AQB59 レストランをめぐるグルメのめくるめくメルクマール (早口言葉)

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2016年 04月 11日

レストランランキング、どうでしょう?

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 最近、どうでしょう?
 ま、昔みたいには面白くない。役立たない。まあね。
 そのあたり、メモ。

 色々あるけど、自分がトシとったから。…って(^^;)のは、無くは無いけど言ってもねー。
 それを除いても、昔と比べたらツマラナイ。
 多々ある理由の一つは、時代についてけてない…ことかなあ。
 飲食店の時代変化は流れを速めている。ガストロの範囲に絞っても飲食店の多様化・多数化が急速に進展してきたことがある。
 その背景にあるのは、一つには人口の巨大化。40億人時のシステムが80億人で通用するか…という(大都市部が倍増はしてないにせよ)。
 そしてもう一つ、ネット越しの情報の共有・伝達の一般化・高速化(ま、こっちが大きいか)。

 だから、レストランガイドやらランキングが、時代を反映できない何やら歯痒い感じになってしまうのはしょうがないんだけど、ランキングの類が要らないってことにはならない。
 汎用性ある情報ソースとして、そしてそこから紡がれる「文化的中心テーマ」の時間的流れを感じさせるものとして。そして何より、飲食店側に栄誉とかモチベをもたらすものとして。それはガイドやランキングでないと果たせない役割ではある。

 およそ「最近のレストランガイドの眺め」はこんな感じだと思うのだが、まあやっぱ、足元がぬかるんだような毎年のランキング発表はどうにかならんか…と思う。
 もうちょっとさあ…例えば、、、というのを思考実験してみよう。

 ***

 例えば、最近の影響力で言えば、サンペリ「50Best」。すっかり濁った水溜りみたいになっちゃってるの、どうにかならないだろうか?…というのを考えてみる。
 思うに一つアイディアとなりうるものとして、以前にGault et Millauが作っていたランク「Icone」があるんじゃなかろか。
 アレは、ゴーミヨがランキング上位常連がいつか「アンタッチャブル」として吹き溜まってしまう現象を、殿堂・神棚に祭り上げることで解消しようとした節がある。
 ランキングに於ける「アンタッチャブル」の問題は、Pascal Remyもミシュランの暗部として指摘していた。

 おそらく、昨今身動きが取れなくなってる「50Best」も、「殿堂制」を取り入れると良い。
 ルール化するには例えば、

「ランキング50位以内に5年連続で入った店は、ランキング外の『殿堂』にその後5年間移す。その間、ランキングには参加しない」

 こんなん、どうだろう?

 少なくともだいぶ、動きは出る筈で、その動きは時代を反映している筈。
 そうなれば、ランキングウォッチャーにも店探し人にも、興味・刺激が増す。
 「さあ今年はどこが※位だ!?」…と掛け声かけてもどっちらけ、な昨今からの脱却だ。
 安心できる「人気店」がお望みなら「殿堂」から選べばいい訳だし。

 多くの店にとって、ランキングを駆け上がるチャンスが増える。
 「殿堂」に上がる店にしても、「より上位」と見なせるクラスに祭られるんだから、悪い気分でも無いだろう。

 審査員にとって、自由度が上がるのも大きい筈。
 現状は、聞こえてくるところでは、そして想像するところでは、審査員として何票か渡されたところで「まあ来年どこに入れるかなんてシガラミでほとんど決まっちゃってるよ」ということがある。
 まあそりゃそうだろう。今の影響力になってくると、一言でシガラミと言ってもかなり深刻なシガラミである。
 それが、投票対象母集団が毎年、多少でもポコポコ変わってくれれば、投票行動自体の在り様もけっこー変わる筈である。

 ***

 と、ま、チラ裏してみたけど、ホントそろそろレストラン・ガイド/ランキングは、システムを考え直した方がいいと思うよ♪


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by aqishii | 2016-04-11 19:49 | 年代記(総合) | Comments(0)


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