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AQB59 レストランをめぐるグルメのめくるめくメルクマール (早口言葉)

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2014年 01月 27日

1月の富士山

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 昨年9月に味をしめた「富士山一周週末」行程。

 中央線から、霧と富士。

 身延線身延からバスで南アルプス・西山温泉慶雲館。今年は降雪1回で、雪は日陰に僅かに残る程度。もともと、イメージよりずっと降雪量は少ないという。


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 2度目訪問で自動アップグレード(??)、数奇屋造りの広々としたお部屋。

 最高にお気に入りの泉質、きちんと考えられた美味いメシ、自分たちにとっては「東日本最強の温泉(笑)」の一軒。やっぱり。
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 案外、空いてる日。

 翌朝は、真っ直ぐに身延線で富士宮へ。

 いわゆるその、一つのその、「富士宮焼きそば」をいただいてみる。
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 駅近くの「虹屋ミミ」(富士宮市中央町3-9)。

 20年以上やってる「ブレイク」以前からの店、行ってみると“小屋がけした屋台”くらいの小ささで8席。第1回富士宮やきそば鉄人グランプリ鉄人賞受賞…だそうな。
 元々の駄菓子屋の焼そばを概ね踏襲し、特徴は、ラード・水を使わないこと、肉かす・鰯の削り粉の質に気を使う、といったところ。
 そのせいか、アッサリ・スルスルと食えるウマさがあって、B級らしいイヤゲな所が殆ど無い。ケッコーでございました。

 ところで、wikiると、富士宮焼そばの「肉かす」使用を提案したのは、“あの”熟成肉でグルメ界をブイブイ言わせている「さの萬」さんだそうな! これはなかなか“豆知識”。
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 これも駅前、古民家リニューアル系の自家焙煎カフェ「てんカフェ」(富士宮市東町21-9)。
 珈琲は、フレンチプレス・スペシャルティ…の現代型。覚えとくとイイ一軒。
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 さすがは富士宮、町のそこここから仰ぎ見る富士山が、デカイ(^^;)。

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 駅からも、富士山。

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 身延線からも、富士山。


 西富士宮から「ビオファームまつき」の「レストラン・ビオス」へ向かう。
 「まつき」は富士宮の高台…みたいなエリア。しばらく登って行った地点、ここがタクシー運転手氏の「おすすめスポット」。
 いや、さすが!
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 絶景かな絶景かな…

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 大根と、富士山。

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 キャベツと、富士山。


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 夜の闇に消えて行く富士山。

 Menu champêtre
 *インカの目覚めのチュロス
 *4種のダイコンと自家製生ハム
 *葉物野菜と功刀さんが育てたニジマス
 *ひょうたんカボチャ
 *黒米のパエリア
 *コカブのコンソメと本州鹿のラヴィオリ
 *甘玉キャベツのブレゼ 沼津港の鰆
 *尾長鴨ロティ 菠薐草と2種じゃがいも
 *大浦ゴボウのアイスクリーム
 *春小金(サツマイモ)とリンゴのパイ
 *ミニャルディーズ
 +11 Tsugane la montagne / Beau Paysage
 +Marc / G.Lignier


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 現地ならではの野菜の清冽さ複雑さを、的確かつ攻めの姿勢で見事に料理に仕立てあげる。美味!
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 プリンシパルは、シェフが撃ってきた尾長鴨(小型雌)! 松木さんのデクパージュで!



by aqishii | 2014-01-27 16:43 | 温泉 | Comments(0)


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