AQB59 レストランをめぐるグルメのめくるめくメルクマール (早口言葉)

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カテゴリ:ニュース(海外)( 113 )


2018年 08月 08日

ロブションへの追悼記事

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 繰り返しになりますがご冥福をお祈りいたします。

 へべが、(FBでNさんがシェアしてた)フォーブスの追悼記事(John Mariani筆)が面白いと言う。
 from USA。さすがに紋切り型が多いような本国と違って、「外」からだなあ…という感じ。
 ロブションという人も、少なくとも人生後半は、「内」志向でなく「外」を目指すスタイルであったことを考えると「外からの弔辞」も興味深くはある。

 のっけから、かましてくる…、

yet was, ironically, best known for his decadent butter-rich mashed potatoes than for any other dishes he created for any of his kitchens.

 へべ「…ワロタヽ(^。^)ノ」

 まあ、“この件”wは、PudloのFood & Senseの悲痛(っぽい)追悼記事だと、

tu avais prouvé qu’avec une purée de pomme de terre, une tête de veau, une laitance de carpe, on pouvait faire de grandes choses, autant dire une oeuvre d’art

 という表現になる。

 Marianiは、

Chefs Eric Ripert of New York’s Le Bernardin and Gordon Ramsay were among his students.

 と書く。from USA。

 そのラムゼイの言葉も紹介されている、

Gordon Ramsay said Robuchon once threw a plate of poorly cooked ravioli at him

 まあ、あるある…ですが。
 (注:これは有名なエピソードらしく、後にロブションは「生涯、この一枚しか投げていない」とかなんとかコメントしているらしい)
 Marianiによると、

I met Robuchon once while he was in New York opening L’Atelier, in an interview conducted through an interpreter, since the master’s English was close to non-existent

 そしてそのラトリエ(ロブション本人が一緒の時)で食べたのがスゲー美味かったんで、また1週間後に再訪したら、ロブションはいなくて、「one of the more disappointing meals of my life」…だったというエピソードも添えている。
 (その後、「これからはもう何処のラトリエにもロブションはいないんだけど、どうすんだべ?」的なことも…)

 まあ勿論、正統な評価やまっとうな送る言葉の部分も多くあるのだが、ちょっと気楽な「外から」感を観察できる記事だ。

***

 Pudloの記事は、相変わらず散文調だが、恐らくはいつもより沈痛で、まあなあ…なことを言ってる。感じ?

 その中では、

pour l’esthétisme sourcilleux de tes plats magnifiquement mis en scène avec ses points, ses mosaïques de couleurs et ses déliés, comme ce magnifique velouté de chou-fleur au caviar qui fut l’un de tes plats fétiches.

 と書いてるのが、我が家にはツボか(^^;)。ウチって、「ロブション」と言えば「ぽちぽち(points)」…だからなー(^^;)。

Tu t’étais inspiré du Japon, où tu étais révéré à l’égal d’un dieu vivant, non seulement pour tes tables à la mode nippone,

 とりわけ「日本との関係」は深い、という点には触れている。
 「ロブションが亡くなった」と聞いてすぐ「世界のロブションはどうするんだろ」と思ってしまったのだが、考えてみれば、やってくつもりのとこは、そんなに何が変わるわけでもない気もした。
 けど、恵比寿…は、どうなんでしょうね?

 ところでPudlo、

Tu avais moins de secrets que Paul Bocuse

 と書いてるんだけど、これは、どーゆー点を指してるのかなあ???
 サンドランス、ボキューズ、ロブション…と悲しいことに続いてしまったのだが、葬式ひとつとっても「比べられそうで」いやなことですなあ(^^;)。




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by aqishii | 2018-08-08 12:02 | ニュース(海外) | Comments(0)
2018年 08月 07日

Joël Robuchon, le "cuisinier du siècle"

e0254271_11454125.jpg 繰り返しになりますがご冥福をお祈りいたします。

 France 2 でも France 24 でも便利に使われている呼称"cuisinier du siècle"…だが、私もロブションのイメージと言うとこの辺り。
 ゴーミヨ1990年版で、ボキューズ・ジラルデとともに「今世紀を代表する3人の料理人」として讃えられた。
 さすがのアンリゴー、普遍的コピーを残してってくれた、ということでしょかw。
 ページをめくればこんな感じ…、考えてみれば、自分が現役時代のロブションにお目にかかったのもこの頃なので、こんな顔をしていたんだろうけど、あまりよく覚えてない。
 極私的な印象をこそっとメモっておくと、私には、記憶より記録に残る大シェフ(絶後となるかもしれない特大シェフ)…でありました。

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 では、「21世紀を代表する料理人」は、誰なんだろう?
 さすがに、私は勿論、ここをチラ見いただいている皆さまも、まず、そのセレクションを見ることはないでしょうがw。
 …ってか、21世紀末に「…を代表する料理人」なんて概念は、まあ、まず、多分、残ってないでしょうねぇ(^^;)。



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by aqishii | 2018-08-07 11:47 | ニュース(海外) | Comments(2)
2018年 08月 06日

ジョエル・ロブション、亡くなる

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 ロブション Joël Robuchon が癌で亡くなったそうです。享年73。RIP

 一瞬、目を疑うけど、ニュースはホント、例えばル・モンドの記事はコチラ

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by aqishii | 2018-08-06 19:17 | ニュース(海外) | Comments(0)
2018年 08月 01日

エッフェル塔のレストラン、デュカスからアントン&マルクスへ引き継がれる

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 Alain Ducasseから、Frédéric Anton(53)とThierry Marx(58)へ。
 Antonが"le Jules Verne"、Marxが"le 58 Tour Eiffel"を運営する形らしい。

 デュカスは2008年からこちらを経営していた…10年契約なんかね~?
 記事中は、2024パリ五輪に向けての再開発計画にも触れている。




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by aqishii | 2018-08-01 21:56 | ニュース(海外) | Comments(0)
2018年 07月 24日

Jonathan Gold、亡くなる

 飲食評論家のジョナサン・ゴールド氏が21日、膵癌で亡くなったそう。享年57。
 Los Angeles Times、LA Weeklyなどで執筆、2007年にフードクリティックとして初のピューリッツァー賞を受賞している。「Foodie Top 100 Restaurants」の選者でもあった。



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by aqishii | 2018-07-24 11:16 | ニュース(海外) | Comments(0)
2018年 07月 16日

Esperanto (Stockholm)、閉店

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 White Guide関連で「Esperanto」をググってみたところ「閉業」となってて、アレレ…??と思ったんだけど、本当に閉店してたのをFBでJさんに教わりました。
 6/21に母体グループ(Sollmedco International)の倒産により、Esperanto,Imouto,Shibumi…は閉店だそう。ストックホルムの星は2つ減る。

 客の入りは良さそうだったんだけど。
 EsperantoはWhite Guide 2018でスウェーデン第3位、2016.2017は第1位だった。

 シェフSayan Isakssonは、
「Det har varit ett stort äventyr fyllt av kreativitet, kamratskap och kärlek. Därför är det med stor sorg som vi nu tvingas stänga våra kära restauranger」
 (It has been a great adventure filled with creativity, friendship and love. Therefore, it is very sad that we now have to close our dear restaurants)
 …まあ、そう言うしかね~べ(泣)。




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by aqishii | 2018-07-16 10:31 | ニュース(海外) | Comments(0)
2018年 07月 07日

El restaurante Sant Pau de Carme Ruscalleda cerrará el 27 de octubre

 Sシェフから「サンパウが閉店ですって」…と聞いたので東京店かと思ったら本店だった。
 10月で閉じる。ちょうど30周年。

 El Mundoによれば、同所は娘さんのMercèが引き継ぐ、ガストロバーみたいな感じ?
 Carme Ruscalleda夫妻が引退するわけではない。ラボ的な活動は継続。
 現在はグループ全体で7つ星を所持していた。
 息子Raül BalamのMomentsも2つ星で好調であり、それに対する満足感があり、またホテル内レストランゆえの忙しさがそちらにはある。

 …ま、そんな感じで報じられているよう。
 個人的には、この世代のスパニッシュスターで唯一行き損ねてしもーたなあ。一回、予約を試みたことはあったんだけど、「あ、その週はお休みです。カルメは東京にいます」、、、ヽ(^~^;)ノ
 世界的には、まだ数少ない女性シェフの3つ星店が一軒減るのは残念…ということは言えるだろう。

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by aqishii | 2018-07-07 22:57 | ニュース(海外) | Comments(0)
2018年 06月 22日

les World Restaurant Awards

 前記事関連、ル・モンドの「Michael Ellis quitte la direction internationale du guide Michelin」記事を読んでみると、ル・モンドは来年立ち上がるレストランガイド「les World Restaurant Awards」に注目しているようだ。

 50Bestスピンアウト組のJoe Warwick(英)・Andrea Petrini(伊)によるアワードは、米IMGのバックアップの元、2019年2月にパリで発表になるそうだ。
 これまでのランキング・アワード類に時に観察される、白人・男性・特定地域…偏重の傾向をロールオーバーするもの…を目指す、とか何とか言っているようだが、ま、楽しみに発表を待ちましょ~。ヽ( ´▽`)丿



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by aqishii | 2018-06-22 15:13 | ニュース(海外) | Comments(0)
2018年 06月 11日

訃報 アンソニー・ボーディン

 9日、「キッチン・コンフィデンシャル」のAnthony Bourdainの自殺が報じられた。RIP
 Kaysersberg(コルマールの北、リボーヴィル・リクヴィルと並ぶケゼルスベル)のホテル(ルレエシャトー加盟ホテル、レストランは2つ星)で。自身の旅番組の撮影旅行中。61歳(トシ、近ぇなあ…)。

 「作家」とか「ジャーナリスト」として報道されるかと思ったが、ほぼ全マスコミが見出しレベルでは「シェフ」「料理人」としていた。ん~、そんなもんなのかねー。

 「自身が抱えていた飲酒や薬物乱用の問題や、うつ病について公言していた」そうで、仕事の旅の途中であったことも考えると、そういった背景によるんだろうなあ。

 いま見ると「キッチン・コンフィデンシャル」は2000年出版。
へべ「キッチン・コンフィデンシャルはおもしろく読んだなー。ペーパーバック調の造本もよく合ってたし。番組もたまに見てた。」
 …というように、あの装丁も含め、ヒジョーに「時代」を写し取った作品だった。
 …と言ってみたが内容はもうかなり忘れた(^^;)、けど、モダンでファインなシーンも3Kというか5Kに刳り貫いてくるのがヨカタよね。

 ところで「GQ」の「イギー・ポップ70歳の欲張りな生き方──アンソニー・ボーディンと語る」という今年アタマにあがった記事、タイトルは見たような気がするが未読、で読んでみた。
 …みたら、ん~どうなんでしょう、読む方にバイアスがかかってしまうのだが、生死の臭い…アンソニーについてはとりわけ死の影が濃密に感じられる記事で、こー言っていいのかよくわからんが、実に興味深い。

 (未読の方は、原記事が残ってる間は是非そちらをご覧あれ)

 そもそも冒頭の写真の、腹筋の割れたマッチョな裸に、性格の過剰性がにじむ(^^;)。
 「自殺」という解答を知ってしまった読者には、そこに繋がる発言が散見される。…にせよ、最強に印象に残る遺言、

AB:「すきやばし次郎」で寿司を食べている時に何者かが近づいてきて、バンと一発くらう! 最後の晩餐としては悪くない。

 を語り残したのは、アンソニーの真骨頂かもしれない。

 本の山を掘り起こして「キッチン・コンフィデンシャル」を再読…する気にはならない。
 むしろ、ビニル盤のイギーのLust for Lifeを大音量でかけておくりたい。


PS
 森田童子さんが亡くなっ(てい)たそうですね。合掌。

 ところで、それらとは何の関係もなくこないだイギーの近年のライブをyoutubeで見てたんですね。実は老年になってからのイギー、見たことなかったんだけど。
 もう、“ひょっとこ踊り”と言ってもいいくらいに生命感に溢れたライブは、暗い靄に取り込まれそうなヒトにはいい毒消しになるかもしれまへん。

PS-PS
 あ、これも関係ない話になるが、前述「GQ」の記事中だが、“イギーポップですら、そう言うか…”という発言があるので引用しておこう、、、

『GQ』記者: ところで、”食”はロックに取って代わる存在になったと思う?
IP: そう思う。人々の”食”への関心はすごく高まっている。その反面、ロック人気が下降してるのを感じるよ。


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by aqishii | 2018-06-11 23:26 | ニュース(海外) | Comments(0)
2018年 03月 12日

台中の「Le Moût」、閉店へ

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 陳嵐舒 Lanshu Chenが台中「樂沐 Le Moût」の2018年一杯での閉店をFB上で発表したそうだ。
 へえ、そういうもんかあ…
 中国語を読む…のは出来ないので字面を眺めた感想(^^;)を申し述べれば、なんか疲れてるっぽいが…。
 我們目前並沒有任何新餐廳的計畫…当面の新レストラン計画は無い、としている。

 このニュースはミシュランガイドのサイトも報じているが、その中で、
She will be showcasing her cuisine at the upcoming MICHELIN Guide Taipei 2018 Gala Dinner as well.
 とある通り、陳嵐舒はミシュラン台北のガラディナーの料理を担当する…のだろう。
 回りも、うーん…………、、、というところ、かなあ。




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by aqishii | 2018-03-12 18:15 | ニュース(海外) | Comments(0)