 クイティアオ屋もKKPSもタイパンツ屋も徒歩圏内、冷静で使いやすいマッサージ屋(Urban Retreat)もある。
 フロントのショートボブのお姉さん、働き者だったなぁ…。

 *クイッティアオ ピークガイ ナムサイ センレック
 *センヤイ イェンタフォー

[AQ!]
 ホテルの近く、BTSのAsok駅から300mほどのところの手羽先クイッティアオ屋が、評判いいらしい。
 行ってみる。
 路地をちょこっと入る。看板は目立たない。「ピークガイ」というのが手羽先の意。

 9時からやってる店だが、11時半はちょうど暇タイム、おばちゃんたちがお茶を挽いている。
 コニチハ。若主人っぽい兄ちゃんが日本語を練習しているとかで、品書に片仮名・漢字が振られている。
 汁をどうするか数種類x麺をどうするか数種類x普通・大盛…なので、注文を決めるのは案外悩む(笑)。

e0254271_10284277.jpg
[へべ]
 クイティアオ屋。
 まずは手羽先をトッピングした汁麺のクリアスープ(ナムサイ)版を麺は細麺(センレック)で、という一番標準的な注文から。
 手羽先が絶妙に品良く炊けてて、全体としてしみじみナチュラルに旨く、するするっと胃の腑に消えていく。揚げボール調のつみれや、ツルリふわりとはんぺんっぽい練り物など、具材もいい感じ。
 せっかくなので、ピンク色のスープ(イエンタフォー)で幅広麺(センヤーイ)、というのも試すと、こちらはちょっと辛酸っぱくて麺は腸粉的なびろびろ感があり、トッピングの空芯菜がよく合ってる。
 軽妙な食べ心地に、また来よう!と盛り上がったものの、翌日勇んで来てみると30日から年末年始休みということで、再訪は次回のバンコクまでおあずけになりました、とさ♪

[AQ!]
 個別のパーツが…というより全体のバランスの良さで、クリア・ナチュラルに感じられる…んだろうなあ。…とはいえ、手羽先の炊き加減、素晴らしい。ウマイです。
 こちらの訪問記を読むと「2杯食べた」ヒトが多いのだが、確かに「アジアあるある」で1杯の分量は軽め。ここ1軒で昼食を済ます…とかなら、1人2杯以上行った方がいいんだろう。
 我々は別の店へハシゴするとす。


e0254271_10294894.jpg

 *Hainanese Chicken Rice ข้าวมันไก่
 +Singha

[へべ]
クイティアオが軽やかで、もう少し何か行けそう…と欲が出る。ちょっと足を伸ばして、ホテル内のカフェレストランで出す評判のカオマンガイを追加チャージしてみることに。

[AQ!]
 以後のブラつきエリアも考慮して、こちらも名高いモンティエンホテルのルエントン・コーヒーショップへ伺う。

 サラデーン駅~タニヤ通り~スラウォン通り。
 そこそこ土地勘の働くエリアだけど、モンティエンホテルは初訪問。日本人客の多い“かつての高級ホテル”みたいな感じ、らしい。

 ホテルに入って1階ずっと奥がルエントン。
 麺・飯・カレー…ひと通り用意があるのだが、超太字の「Hainanese Chicken Rice」タイ語表記は「ข้าวมันไก่」が何と言ってもウリのようで、食事のヒトはみんなコレを食べている。
 勿論、ワシらも。シンハーで待つ。フツーの瓶シンハーも、タイでは多少ウマイ。

 海南鶏飯到着。
 まず目をひくのが「別盛り」型。チキンとレバー羹、茶碗に大盛りゴハン、タレ4種、冬瓜スープ。

e0254271_10311838.jpg
[へべ]
 鶏とご飯が別盛りでちょっとびっくり、タレが4種類もきてこれまたびっくりするが、似たようなタレ(茶色の濃淡、3つは生姜が効いてる)にも微妙な違いがあり、タレをちょいとつけた鶏をご飯に載せて食べると、これはこれで落ち着いた着地に。澄んだスープの底にゴロゴロと横たわる冬瓜が嬉しい。

[AQ!]
 タレの出来が良い。チキンは当然ながら、ハイグレード。別盛りの方が「ゴハンはいいだけでいいや」って感じなのは使い易いかなあ。
 量もタップリしている。鶏の山♪ ええとどのくらいかなあ、街場のカオマンガイの、値段は4倍・チキン量は倍…くらいなんかなあ。

 かんけーないけど、名店に行って別盛りでビックリ…という意味では、NYCで「コーナービストロ」にハンバーガーを食べに行ったのを思い出す。

*****

 近所まで来たのでジムトンプソンへ。お目当てのマサラピーナツは、以前あった程よいサイズのミニ缶がなくなったようで少々残念、などと言いつつも数缶仕入れる。

e0254271_10314976.jpg
[AQ!]
 ちみちみ、「マサラピーナツ」はコチンのメニューじゃないぬけ?、ジムトンプソンは「Tom Yam Flavour Peanuts」ヽ( ´▽`)丿。
 チビ缶がなくなったの残念だなあ。そもそもジムトンプソン・ブランド以外でも探せばあるんじゃね?…という気もするが、「トムヤムピーナツ」でググると、基本的にはジムトンプソンだなあ。まあ美味いからイイんだけど、レギュラー缶はデカイよなあ(^^;)。

 BTSで乗り合わせた兄ちゃん、そのサンダル、どこで買うたん??(笑)

 食後はお珈琲でしょ…と検索、「Pacamara」へ行ってみる。
 スクンビット奇数に2店舗あるロースターのようだが、行き易そうなモール「Rain Hill」店へ。
 プロムポン駅とトンロー駅のちょうど真ん中くらい。プロムポン駅から歩く。

e0254271_10331032.jpg
 日本語でだけ「今すぐ入居可能」と書かれたマンション。
 レトロな佇まいに「Beethoven」の看板(目立つ)…服屋みたいだ(後でググるとけっこー日本人にも使われてる仕立て屋)。

 Rain Hillの2階にパカラマ珈琲。
 スペシャリティコーヒーを扱う現代的な店。エスプレッソ・ドリップ・フレンチプレスとバリエーション。
 席はカウンター・テーブル足してもしれているが空きあり、カウンターにつく。

 「ドリップを飲みたいなあ」と姉サンに言うと、3,4種の豆が特徴付きで提示される。
 単一農園中心だが、初来店なので「The Winter Blend」。
 OKです、イイですコチラ、また来ませう♪ モダン・スペシャリティ系の力み過ぎた感じは無く、プロファイルがよく出ていてホッとする印象もある。



LoDoc

AQ! / Lo.doc 【CD】 【送料無料】
価格:2,500円(税込、送料込)


[PR]

by aqishii | 2018-01-11 10:25 | 美味しい日々 | Comments(0)
2018年 01月 10日

シャム創世記 (1)

 2017~2018 年越しはバンコク♪
--------------------------------

e0254271_00072967.jpg
 年越しはバンコクへ。
 今回は、モダン/イノベイティブを中心にしばきます(笑)。
 …とか言ってて、年越しの気降具合も忘れてて「30度ってどないやったっけ?」とおそるおそるやって来たが、乾季おそるべし♪
 まあ、昼なんか暑くなくはないけど、「あ、暑い、たまらん」…ってほど暑過ぎはせず、過ごしやすいのであった。短パン半袖~薄手のズボン長袖、どちらでも。

 エアポートリンクでパヤタイ、BTSでAsok、宿はAsok駅のすぐそば(このロケーション、大当たり)。

 *Butter nut squash and croquettes
  Butter nut squash, Pumpkin crisp, Fruity gourd croquette, Salak sorbet, Edible flowers, Smoked sweet paprika
 *Duck liver rediscovered
  Liver pate, Reconstructed bacon, Brown bread sorbet, Roselle, Orange peal dust
 *Roulette
  Zucchini, Smoked eggplant, Charged makhani curry, Onion seed bread
 *Atlantic indulgence
  Salmon miqui, Three mangoes, 5 potatoes, Brussel sprouts, Roe, Capers, Burnt butter
 *Eggs as we see them
  Lanzan pannacotta, Black stone flower, Burnt butter
 *Black forest
  Chocolate mouse, Roselle, Cacao tuille, 18 carat gold
 +Hoegarden
 +15 Petit Verdot Bell Downie

e0254271_00080413.jpg
[AQ!]
 バンコク到着日であるが、さすがアジア内の移動はラクじゃ、意気軒昂に一軒目に乗り込む。
 若いピチピチの店がどっかんどっかん出来てるらしいバンコクなのだが、こちらHaomaは2017秋にスタートしたばかり。
 何故かサイトは「.dk」で、サステナブルでビオでエコな、もうそれは今なレストランをバンコクで開始したそうな。「アーバンファーム」を名乗って野菜・ハーブ類を自分でも作るし、契約農家から入れる。水も浄化しちゃうから。
 実は、予約サイトで1月2日の予約を入れておいたのだが、「ゴメン、1月1日2日は休む」と店からメールがあり、空けてあった到着日に振り替えた、のであった。

[へべ]
 Urban farm restaurantを標榜するサステナブル志向の新星登場…と、ちょっと話題の一軒を覗きに行ってみる。

[AQ!]
 場所はスクンビット奇数、Asokのウチのホテルから1.5kmくらい、とビミョーな位置。タクシー距離ではあるが、頓珍漢な運転手だとどっか行っちゃいそうなとこ。その割りに歩きならSukhumvit 31を延々とまっすぐ行けばいっか、みたいな場所。
 まあバンコクに来てみれば気候がラクだったのと、スクンビット31はほどほどに歩きやすい通りなんで、ブラブラと向かうことにする。
 「Geiko」とか「Gion」とか怪しい店の光を浴びながら31を10分ほど行くと、急に道が細くなる(クルマ不可)。100mほどの細道を抜けると、もうすぐそこに「↑Haoma」の看板がみつかる。奥まった位置だが、住宅ありレストランありホテルあり大学あり…と混じったエリア。隣もレストラン。

e0254271_00084021.jpg
 コンバンハ、と足を踏み入れると女性サービスが待ち受けていた。
「いらっしゃい、こちらが私達のアーバンファームです」
 と迎えられる、そう、店の前が庭になっており、そこには緑・緑・緑、様々な作物が植わっている。
 おお、やっちょりますな♪

 店内も、エコでリラックスした設え。ラクな居心地。
 ホーハルテンで到着に乾杯♪
 品書はアラカルト。
 「サラダ」「アペタイザー」「メイン」「デザート」の4コーナー。
 フツーに、2プラ+デセール…で頼んでみた。
 量の話をすれば、これで「ちょい軽め」くらい。到着日体調なんで、まあそれも良し…ということにした。
 普段の日のボクらだったら、各々「2プラ+デセール」にプラス、サラダを付けるか、肉を1皿取ってシェアするか、くらいかな。あるいは「3プラ+デセール」もアリ、か。
 品書上も、イングレディエンツを見るとやはり、野菜果実の種類が豊富だ。
 アミューズは無しで、いきなり始まる。

e0254271_00092496.jpg
Butter nut squash and croquettes
 如何にもこの店らしい、軽快な野菜のひと皿。楽しい♪
 Fruity gourd瓜のコロッケ。サラク(椰子)のソルベ。

Duck liver rediscovered
 なかなか美味しいフォアグラ。
 ところでコチラもローゼルは多用しているが、今どこでもよく使うよねえ、ローゼル。

 お口直しのペロペロ型ソルベ。

Roulette
 ズッキーニをpaveに整形して燻製茄子ピュレを巻き込んだ可愛らしい一品。makhaniカレーがソース。
 カレーソースは、Deepanker Khoslaシェフが出てきて、注いでくれた。まだ、客の様子を探るような雰囲気。
 「そんな変わったもんじゃない」一座であるのだが、コレは美味かった。とくに茄子♪

e0254271_00095869.jpg
Atlantic indulgence
 3種のマンゴはソースに。5種のジャガイモは丸抜きでボキューズ型の鱗に。イクラも乗ってるでよ。
 ここに芽キャベツ…が面白く、焦がしバターがきっちり旨し。

[へべ]
 趣味の良いカジュアルで居心地のよい店内でくつろいでいただく料理は、ピュアで繊細な味わいの無国籍モダン。バターナッツ、マンゴー、芽キャベツといった食材の持ち味が丁寧に生かされていて好感が持てる。
 料理の構成はある意味、驚くほどにタイの料理文化と関係が薄く、世界のどこで出逢ってもおかしくないコスモポリタンっぷり。さすがにタイでそれはちょっともったいないかも…と個人的には思わなくもない。
 頼んだ中では唯一、スパイスを少し効かせた仕立て(といってもタイと言うよりはインド寄りかな)になっていたのが茄子の一皿で、これがなかなか魅力的だっただけに。
 とはいえ、こういうのは旅人の勝手な繰り言で、地元の食べ手には「バンコクにこれまでなかったタイプ」として新鮮に映るのかも?

e0254271_00102815.jpg
[AQ!]
 ソースがカレーだったり…とかはあるのだが、コチラの料理は、ほぼ真っ当な西洋料理…な感じ。
 野菜や果実はタップリ使われているが、ハーブ・スパイスは限定的だ。へぇ…、この辺りの塩梅は、一軒一軒、来てみないと案外わからないものだ。
 居心地・食べ心地が、揃って軽快でラクで明るい。そしてサステナブル(笑)。当面、その辺りが魅力か。ボクらのような「到着日」には、もんのすごく、合ってる。

Eggs as we see them
Black forest
 この2皿が今の勝負デザートのようだったが、たしかに美味しかった。かな~り。
 そこそこ剽軽なタイトルが似合う。

 帰りがけ、Deepankerシェフ(オーナーシェフのようなポジションかな)に「イイぢゃん♪」と言うと、相好が崩れる。「在住?」と聞くから「東京から遊びに来たでよ」と答えると「ワオ!」と喜んでた。まだ開店2,3ヵ月だもんなあ(笑)。
 当然のように、若くて、やる気ミチミチ♪
 当たると思うよ。バンコクの西洋スタイルの店としては、そんなにボッてないし(笑)。

e0254271_00110001.jpg
 来たのが1.5kmならば帰りも1.5kmだった筈だが、帰りは、すぐ着く。さすが酔っ払い♪



LoDoc

AQ! / Lo.doc 【CD】 【送料無料】
価格:2,500円(税込、送料込)


[PR]

by aqishii | 2018-01-10 00:05 | 美味しい日々 | Comments(0)
2018年 01月 08日

リベンジは利便な旅路 (5)

 昨年の話をすると鬼はどうしたらよいかどうか…12月上旬の話。
----------------------------

e0254271_10571232.jpg
 新幹線。「ひかり」は静岡へ。

 ちょっと早いので、「ワンディショートブラック」で珈琲。
 珈琲はマトモなのだが、店作りが豪州愛に燃えてる変わったカフェ。

 *ハム・アーモンド 紫蘇茄子 玉子サンドポテトチップス スモークサーモンサンド 林檎ポテトサラダ テリーヌ林檎羹バゲット
 *野菜ポタージュ トリュフ泡
 *昆布締めの平目と蛸 蒸し鮑 山芋羹 サラダ
 *伊勢海老と松茸のフライ (クリームコロッケ仕立て)
 *冷たいコンソメとビーフン 温かいコンソメ
 *ステーキ/ビーフシチュー 山葵醤油・液体柚子胡椒・塩
 *伊勢海老カレー/ブラックカレー
 *かき氷ピスタチオと餡子
 *ババオラム/シュトーレン
 +シャトーレゾリュー

e0254271_10575898.jpg
 じゃーん、揺るぎなき「旬香亭の世界」。
 堪能♪

 「艦隊型アミューズ」はこないだ、目白でもやってたな。
 海・山のフライ、冷・温コンソメ、ステーキ・シチュー、2色カレー、ババオラム・シュトーレン…と「対比モノ」が目立ちました。
 大人のコンソメ。やっぱカレーは旨いなあ。

 ところで、帰り際にへべがサービス女性に
「では斎藤さんにもよろしく…」
 と伝えると、
「あ、アレ、ああ、今日はいますよ~♪」
 と厨房に案内された。
「これはこれはどうもどうもでございます」
「あ、な~んだ、言ってくださいよ(笑)」
 …ってな具合で。
 斎藤シェフ、と~っても元気そう、、、で、元気そうな通り、2018以降は「新計画」もあるみたいだぢぇ!
 旬香亭~斎藤シェフファンの皆さまは、少なくとも、チェックは怠りなく!(笑)

e0254271_10582259.jpg
*****

 そして今年も、青葉通り~常磐公園はライトアップが凝っている。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

シャトー・レゾリュー・青ラベル
価格:3218円(税込、送料別) (2018/1/11時点)


LoDoc

AQ! / Lo.doc 【CD】 【送料無料】
価格:2,500円(税込、送料込)


[PR]

by aqishii | 2018-01-08 10:55 | 美味しい日々 | Comments(0)
2018年 01月 07日

リベンジは利便な旅路 (4)

 昨年の話をすると鬼はどうしたらよいかどうか…12月上旬の話。
----------------------------

e0254271_10362135.jpg
 京都。朝~、晴れ。
 夕食時間が早いので、昼食は軽めで探す。ハンバーガーなぞ、良さそう。

 *羊の黒七味ソーセージ
 *Hamburger Lunch:Beef Burger, Cheese Burger
 +箕面ビール ペールエール
 +15 Pinoir De Soif

 窯焼料理「kiln」。昼は、ステーキランチとハンバーガーランチが柱。
 河原町で場所も便利そう。
 住所が「村上重ビル」になっているのだが、行ってみると村上重ビルには村上重が入ってなくてビックリ(笑)。本店のすぐ裏で、村上重経営のホテルが入っている。その1階2階がKiln(1階はカフェ)だが、村上重経営ではなくてテナントらしい。

 さてその2階はクール、絶対当たりそうな薪焼きレストラン。いや、当たっている。帰りがけにはもう行列(笑)。
 ツマミに「黒七味入り羊ソーセージ」なぞは洒落ている。
 バーガー旨し。パテと焼きが良い…って印象。箕面ペールエールがよく合う。

e0254271_10372109.jpg
*****

 四条通りから村上重へ向かう途中に、新しそうな珈琲店が出来てた。食後はそちらへ。
「Monoart coffee roasters」
 珈琲の品書を見ようと目をやると、Sonic Youth "Goo"のジャケットと目が合う。よっしゃ♪
 エスプレッソ。いい店、便利な場所、覚えとき。

 高島屋の村上重では千枚漬の扱いは「取り止め」。え!? 本店でも、年内の発送分は「終了」。
 台風など自然気候の影響による大不作から、という説明となっていた。そうなんかあ…。

 錦市場。いやあ最近はいつもだが、すごい中国人人口。
 かね松のとこが「スヌーピー茶屋」ってものになってて、ひく(^^;)。(かね松は移転)

 大丸で大藤の千枚漬…売ってたヨカタ。
 高島屋で、清浄歓喜団・菊乃井穴子寿司(夜食用)。
 ところでどなたか、清浄歓喜団ファンで定点観測してらっさる方はおられませんか? どうも、前回・今回と、清浄歓喜団のお味がビミョーに製品っぽいというか、以前と違う気がするんだけど、どうなんでせう? 京都のお菓子でも最も好きな一つであり、勿論、亀屋清永さん以外は作っておられないお菓子だけに、気になります、、、(^^;)

 新幹線駅でわらびもち、かね正賀茂茄子カレー、ちりめん茶漬などなど。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

業務用千枚突 05012 安心の日本製!千枚漬に!
価格:9072円(税込、送料別) (2018/1/10時点)


septieme

AQ! / septieme 【CD】 【送料無料】
価格:2,000円(税込、送料込)


[PR]

by aqishii | 2018-01-07 10:35 | 美味しい日々 | Comments(0)
2018年 01月 06日

リベンジは利便な旅路 (3)

 昨年の話をすると鬼はどうしたらよいかどうか…12月上旬の話。
----------------------------

e0254271_19012913.jpg
 *おもてなし
  白菜コンソメ 蟹風味
  百合根団子 アコヤガイペースト 焼きキャベツエキス 白トリュフ
 *前菜
  クエ こかぶ 蓮根出汁 姫レモンの香り
 *野菜
  サラダ 葱ピュレ 柑橘ソース
 *パスタ1
  アボカドペーストを包んだトルテッリ 河豚と白子 洛芋チップ 牛蒡出汁
 *魚
  のどぐろ 発酵春菊スープ ムカゴ 芽紫蘇
 *パスタ2
  蟹玉タリオリーニ
 *パスタ3
  焼きニョッキ 猪団子 ウニ 人参と蕪の出汁
 *肉
  蝦夷鹿 海老芋 柚子ペースト
 *米
  一口リゾット 蒸し牡蠣 焼貝エキス 大根おろし
 +Millocchio rosso Ranchelle

e0254271_19023618.jpg
 京都2日目、夕食に悩んだ。
 個人的に、「比良山荘の翌日」なので何となく和食は食べたくない。
 超人気店系は一杯だ。
 旧知の店は、出来たら季節違いで行きたい。
 …とか勝手な条件を並べてたらズルズル決まらないで来てしまったのだが、友人知人の話など思い起こしつつ思案を巡らし、お初のコチラ、モダンイタリアンの新進店へお邪魔してみることにした(何とか取れた)。

 伏見区。中書島。…わからん(^^;)。
 東の人間はこの辺も真っ暗だ(^^;)。京阪の本線と宇治線が分かれる駅。そう言えば京阪特急で聞くよなぁ。
 駅から出ればエイリアン感…だけど、すぐそこ歩いて5分で「センプリチェ」に着く。
 作りは所謂「京町家イタリアン」でフツーに風情溢るる。メインはオープンキッチンのカウンター(プラス1テーブルくらいか)で、シェフとマダムの2人運営の小体な店。キッチン・カウンターともに明るいので何でも見えるよん。
 料理はおまかせ。ワイン、えーと何だっけアペリティフ飲んだ後は、通して行けそうな赤をシェフのオススメで。

e0254271_19035404.jpg
 焼き蟹が香り出しだけに入った白菜コンソメでスタート。好み♪

 百合根団子がどことなく京都調。

クエ こかぶ 蓮根出汁 姫レモンの香り
 本クエ。品書を見た期待感通りに、本格的にご挨拶された感じ。とても美味しい、蓮根出汁の効き目。
 小蕪の、ちょっと餅っぽい仕立ての良さはオドロキ。

 イタリアンベースだが、フリーフォーム乃至オリジナルフォーム性が高い料理店…とは聞いていた通り。
 だけど、パスタは好きなテーマのようで、「パスタ1.2.3」に「米」と4品の用意である。
アボカドペーストを包んだトルテッリ 河豚と白子 洛芋チップ 牛蒡出汁
 贅沢かつ手がこんだ一品だが、洛芋チップの天井と牛蒡の支えに、やられる♪

e0254271_21162195.jpg
のどぐろ 発酵春菊スープ ムカゴ 芽紫蘇
 美味しさといい主張といい、ウチにとっては「本日の一品」だったかも。
 届くメッセージ、クラクラする味の艶。

蝦夷鹿 海老芋 柚子ペースト
 甘味をつけてない柚子が光る。

 食後は、今月のデザート/定番デザート/今月のチーズ…からのチョイス。デザートをそれぞれいただく。
 甜品も記憶に残るモノ。とくにベタな名乗りの「定番」のキャラメル&プリンは、インパクト大。

*****

 一皿ごとに考えられた野菜の出汁やスープが、テーマというか武器というか、見事な働き。(イタリアン流に言えば、一品ごとに合わせ込んだブロードをひく…って感じでしょか)
 考えることと感性、素材と調理、両側から攻めた料理だけど、完成形というかピタリと一体となって供されていて、たいへんに美味しい。焦点合ってる、合わせてる。

e0254271_19055282.jpg
 意外な組み合わせで言うと、「ウニ+猪」は意表をつきながら緊密な連結がなされた凝縮感。
 「のどぐろ+春菊」の皿では4者がそれぞれ自分の方向にダッシュしていながら壮大なバランス図形を描く。

 また、いつも以上に、箸で食べるのとフォークスプーンで食べるのの味の違いが意識されて、面白かった。不思議や。まあコレはいつも違うっちゃ違うのだけど、この店だとなぜか意識が行くなあ。
 箸は「繊細さとエッジ」、カトラリーは「豊かさと一体感」。

 その料理における「野菜を巡る思索」あたりのポイントは我が家の“大好物”であるので、此処んちが気に入らない訳ないのだが、まあそうそう中書島にも来れないよなあ(^^;)。でも来たいなあ(笑)。




[PR]

by aqishii | 2018-01-06 19:00 | 美味しい日々 | Comments(0)
2018年 01月 05日

リベンジは利便な旅路 (2)

 昨年の話をすると鬼はどうしたらよいかどうか…12月上旬の話。
----------------------------

 朝が来る。窓の外の山、頂上近くは白い…けど、下の世界は地面の色。ホッとする(笑)。
 8時半。
 1階へ。工事中のお庭の写真を撮って、完成後に比べよう(笑)。
 鯉の味噌漬。きのこ汁。おかゆは、昆布と水だけ、いちばん好きな朝食の一つ。
 自然薯っぽいトロロ汁は初めて見た。相手は白米を頼む。近江の新米。ため息が出そう。出る。

*****

e0254271_17193270.jpg
 さて今回はレンタカーなので、身軽だ。バスの旅では寄れない近所をうろつく。
 比良山荘から高島方面へ向かい「道の駅 くつき新本陣」。
 何てったって鯖街道、鯖寿司コーナーの眺めは壮観。何種類あるんだろう。
 栃餅もズラリと並ぶ。日持ちのする真空タイプを買ってウチで台湾オデンに投入したが、とても優秀ですた。あ、銀杏も旨かったな。
 栗東トレセンの馬糞etc.を朽木に持ってきて作ってる「名馬のたい肥」なんて珍品もある。
「あと渋柿の皮を売ってますけど、アレ何すんですか?」
「ああ、漬物を漬ける時に入れるといいですよ。甘柿だと、ぐちょっとしてダメなの。ここらじゃ、あと、茄子の皮なんかもよく入れますねぇ」

 「道の駅」から少し戻った路傍にある「栃生梅竹」にお邪魔する。

 *元祖鯖寿司
 *赤だし

e0254271_17203742.jpg
 見た目はフツーのロードサイド鯖寿司店だが、鯖街道で一二を争う評判店。
 売店棟と休憩棟があり、売店で購入し「隣で食う」と言えば切ってくれる。
 鯖寿司の選択は迷うが「開店以来の定番 脂は少ないが美味しい」というオリジナルタイプ「元祖」、それと赤だしを頼む。特撰以上も説明の〆は「…で美味しい」なのが可愛い。
 本日の「元祖」は長崎産(特撰以上は静岡産)。他の店でもそうだが、今は若狭産ばかりという訳ではないようだ。

 休憩棟で茶を呑んでいると、寿司が届く。
 鄙びた風情が麗しいところをひと口、あんれま、これはウンマイ♪
 ものすごくバランスの取れた、オーソドックスな鯖寿司が、と〜っても美味い。ごくナチュラルな黄金律。
 乳酸菌の品位が違う(笑)ような味。酢飯がたまらない。花折のでも思ったが、やはり、ちょっと「(輸送で)何処かを経ている」と、どこかしらが縮こまるのかもしんない。
 鯖と飯のバランスから、カットサイズまで、元祖の王道感、食い易くて偉大。ちょっとだけど大きく、鯖寿司観が変わる…感じ。
 また食いたい。…次もレンタカーか?(笑)

 まだ積雪は無い花折峠を越えて京都に戻り、北山でクルマを返す。

e0254271_17215833.jpg
 北山からバスで下鴨神社を目指す途中、洛北高で降りて「カフェ・ヴェルディ」で珈琲休憩。
 なんでだか忘れてたが「気になるカフェ」メモに入れてあった店だけど、堂々の本格派で良かった。美味。奥で立派なロースターが回ってる。
 場所が「ついで」になりにくいが、覚えとくべし…の一軒。ゆったりしてんのも優。
e0254271_17225786.jpg
e0254271_17234542.jpg
 下鴨神社~糺の森は紅葉が遅く、12月2週目の本日も何とか染まり残っている。
 椿、ナナカマド。
 赤い傘に新郎新婦…なるほど結婚式かあ、と見ていると、まあ次々と新郎新婦が湧いて出る(笑)。けっこうな数の式をこなしておるんだねー。

 神饌の御料を煮炊きし調理をする社殿「大炊殿(重要文化財)」が公開中とのこと。御利益あれよかし、これは拝むしかない♪
 割りと素っ気無い社殿の外に、お釜が並んでいる。入口におくどさん。中の間が台所。奥の間は配膳棚で、資料展示されている。
 古くはこの社殿で、ご飯・餅・ぶと・まがりなど穀物類が調理された…そうな。ぶと…餢飳は、亀屋清永で清浄歓喜団と並んで売ってるアレ、か。簡単には、お団は寺用でお香入り/ブトは神社用でお香無し…と言えるらしく、この2者ではお団の方が好きぢゃ。まあ、味で云々されるようなポジションのモノではないが(^^;)。
 「葵の庭」に点々とカリンが転がっている。

e0254271_17251968.jpg
 糺の森。広い。「見事に真っ赤」とかではないのだが、緑~黄~赤~茶の眺めにヴァリエがあっていいね。
 さても、12月だなあ。

 バスで中心部へ。市バス4系統は、混んでる。捌き上手の運転手…こういう路線には手際のいいヒトを配備するんだろうか(笑)。
 市役所前。寺町通で買物。丸太町駅そばの宿にチェックイン。




[PR]

by aqishii | 2018-01-05 17:17 | 美味しい日々 | Comments(0)