AQB59 レストランをめぐるグルメのめくるめくメルクマール (早口言葉)

aqishii.exblog.jp
ブログトップ
2017年 10月 20日

パリApiciusをMathieu Pacaudが後継

e0254271_21344508.jpg
 Jean-Pierre Vigatoのアピシウスを、マチューパコォが引き継ぐことになった…という報道
 経営権を獲得した…みたいなことかな。

 長く2つ星を保持したヴィガトは2004年に17区から8区の豪華なメゾンへ移転。当初は「3つ星狙い」と言われていたものだが叶わず、2014年には逆に1つ星へ降格。
 ヴィガトの年齢もあってこれからどーすんのかな?…というところだったが、なんとパコォが店を継承することになった。

 36歳のマチューは意気盛んだなあ。
 本丸を見ながら、HexagoneとHistoiresを立ち上げ、Divellecに加えApiciusも傘下におさめた。
 来年からはマカオなどの進出も決まっている。

 マチューがこーゆーレストラトゥール人生を画していたとはなあ。
 それもアリだなあ、と思うが、せっかく野次馬ブログであるから、

「あんた、本当にベルナールの息子か? ロブションかデュカスの倅ちゃうんか?」

 とでも書いておこうヽ( ´▽`)丿。

 (写真は17区時代を懐かしんでみますた)


el valle

AQ! / el valle 【CD】 【送料無料】
価格:2,000円(税込、送料込)


[PR]

by aqishii | 2017-10-20 11:11 | ニュース(海外) | Comments(1)
Commented by sai at 2017-10-21 00:12 x
職人気質で決して厨房からでない偉大な父親を超えるために正反対なロブションやデュカス的な道を選んだというとステレオタイプなマンガの原作のようですが、実際のところはマチューの年齢から考えてキャリアの始まり、2000年代のエルブジ、スペイン旋風を経験したのがこのことの始まりだと思う。この頃のフランス国内の高級レストランはスペイン風邪にかかって本当に混乱し、自信をなくし、表面的な料理ばかりをつくり右往左往していました。くわえて決してぶれることがないと思われていたミシュランが世代交代したことによって料理の質を考慮せずに目新しいだけの表層的な料理だけに星をつけるようになってしまったため結果として星がほしいレストラン特に若いシェフは”新しい料理”という幻想のもと珍妙な料理をつくらざるを得なくなり、その後のモダンノルディックへの追随から現在にいたるまで自信を取り戻すことなく”負のスパイラル失われた20年”にはいってしまいました。すばらしい店はまだ残っているとはいえ本当に残念です。この20年をリアルに生きてきたマチューの選択はこんな時代のなかでの結果で、他の三つ星の息子たちも似たような動きをしていることも決して偶然ではないと思われます。また経済的に恵まれた環境で育ったと思われる彼は、父ベルナールやロビュションなど恵まれない環境で育った人間と比べて食べ物に対する執着が相当違うのでしょう。一世代30年感慨深いです。


<< Time Out Sydney...      Good Food Guide... >>