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AQB59 レストランをめぐるグルメのめくるめくメルクマール (早口言葉)

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2016年 02月 15日

お、お盛ん! (1)

 建国記念日連休のお話。

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 連休に大阪に遊びに行ってきた。
 建国記念日が木曜、金曜を休めば4連休。ただ、この辺りの日程が入り組んでいて、週末が休めるかもずっと未定だったのだが、直前になってポカンと連休が取れることになった。
 我が家の旅行としては、バタバタの手配でエイヤっと出掛ける。

 [ホリデーランチC]
 *マサラドーサ
 *タンドーリチキン・白赤
 *なすとオクラのタマリンドカレー
 *マトンひき肉と新じゃがのカレー
 *バスマティライス
 +マサラチャイ

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 東京駅~八重洲ブックセンター~ダバインディア。
 昼は予約を取らない。開店12時の10分前に着いてみると…、
 ゲーン! (^^;)
 長蛇の列。うっそ~。数十人。…いや、以前に同じく休日昼の口開けに訪れたことがあったのだけど、開店時でせいぜい3組くらいだった。最近はそんなに人気爆裂しとるのん? (^^;)
 手前の角の7-11前あたりに並びながら 「1周目はキツイかなあ、ダメなら何処行こ?」 の相談。
 …と、通りの向こうから白いアタマのコックコート姿が小走りにやってきて7-11で水を買ってる。…って、IのKシェフやんヽ( ´▽`)丿。さすがご近所(^^;)。
 12時、開戦。
 おっとどうだあ?…2組前くらいで一旦切られるが…席の整理がされて…
 1回転目で入れた。
 なかなかの席数である、だって「dhaba」だもん(笑)。実際、60席くらいあるようだ(着席率高いし)。
 しかし次からは、15分前くらいには来ないと、危ないねえ(^^;)。

 ランチCを。
 ビール、ドーサ番長がすごい勢いで焼くミニドーサ…でスタート。ラッサム・ココナツチャトニーが付く。
 タンドリーチキンは、まあここでは外道かもしらんが、ビールのいいツマミで美味いのである。マリネがフレッシュめ、大蒜の効きが強いし♪…とくに白。スパイスの感じも立ちの良さが目立つ。
 カレーは間違いない、ウマイ。品書豊富だから、ショアだけは悩むね(Cはグランドメニューからカレーを選択)。ホールのカルダモンやらのデカさが気分である(笑)。だいたいは途中で噛んで、爆発♪
 このコースに、有り体なミニサラダがつかないのがいい感じ…わかってらっさる感。
 チャイは稲妻落としの儀あり。チャイってたしかに、混ぜるとウマイのよね♪

*****

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 ここんとこホテル難の大阪に、連休に、直前決定で出向く。取れたホテルは西成区。動物園前じゃ(^^;)…あいりん地区。
 駅からはすぐの宿。地上に出る。すごい、さすが、東京のうっとこの辺りで言う「フツーのヒト」は、1人も歩いておらん(^^;)。
 この駅前、様々な宿が立ち並ぶ。
 しかしアレです、動物園前駅って御堂筋線・堺筋線・JR新今宮駅と便利なとこが揃っている。駅前は実はかなり勝手がイイ。
 その堺筋線を生かして、南森町までも一本。

Chi-Fu
 *初雪 Winter is coming
 *燻 Smoke
 *白樺 Birch
 *大根 Radish
 *海老 Prawn, EBI
 *二重の豚 Dual
 *陳皮牛肉 Beef with Chenpi
 *伝統と起源 Tradition and Beginning
 *熟成 Small Maturing Dessert
 *酸辣甜 Hot & Sour Dessert
 +Champagne Henriot
 +13 Grüner Veltliner Federspiel / Högl
 +11 Papilio Rosee Q.b.A. Feinherb / Trautwein
 +Laderas del Tietar / Daniel Gomez Jimenez Landi
 +10 MSD VV / Lignier-Michelot
 +05 紹興大越貴酒
 +53 Rivesaltes / Domaine Saint Jean D'Aramon
 +Champagne Brut Rose de Saignee / Jean Vesselle

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 近頃話題の一軒。TのOさんなんかから面白いと聞いて気になっていたモダン中華「Chi-Fu」さんに伺う。
 西天満、最寄の南森町駅から500mくらいだろうか、都心としては陸の孤島…っぽい。

 公式サイトのコンセプトに書かれているように、一つには「現代スタイルの中国料理」、そして「ワインと中国料理」というのがテーマであるようだ。
 で、我々もワインペアリングでいただいたのだが、それはそれは素晴らしい! 傑出したワイン芸と映る。

初雪
 杏仁フリット、淡雪塩
 初雪…ってか、ホット雪だるま(笑)。杏仁はよく香る。尖った枝に乗って現れるが、この枝は「雲龍からたち」。花屋の扱いで一度オーブンで焼いて殺菌しまして…、ってとこまでスラスラと説明するサービス、おそるべし(笑)。

 和歌山産〆鯖・XO醤、菊菜の金華火腿風味・湯葉巻・菊花、地鶏エピス風乾焼、平目「燻魚」仕立て
 こちらの名物らしい茶器の飾り棚を使った前菜盛合せ。非対称な置き方が楽しい。

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白樺
 蕪餅・自家製甜麺醤・豆豉・百合根・カリフラワー薄片・葱・マッシュルーム薄片・揚げ湯葉・パウダー状葱油
 “ベジタブル北京ダック”。意欲作のようだが、いかんせん食べると“北京ダック味”。餅・甜麺醤・揚げ湯葉・葱…くらいで感覚が覆われてしまう。いや、まあ、各種野菜が「それとわからなく入ってる」のが「贅沢だ」という考え方もあるだろう。そう思える人には良さそう。
 しかし、北京ダック基本セット、って、あのくんどいダックの皮の焼いたんと丁度釣り合うようなシロモンだからなあ…。巻くことで、インナー側の「食感」がガーっとマスクされてしまうのも痛い…。

大根
 クエ・大根餅・大根汁・紅芯煮くずし・緑大根クルクル・大根漬・唐墨パウダー
 これは恐ろしく旨い。大変に上手くいってる傑作。
 クエはオイシイ高級魚で、常にまずまずのパフォーマンスを見せる一方、筋肉質な立派な威風がその「まずまず」を越えさせにくくしがち…と感じるのだが、この大根仕立ては、決まった♪

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海老
 足赤海老・海老芋・白腐乳ソース・アマランサス葉
 海老と海老芋…という駄洒落系。腐乳はごく弱めにひき、その点を除いても薄らボンヤリしたひと皿。…なのだが、Trautweinの独ロゼを一緒に行くと、表情が激変する。いきなりピタリと味の焦点があったような感覚。
 これはお見事。こちらのペアリングは、「合わせる」というより「構成する」「補う」「助け起こす」「引っ張る」というような印象すら、ある。

二重の豚
 河豚の豚皮巻揚げ・東坡肉ソース・白菜・パンプルネル・スプラウト・石榴・薔薇
 これも駄洒落系。これも“何とな~く”な皿なのだが、Laderas del Tietarと行くと方向性が出てくる。ワインが酸の表出表現を助けてるのが多く感じる。
 ところで好みでいうと、皿上はもう少し「石榴・薔薇」セクションに頑張ってもらった方が良かったかも。

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陳皮牛肉
 常陸牛クリの陳皮ココット焼・牛タン・包子・人参ピュレ
 陳皮は物足りないくらい控え目だが、和牛の嫌らしさが少なく、よく焼けている。
 ここでゆっくりブルを楽しめる…と、ワインの方の並びもイイ感じに大団円。

伝統と起源
 肉粽・河豚出汁の汁ビーフン
 若いシェフなのか、狙いなのか、濃い味。

熟成
 紹興酒プリン・ラズベリー・ブルーベリー
 53のリブサルト…なんちゅー、ありがたいもので♪

酸辣甜
 焼柿・唐辛子アイス・プラリネ・柑橘汁
 「酸辣湯」の甜品化…という恐ろしい(笑)駄洒落。コレ、もんのすごいウマイ。傑作デザート♪ 口の中で爆発し、通り過ぎていく風味が素晴らしい。
 ロゼシャンパンと。ワイン旨くて、呑み過ぎ気味です(笑)。

 シェフは、「ビーフン東」の何代目か、らしい。へべがトイレの貼紙で見てきてビックリしてた(^^;)。



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by aqishii | 2016-02-15 21:55 | 美味しい日々 | Comments(0)


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