年越しは杭州でした。
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ところで。
杭州に…現代中国に初めてやって来て、街を歩き出して最もビックリしたこと! を挙げれば、何と言っても街中を走りまくっている「電動スクーター」である。
何て言うんですかね、最初は、まったく無音で後ろからバイクが走り抜けて行って、ビックリするんですわ。エエエ!?、って。
で、そう思って見てみると、いるわいるわ、そこら中を走ってるコレ、電動なんですなー。こちとら、「電動スクーター」って存在がまずアタマに無いんで、驚くしかない。
数ヶ月前に訪れた台北ではまだバイクはエンジン音を響かせてたと思うのだが、コッチでは殆どが電動。自転車と比べても、数倍も多く見える。…実際、法的にも価格的にも自転車からリプレイスするような存在らしい。
エンジン音がしない、ってのはホントに静かなもので、更に歩道まで走行してるもんなんで、まあ邪魔臭いというか気をつけないといけない。(…それで、犯罪の多い広東省などでは規制対象であるらしい)
(まあ、中国に縁ある方には、何を今更バナシでしょーが(^^;))
…とそれがビックリなのだが、付随してのビックリもあって、それは電動スクーターに乗る人の防寒具なのである。
杭州の気候は東京・大阪くらいで、冬はそれなりに寒いのだが、いやあだからって、布団みたいな前アテにすっぽり包まってスクーターを飛ばすヒト多数…なのである。
コレ、前から見てると、コタツに入ってるみたいに見えるのだ。
「わあ~、またコタツが走ってきたよ~」
「コタツの集団がおんどれらを襲う~」
…って感じなんすよ(^^;)。
布を巻き込まんか、って心配になるけど、そうはならんようになっとるんだろうねえ。
後で思うと、コタツ・スクーターが何十台も並んでるとこを正面から撮ってくればよかったんだけど、杭州にいる間はあまりにもフツーの情景で、シャッター押してなかったづら(^^;)。
街角にコイン式の「充電站」がある。