AQB59 レストランをめぐるグルメのめくるめくメルクマール (早口言葉)

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2016年 01月 20日

セカンドラインの思ひ出

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 …いや、「メトロミニッツ」の特集が「セカンドライン」店…だったので、乗じてメモを(^^;)。…もののついで的自分メモ。

 まあ原則、旗艦店の縮小版であるセカンドラインは面白いもんじゃないんだけど(だからやっぱ、あんまし行かない)、そうでないケースもある、と。

 とゆーか、すぐに思い出したのがこないだ行った「Pascade」。
 Sa.Qua.NaのAlexandre Bourdasのパリ店。こちらではAlexの故郷オーベルニュの地方料理パスカード(Sa.Qua.Naでもアミューズなどで出している)の創作バリエーションを展開している。
 美味い!…ということもあるけど、こーゆー単なるスケールダウンでないピンポイントに絞って、でも精神はちゃんと汲んで、やる…ってのはイイね♪
 毎月のように「友人シェフ」を招いて新作を創ってもらう、という企画も面白い。

 近年「ここは良かった」のが、シンガポールAndreの台北店である「RAW」。
 さすが、理論・感性・情熱を兼ね備えたAndre Chiangらしく、意思の通った店。であるとともに、カジュアルさ・台湾らしさ…など、本店にはない魅力も持ち、楽しさでは本店にひけをとらない。
 頭痛のするほど予約難ではあるが(^^;)。

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 Alain Dutournierの「Pinxo」もPascade的な捻った展開で便利だが、Pascadeほどのアイディア・質的なキレは無いかなあ。
 J.L.Rabanelの「Bitro A Cote」は単純にビストロ版だけど、良かった。

 銀座「シノワ」のいわばセカンドラインの「ヌガ」もいい店ですよねー。

 そうキーワード=ワイン、で言えば、「ラス」のセカンド?「コルク」の、1st.2nd.というより鏡面関係みたいな展開はおもろい。位置も背中合わせだし。

 「シテ」は「シザーブル」のセカンド、と数えるんだろうか? もうそういう範疇を超えた名店。

 旗艦がなくなってセカンドが残る…ということもある。「ラ・ロシェル南青山」とか。
 内容が当初からまったく独立しているので、まるで問題ない。まあ南青山の石井シェフもとうに還暦を過ぎてしまったが(^^;)。(この人、若々しいからなあ)
 「サドレル」がなくなった後の「レスタジ」、もそうか。今やそれもなくなったけど。
 何が旗だか、途中からわかんなくなった「ヒロ」グループ…ってのもあるな(^^;)。ま、ハルシェフが旗だ♪
 フォリオリーナ小林さんちは、今はどう数えればいいんだろう(^^;)。
 川崎さんの「イル・ニード」も、アタマがなくなった後に「ダニエラ」「エミリア」「スフォリーナ」…って、数えにくい存在だ。…イタリアンはそーゆーの、多いのか(^^;)。
 沿線の堀川さん「フィオッキ」のセカンド・ズッパと炭火焼「ピティリアーノ」は、「理想的1st.2nd関係」と言ってよろしいのではなかろうか。

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 初期マッカリーナランファンキレーブといった中道軍団は、セカンドラインと呼ぶのだろうか?
 いずれにしても敬すべき展開。
 ヤマガタサンダンデロユデロ191などのアルケッチャーノ奥田軍団はどうなんだろ、ビミョーであるかな。
 その点、サスィーノピッツェリア・ガレッテリアは手堅い印象。

 アコルドゥの「ドノスティア」も理想的だ。
 関西スパニッシュといえば「Fujiya1935」だって「フジヤ」のセカンドだと言えるんじゃないか?(…いや言えない(^^;))

 名門セカンドラインとしてどうしても忘れようがないのが、かつての「アンフォール」。
 …と言っても当初は旗艦だった訳だが、五十嵐さんが「マノアール・ダスティン」を興してからはセカンドライン。ちなみに五十嵐「アンフォール」…ってボクらの心の中では10年もあったような気になる巨大な存在なんだが、実はたったの3年。
 現ブルギニオンの菊地シェフ~現セルトウキョウの加藤シェフ~ワンポイントリリーフとして五十嵐弟シェフ~現スゥリルの湯澤シェフ。
 まあしかし各氏、「アンフォール」時代からその面白さは“セカンドライン”のレベルを超えていた。
 また、“共通カーヴ”として3号店「カーヴドヴィーニュ」を持っているのも面白いところ。

 セカンドラインの人気が旗艦を抜いた珍例(^^;)は、「しらとり」のセカンド「ロワゾーブルー」だろうか。主に、ロケーションとホイチョイプロのせいだが。
 まあ両店とも昔の話だ。懐かしい。

 京都「菊乃井」の「露庵菊乃井」も、料理はコッチの方がいい…と久しく言われてたような…。

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 「旬香亭」のセカンド、興味深かった例の一つ。斎藤さんのプロデュースの下、el bulliから山田チカラさんが帰った当初2002頃の旬香亭グリルメルカドはホントに面白かった。
 それに続き、2003揚げモノにスポットを当てた「フリッツ」も秀逸。
 現在は「目白旬香亭」「ポンチ軒」が正規セカンドにあたるのかな、良店。

 中国料理印度料理…はセカンド…というかどんどん展開するのが常態か。
 だが、「龍虎鳳」が出した「老饕擡」…ってのはイイ形だったなあ。震災が…。
 今はいずれが主か従かわからん黒猫夜快進撃なんか、ちょっとイイ。
 古月・新宿古月はなにやらフシギな展開?
 そういえばベトナム料理「オーセンティック」は現在、浅草店松戸店の二都物語♪をやってますね。パターンとしては珍しい。
 インドネシア料理「チャベ」はセカンドの方が大きい型だったけど、今月、建物取り壊しかなんか閉店、次がみつかるといいね。

 旗艦~セカンドの関係…としては“まあフツー”だったが、個人的にここに書いて懐かしんでおきたいのが、「プリムール」「カフェ・プリムール」。カフェのカレーとアイス、ウマカッタなあ。

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by aqishii | 2016-01-20 22:26 | 年代記(総合) | Comments(0)


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