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AQB59 レストランをめぐるグルメのめくるめくメルクマール (早口言葉)

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2018年 03月 29日

台南からボタ餅 (8)

 サバオ!
 飛び石連休で台湾南部へ。
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 關子嶺温泉。
 河原に下りると温泉公園のようになっている。
 源泉がある。泥湯だ。湯温44.8度の表示。
 白鷺。オッサン観光客がワシら2人の写真を撮って見せてくれる。見せるだけ。変なオッサンたちw。
 「天梯」という階段で温泉街上部へ。眺めが山々しくなる。
 登り切ると「嶺頂公園」。広い公園で、嘉義行きバスはここが始発。

 嘉義へ戻るバス。
 国立白河商工の通学時間。
 嘉義客運バスターミナルで下車して駅まで歩く、約5分。

 *火雞肉飯
 *雞魯飯
 *虱目魚肚湯

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 嘉義駅前に着いて見回すと、最後っ屁のような「火鶏」看板攻撃(笑)。
「う~ん、聖地嘉義にまで来てスルーもアレですかねw」と寄ってみることにする。
 ま、ラフなネットウォッチ的には「どの店もそんな変わらん」みたいに言う人もおるし、駅前で。
 ど駅前に2店並んでいって、それぞれ「35年老店」「50年老店」を謳っている。どちらも看板に七面鳥の絵。(後でググると、看板の色から「黄色い35年」「赤い50年」と呼ぶ人が多いw)

 空いてる赤い50年の方に入ってみる(ボクらが入店したら、すぐ混んだ。そんなもんや)。
 気のいいオカーサンたち。注文票にマークして渡す。

 雞魯飯とゆーの、何ダベ?と頼んだら「あいがけ」みたいだった。
 火鶏(七面鳥)肉飯はやはり、鶏肉飯とは少しだけ趣きが違って、サッパリしているとも言える。
 サバヒ汁は、身のままゴロンと入った(魚肚)タイプ。やっぱですね、サバヒ汁と鶏飯っつうのが、ごっつー、合うんですわ。
 …ウンそうだね!…ってとこで、ゴワン!!と地面が突き上げられ建物が横揺れて軋む、店内、みな中腰になってザワ、、、 すぐにおさまったが、後のニュースをみると震度4、嘉義辺りが震源だった模様。
 台湾だもんなあ。…居合わせたヒトみな、すぐ慌て、すぐ落ち着く(^^;)。

 (後ググリの結果を書くのもナニだが、やや「黄色い35年」の方が評価されているようだ)
 コンビニ珈琲買って、鈍行で台南に戻る。

*****

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 嘉義から鈍行で台南にノンビリと戻る。
 …と小腹が空いてくる。
 バスで小西門あたりに出て、こないだ「昼休み」を眺めた「阿村第二代」へ。

 *牛肉湯

 嘉義から鈍行で台南にノンビリと戻る。
 …と小腹が空いてくる。
 バスで小西門あたりに出て、こないだ「昼休み」を眺めた「阿村第二代」へ。
 そう、やっぱ、台南名物牛肉湯をやらずには帰れません(^^;)。

 牛肉料理が10種ほど並ぶのだが、オネーサンがすごい勢いで「牛肉湯」を指すので、「ウンウン」と。
 ま、コチラもこれから梯子するつもりなので、単品でいっか。

 牛肉湯…生の牛肉に熱々の牛スープをじゃっとかけた(だけの)もの、というが、ウン、そのまんま(笑)。
 うっすらコンソメにちょっと胡麻油風味…のような印象で、食べて、へへえ♪
 ご飯といけば多分、しゃぶしゃぶ後のおじやの軽~~い奴?
 …というか、2人揃って連想は、「コレって、昔の広尾プティポワンのスペシャリテ『コンソメしゃぶしゃぶ』のうすらボンヤリした奴だにw」。
 具は牛肉だけ。朝食によく食う…というが、そりゃイイかも♪

 近くに保安宮があり「阿村第二代」の前の通りは「保安路」というらしい。この通り、小食店がとても多い。
 とくに人気を博しているのは、阿明豬心冬粉と醇涎坊古早味鍋焼意面…かな。

 阿村第二代牛肉湯から國華街を北上する。
 若い感じといなたい感じが入り混じった通りだが、バイク大杉(^^;)。とりあえず「南はノンビリしてるけど、クルマ・バイクは凶暴につき注意せよ」だそうです。
 たまに「福袋の自販機」みたいのがある。訳わからん。

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 許家肉圓とゆーのを探す。
 一度通り過ぎてしまった。フツーに通りに面した店だが、屋号の入った看板が小さい(^^;)。

 *蝦仁肉圓

 オニーチャンがいて店主らしいオバサン、客はなくなんか厭戦っぽい雰囲気なんで「終り?」と聞くと「どうぞ」。
 飲物が多種と、蝦仁肉圓・芋粿・香菇肉羹がある。
 肉圓(ばーわん)チャレンジ。

 蝦入り肉餡を芋粉で包み蒸し上げ、タレ餡をかける。
 むにゅぐにゅとした不思議な食感。碗粿と並ぶ、謎物体スライム感にして「QQ」感♪
 まあコチラにとっては、珍なる代物でありんす。

 壁に45元と書いてあったので100元札と1元玉5つを出すと、オバサンがとても変な顔をする。
 60元のお釣りと、1元玉5つをそのまま、返してくる。
 うーむ。未だに謎。
 イートインだと40元、とか、かなあ?

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 西門路を民族路に向けて北上。
 この辺りは宝石店が並び、21時くらいだというのに、婚礼に向けたカップル…かな、が真剣に相談している。へえ、そーゆーもんか。
 西門路・民族路の大ロータリーに面したタウナギ麺、これも食わずには帰れないでひょか。

 *鱔魚意麺焿

 阿輝は小店の中では立派にしてて、シェフ写真(笑)を飾っている…そのヒトはいないけど(^^;)。
 鱔魚の料理が並ぶ中、代表的かな?と焿の意麺を選ぶ。

 …ん、ん、ん、(^^;)。
 タウナギ自体は、昨日の錦霞樓同様、とても良質なんだけど…。
 …いやあ、この、調味料が前面に来る甘酸っぱさは、…苦手だわゴメン、日本の大衆食堂のスブタ…例のアレのタレをタップリにした中にグチャ意麺と炒め鱔魚・玉葱を放り込んだ…みたいな。
 でもまあ、こーゆー調味料味料理って、存外、郷愁感に繋がるものだから、そこはそうだろうと思う。
 苦手ではあるが、アフターが然程くどくないのは救い。

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 *擔仔麵

 「阿輝」の甘酸っぱさ、とくに甘味が口に残って、どこに進んでいいかを見失う(^^;)。
 …民族路を駅方向に向かってフラフラ。
 …と、何かいい感じにシャビーな路上店が見えてきた。擔仔麵だ。こりゃエエんじゃないか、出戻ろうではないか♪

 こちらのオジサンの風情はたまらん。実は店舗を構えてるのだが、擔仔麵調理セット一式は路上に設置している。
 看板には「50年老店」とある。見た目以上に老けているのか…いや2代目かな。
 オジサンの目の前のカウンターのしゃがみ椅子に陣取って、擔仔麵を頼む。

 目の前でチャッチャッチャッ。
「煮玉子、乗せるかい?」…へべの方にだけ1つ、お願いする。

 ずるずる、ぷはっ、ほ~っ…いやあ気分気分♪
 擔仔麵はやっぱ、安心しますな。
 オジサンが最後にドバ…の生大蒜がドッカンと来る、「鋭角なる鈍器」の如し(^^;)。“酔っ払いの〆”感、満載だっちゃ。
 煮玉子は素晴らしく合いました♪

台南からボタ餅 (8)_e0254271_17113052.jpg
 *傳統白豆花
 *香濃鮮奶豆花

 台南(陳)擔仔麵で「〆の麺」をやった感…に満ちて民族路の先を眺めれば、すぐ先…50mくらいのとこに「安平豆花」の大看板が見える。
 え、安平豆花の支店、此処にもあったんだ…!?
 同記安平豆花は本店を安平に構える豆花の名門…と聞く、行ってみたかったんだけど今回は折が合わなかったなあ…と思ってたところ。
 市内中心部にも、新光三越とか支店アリ…とは知っていたのだが、いきなりその一つと出くわすとは。もう22時…というのにまだやってくれてるのも僥倖。
 飛んで火にいる甜品である♪

 白い豆花が2種…1つずつください。
 トッピングは色々色々ある…紅豆・緑豆・珍珠・檸檬・フルーツ、のだけど、ボクらはまんまの豆花が好きなんで「原味でいいです」と言うのだが、オネーサンたちは「信じらんな~い」という反応ですた(^^;)。

台南からボタ餅 (8)_e0254271_17121012.jpg
 傳統白豆花がその通り伝統的豆花で、香濃鮮奶豆花は牛乳入り。
 甘蔗所熬製的糖水シロップの具合も素直で、美味しくいただきました。いいデザートだわん。やっぱり原味でいいわん♪
 店内は可愛く、若者が甘味てんこもりを攻めている。

 〆~デザート…と、ハシゴも綺麗にまとまった。
 “この調子ならホテルまで歩けるね”と民族路を進む。「赤崁樓」がある。17世紀にオランダ人が築いた城で、大観光名所。
 まあボクらはキョーミ無し…ですたけど、夜中に見ると怪しくてカコイイね♪





by aqishii | 2018-03-29 17:02 | 美味しい日々 | Comments(0)


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