AQB59 レストランをめぐるグルメのめくるめくメルクマール (早口言葉)

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カテゴリ:年代記(総合)( 62 )


2018年 07月 20日

20周年 : AQ!&へべの「楽しいレストラン」 (10)

 ウチのサイト内ページ「楽しいレストラン」は20周年を迎えている。
 まあ記念祭をしよう…って訳じゃあ無いのだが、ぼちぼちと、20周年記念「20年前を振り返ってみる」雑記は記してみようと思う。

 手っとり早く…というか、単純に、1997年の食べ歩きメモを見てみる。

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1997年 2月
 *ジャガイモとセロリ炒め
 *牡蠣と玉子炒め
 *イカの葱生姜炒め
 *鰻と青菜炒め
 *麻婆豆腐
[AQ!]
 いやぁ、フル回転で忙しいこと。(^^;)

1997年 8月
[AQ!]
 オネーサン「相変わらず、元気ネェ~」

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[2018回顧]
 原宿の片隅、小さな、カウンターだけの中国家庭料理。
 遅めの仕事終りの夜食にもよろし…ってことで、90年代はかなり行った店。
 だが、20年前の自分に「20年後もほとんど変わらずにやってるよ」と教えたら、“それは万馬券だ!”…とまではいかないかもしれないが、かなり意外感があるだろうなあ。

 この当時、ほとんど似たようなタイプの学芸大「美味」という店もよく行っていたが、こちらは繁盛をみた後、わりとさっさと撤収して中国へ戻られた。そーゆーパターンの方が「ありそうな話」と感じるんだな。

 そんなことを別としてもこの店、実は80年代前半からやってるらしく、もう35年超。ずっとあのオニーサンがやってんのかな(ワシらの知ってる30年弱は、そう)、何か例外的なベテラン店になってきた。

 オニーサンとオネーサン…の2人で回してる時代が長かった。最近はオネーサンは常勤じゃないみたいだけど。
 接客はオネーサンが担当だったので、オニーサンは客のことなんか見てないのかとずっと思っていたのだが、21世紀になって10年くらい行かない時期があり、10年ぶりくらいに訪ねてみるとオニーサンが「おや、オヒサシブリ♪」と声をかけてきた。けっこー、驚いた。

 「中国家庭料理」の類もよくわからんジャンルで、それ自体は大昔からあるんだろうけど、時代時代で何となくニュアンスがある。80~90年代東京のソレは、何となくその前より「現地っぽく」「本格っぽい」臭いを振りまく言葉だったようなイメージがある。
 香港迷がしきりに「家郷菜・家常菜」みたいな言葉を使いたがった頃合と、びみょーにシンクしているような気もする。
 ↑ここにも出て来る「ジャガイモ・セロリ炒め」とか「トマト玉子炒め」みたいなんは、この世代ウェーブが来る前は、かなり珍しい品書だった。…かなあ?
 その「ジャガイモ・セロリ炒め」だが、今でも、此処のはいちばん好きな仕上がりの一つ。絶妙♪

 それと、こん時は麻婆豆腐を食べてるな。
 「麻婆豆腐」は、今や東坡の看板料理みたいになってて、経営の軸かいや?…くらいな人気を博してる、らしいのだが、当時から存在していた。
 でもまあ当時は、「コレはウチの料理じゃないけど」「ま、冗談ね」「俺の趣味みたいなもん(オニーサンは辛いもの好き)」…と言いながら供していた。
 そうなんだけど麻婆豆腐マニアって阿呆なほどおるけん、「ウチの料理じゃないけど」看板料理になってる店…って、けっこー沢山ありますよね~。

 俺らもたまには麻婆豆腐を頼んでいたが、ほとんどの場合は「トマト豆腐」だった。これは似たような料理…って言えば言える(^^;)けど、「東坡」らしい逸品。
 トマト+豆腐に漂う香ばしさが、実にゴハンによく合う。

 …うーん、しかし、ここまで来たら50周年を目指してよ、オニーサン♪


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by aqishii | 2018-07-20 22:23 | 年代記(総合) | Comments(0)
2018年 06月 19日

20周年 : AQ!&へべの「楽しいレストラン」 (9)

 ウチのサイト内ページ「楽しいレストラン」は20周年を迎えている。
 まあ記念祭をしよう…って訳じゃあ無いのだが、ぼちぼちと、20周年記念「20年前を振り返ってみる」雑記は記してみようと思う。

 手っとり早く…というか、単純に、1997年の食べ歩きメモを見てみる。

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1997年 2月
 *赤ピーマンのムース、トマトのクーリ
 *トリュフのかき玉子赤ワインソース
 *フォワグラのキャベツ巻
 *甘鯛のポワレとズッキーニ
 *野兎のシヴェ、クラシックスタイル
 *ク・ド・ブフ
 *苺のスープ
 *クルミのカソナード
 *ブラマンジェ
 +94 Morey St.-Denis Blanc Dujac
 +91 Nuits St.-Georges aux Boudots Meo-Camuzet
[AQ!]
 楠田浩之夫妻に懸案のシドニー恩のお返し。(^^;)

1997年12月
 *チーズトースト
 *新潟産ガンギエイとキャベツ
 *オマールのテリーヌ「ダニエル」
 *野兎のシヴェ
 *仔羊の黒オリーブ風味
 *洋梨のコンポート微温仕立て
 *胡桃のカソナード
 +78 Ch.Palmer

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[2018回顧]
 こないだのアップ、「Top Wineries of New Zealand 2018」繋がり…になるwけど、Kusuda Winesを立ち上げる前の楠田さんと三田コートドールで会食したのがこの年。
 楠田さんの公式プロフィールから引けば、
「シドニー総領事館勤務を経て、1997年9月、ドイツ・ガイゼンハイム大学ブドウ栽培・ワイン醸造学部に入学。卒業後の2001年5月、ニュージーランド・マーティンボロに移住し、同年10月、「KUSUDA WINES」を設立。」
 …となるその1997年2月。(ま、楠田さんにとってはプライベートな話ですんませんですが、ま、大昔ということで(^^;))
 それより以前、「シドニー総領事館勤務」を頼ってさんざんシドニー旅行でお世話になった御礼の儀であった (和久田さんもニールペリーも若かったw…直接はお会いしてないけど(笑))。
 食卓では、何故ガイゼンハイムを選んだか、とか、未来のワイナリーに向けての野望、とか、色々伺った。…と思う(^^;)。

 …で、コート・ドール、の20年前の品書だ、、、その品書をいまブラインドで食べ歩き人に見せれば…誰だって
「ああ斉須さんですね」
 と言うだろう。それって、やっぱ、物凄いなあ。その物凄さは、フランス料理の物凄さ…だよなあ。
 フランス料理って、ドグマがトグロを巻くような因習的伝統性をもつ一方で、常に革新的に新奇でときには珍奇ですらある。そこからフツフツ湧いて出るような皿が、食べた瞬間から新古典になるような感覚…真骨頂ではありませんかしらん? その総体がシェフっつうものの存在感による…みたいな。

 90年代前半は客の入りが心配になる日も少なくなかったコートドールだが、後半は定常的に埋まるようになっていた(まあ「予約が取れない店」…みたいな下品なことはなかったすけどw)。
 この頃は川井さんがスーシェフかな? ひとつの黄金期のようなイメージ。

 この年は2回の訪問とも野兎シヴェをいただいているのが目をひく。以後の野兎の状況を思えば、いただいといてヨカタのこころです(^^;)。
 フランス料理の「ロワイヤル」の含意は様々なんだけど、たしか多分、野兎ロワイヤルと言わずにシヴェを名乗ってるのは、フォアグラを入れてないってことだったかなあ。
 いずれフランス料理の神に程近き一品だけど、個人的には、「それ」でバランスが取れるモノならば、フォアグラ無しのシヴェの方が好きだ。野兎の味香りが極端に好き、ってことはあるんだけど、それと赤ワインのハーモニー…に比べたら、フォアグラですらちょっと夾雑性を感じたり…。
 まあしかし、フランス料理の「複雑な響きを構築する特性」からすればロワイヤルの方が本道、ということもあろうけど。

 この年は、斉須さんオリジナルの魚料理をあまり頼んでなくて肉が多いのも特徴かなあ。
 何人かの方が書いているように斉須さんの本領は「日本の魚料理」であるかもしれず、ボクらもこの時代には魚をメインにすることが少なくなかったのだが。
 前後の1996.1998年を見ると、

イトヨリのクスクス、イトヨリのソース
平スズキのカリカリ焼、クミン風味のキャベツ
ヤガラのオーブン焼くるみ油のソース、焼ブロッコリー
黒メバルのポアレ、クルミオイル風味

 などをいただいている。
 平スズキ/ヤガラは何時ごろが初出なんだろう、凄まじく息が長いよね~(^^;)。

 そのかわり、1997年は、ランブロワジーから続く「エイ」はいただけている。
 これ、当時、入荷が少なかった。90年代、いったい何回、松下さんの「すいません、ここのところエイの入荷がございませんで…(^^;)」を聞いたろう(笑)。




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by aqishii | 2018-06-19 19:18 | 年代記(総合) | Comments(0)
2018年 06月 04日

20周年 : AQ!&へべの「楽しいレストラン」 (8)

 ウチのサイト内ページ「楽しいレストラン」は20周年を迎えている。
 まあ記念祭をしよう…って訳じゃあ無いのだが、ぼちぼちと、20周年記念「20年前を振り返ってみる」雑記は記してみようと思う。

 手っとり早く…というか、単純に、1997年の食べ歩きメモを見てみる。

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1997年 2月
 *レバーのテリーヌ
 *赤ピーマンのマリネ
 *温度玉子
 *ワサビ焼 レバー 皮 ツクネ ネギ巻 銀杏 椎茸
 *手羽先
 *親子丼
 *鶏茶漬け
 *スープ
 *軍鶏卵のプリン
[AQ!]
 皮の脂の旨さなんかサイコーっ。ヽ(^。^)丿 モルツスーパープレミアム限定も。

1997年 5月
 *砂肝煮凝り
 *温度玉子
 *正肉 椎茸軸 手羽先
 *親子丼
 *スープ
[AQ!]
 美味しいよ~ん。ヽ(^。^)丿 金曜の夜遅くに行ったら、だいぶ売り切れが。(^^;)
[へべ]
 やはり旨いモルツスーパープレミアム限定 ヽ(^。^)丿
 焼鶏も料理も旨い。遅く行くと売り切れなのはやむなし。カウンター内の人間模様もなんだか観察しがいのあるような。
 そうだ、椎茸の軸はオドロキの味。これは捨てられないわ~

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[2018回顧]
 阿佐ヶ谷バードランドはこの前年くらいから行きだした。
 「自分勝手な回顧録」って意味(^^;)で言うと、阿佐ヶ谷時代バードランドこそはボクらの「最適な焼鳥店温度」であったのかなあ、とも思う。和田さんもまだ“そこらのお兄ちゃん”然として…(タダモノでないシゴトなのは通じてくるが(^^;))。
 使い勝手・美味しさ・雰囲気のバイタリティ、何となく肯定的な中央線に漂う馬鹿馬鹿しさ♪
 モルツって限定版だとウメェじゃんヒャヒャ…なんてのも、20世紀らしい(^^;)。
 この当時のメニューの“工夫”具合は、後のニューウェーブ焼鳥期にも繋がってくるのかなあ。

 時代論と非時代論のヒント…だけメモっておけば、以後の「予約の取れない焼鳥」とか…って、粋ぢゃねえよなあ、とか言いながらも、実は、バードランドの前に凝っていた麻布「門扇」なんかはこれまたマンドクサイ店だったぢゃんかよ~(要予約で営業中は出入扉の鍵を閉めてしまうのでユーメー、ただ超絶ウマかった、2001年まであったんだなあ)、みたいな、ねえ。

 小学生の頃の線路端の焼鳥…みたいのを除いた「焼鳥デビュー」を思い起こせば、学生時代の渋谷「森本」になるかなあ。1948年オープンのこの店が、似たような感じで3代目で続いてるらしい…のは、イイ話かしらん♪




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by aqishii | 2018-06-04 01:27 | 年代記(総合) | Comments(0)
2018年 04月 24日

20周年 : AQ!&へべの「楽しいレストラン」 (7)

 ウチのサイト内ページ「楽しいレストラン」は20周年を迎えている。
 まあ記念祭をしよう…って訳じゃあ無いのだが、ぼちぼちと、20周年記念「20年前を振り返ってみる」雑記は記してみようと思う。

 手っとり早く…というか、単純に、1997年の食べ歩きメモを見てみる。

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1997年 2月
 *仔羊の舌の冷製
 *牡蠣のコロッケ
 *チヌのソテ、黒オリーブソース
 *スペアリブとひな鳥のポトフ
 *柑橘のカッサータ風
 +ホウズキとスズのシャンパン、柚と白胡椒の白ワイン
 +62 Chianti Classico Fossi

[AQ!]
 久しぶり。マダム原田は旦那との新店を世田谷辺りに開く予定で、独立して準備にはいるそうです。楽しみ。

[ヘベ]
 ほんとに久しぶり。外のテラス空間を囲いこんでテーブル置いたのが、いい雰囲気になってました。プラスティックの軽い椅子はヴィヴァロア調?マダム原田は相変わらずでお元気そうで、3月(だったか?)には引き継ぎで「しらとり」に出てますとのことでした。マダムと旦那の新店、たのしみです。

牡蠣のコロッケ:意表をついて、細かく刻んでエスカルゴのような扱い。コロッケって香りを封じ込める効果があるんですね。カリリとした衣の中にはふわっと牡蛎の香りが一杯。
柚と白胡椒の白ワイン:多彩で目移りする、食前酒の中から選んだこれは大当たりでした。柚の香りから入って、後半にすぅっと白胡椒の爽やかな辛み。
 店内はなぜか女性がほとんどで、華やぎつつもくつろいだ雰囲気。「Hanako」の西麻布特集に出たせいかも、とのことで、「マガジンハウスの取材はしっかりしている、まず覆面で食べに来てから編集会議で取材先を検討して取材に入るらしい」、との話でした。ラ・プリムールでもマガジンハウスは好感もたれていたようでしたね。


1997年 3月
 *白アスパラガス
 *ヒッパタキとトリ貝
 *真鯛のポワレ
 *ロニョンとハラミ
 *仔羊のロティ
 *デセール
 +87 Bonnes Mares R.Groffier

[AQ!]
 O氏と。今日は白鳥さんがロワゾーで、原田さんがこちらに応援に。

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[2018年感想]

 昔はワインが安かったな(^^;)。

 そっか~これが1997年かあ…という懐かしさが強烈にあるなあ、白鳥シェフ周辺。
 だいたい、慣れると何とも思わなくなるけど、フランス料理のシェフの姓が「白鳥」って、漫画だよなあ(^^;)…はともかく、シテ~馮の白鳥さんが「しらとり」をオープンしたのが1992年、支店…と言っていいのか麻布「ロワゾーブルー」を出したのが1994年。
 そして、
「いいんだけどさあ、夜中に金勘定するのが面倒くさくなっちゃって、ヒトにあげることにした(笑)」
 と(たしか、そんな風に言ってたような)ロワゾーブルーは閉めることにしたのが、この年か翌年だったか。

 1999年に引き継いで出来たのが、インコントロのマウリツィオが開いた「アルドジェ」で、ここで後年、弘前で天下を取ることになる笹森さん平塚の巨匠梶山さんに出会うことになる…んだから、一々ロングヒストリーだわ(^^;)。

 ロワゾーブルーで思い出すことは幾らもあるが、やっぱ謎の「3つ股獲得」とか、ね。
 一世を風靡した「東京いい店やれる店」シリーズだけど、ホイチョイの馬場さんは、こと「美味しい店」枠となると、「え、そこ?」みたいな店にも股を広げてたりしてた。
 ロワゾーブルーの3つ股も、意外なセレクションだったね~。

 …とまあそんな記憶が残ってるのだが、ささやかなウラ取りをしてみると股の数がよくわからん(^^;)。
 まず単行本は、手元にあるのが初版なんだけど、ここには発刊時期からしてロワゾーブルーは未掲載。
 その後「東京いい店やれる店」って、改訂もされた筈だし、雑誌誌面なんかによく特集で出てたんだよね、、、多分。
 スクラップブックにあたったら、雑誌版に一つみつかったけど、ロワゾーブルー、2つ股だった。
 う~ん、3つ付けてたのもあったような気がするんだけどなあ。

 折角、本を掘り出してきたので、1994年初版3つ股を記念パピコ♪
 パ・マル、イスタップ、みかわ、ブルーウォーター、ラ・フェット、ダイヤモンドホースシュー、クチーナ・ヒラタ、ラ・ビスボッチャ
 …うーん、わかるようなそうだっけかな…チョイスw。
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 白鳥シェフは2013年に「しらとり」も閉めて、現在、久慈の「Bistrotくんのこ」。遠くて未訪(^^;)。
 1997年に「マダム原田は旦那との新店を世田谷辺りに開く予定」と聞いてたんだったか、「ブーケ・ド・フランス」は六本木にオープン。最近また更に調子イイように感じます♪
 ロワゾーブルーの1997年は中島完シェフかな。翌年「ア・テ・スエ」開業、何回か行ったけど2009年閉店。


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by aqishii | 2018-04-24 00:09 | 年代記(総合) | Comments(0)
2018年 04月 11日

20周年 : AQ!&へべの「楽しいレストラン」 (6)

 ウチのサイト内ページ「楽しいレストラン」は20周年を迎えている。
 まあ記念祭をしよう…って訳じゃあ無いのだが、ぼちぼちと、20周年記念「20年前を振り返ってみる」雑記は記してみようと思う。

 手っとり早く…というか、単純に、1997年の食べ歩きメモを見てみる。

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1997年 1月
 *味付け海苔
 *チャプチェ
 *韓国風ナマコ
 *焼肉:タン塩、カルビ、ミノ
 *牛すじのチゲ

[AQ!]
 寒い日にはたまりません。吉祥寺回りより新宿回りが吉か、の西荻窪。

[へべ]
 いいタイミングで到着。たちまち混みました、寒い日の一瓢家。
 「韓国の市場の味ですからね~」と隣席のお客への説明聞いてムラムラと食べたくなって頼んでしまった海苔、おいしかった~。昔Pさんが買ってきてくれたあの味。
 名前失念、の、韓国風ナマコがとても美味。和風ナマコ酢ほどコリコリ一辺倒でなく、ややグニュ感のあるコリコリにゴマ油の風味がたまりません。
 コプチャンチョンゴルもいいけど、この日食べた牛すじチゲもすばらしいっ。

*****

1997年 7月
[AQ!]
 暑い最中の韓国料理もいいもんです。(^^;)

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[2018年感想]

 西荻窪にあった韓国料理店(作りは「小さな居酒屋」くらい)。焼肉も多少あるが、多種のツマミや鍋など韓国料理がメイン。
 この頃、よく行ってた。…荻窪とか西荻ってウチから遠いのだけど(^^;)。 (「西東京」という括りでは一緒でも、路線の関係で、両国あたりに行くのと変わらん(^^;))
 ググれば、1980年代の開業で2012年頃まで続いていたようだ(業態変更があってそれをいれると2015年頃まで)。
 荻窪にあった「南漢亭」も似たような経過だったかなあ。

 東京の韓国料理店って、一望を把握するのが何となく難しい。韓国料理店は「焼肉屋の横に隠れた日陰者」っぽい存在…になってるせいだろうか。一軒の店の中でも、「焼肉に隠れた日陰メニュー」っぽいケースが多々あるし…。
 華々しい焼肉談義に隠れて、なかなか聞こえてこない。…この感じは、20年後のイマもあんまし変わってない気がする(^^;)。
 また、この20年にも、「ハンガウィ」「ソソンジェ」「オスリ」「アルムダン」…といった意欲的韓国料理店が出来たものの、短命に終わってしまった。
 ビミョーな存在感だなあ…。

 コリアタウンはどうだったろう? 「ハレルヤ」「松屋」に行ってたっけか。…いずれにせよ韓国マニアじゃないんでよくわからないけど。
 電話かけても韓国語で出るし、店に行くと「イルボンが来たよ」と通される…って感じだったなあ。
 コリアタウンに出かけるより「一瓢家」さんとこみたいな方が、気楽に行きやすかった…とかあったかなあ。

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1997年 5月
 *チヂミ
 *チャプチェ
 *水キムチ
 *青菜キムチ
 *キムチチゲとごはん

[AQ!]
 赤坂は最近は韓国食堂通りみたいな路地もあったりして…。

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[2018年感想]

 まあ、大久保も赤坂も(上野はあまり知らないのだが)、コリアタウンが現在のような賑やかな雰囲気に膨れあがったのは、韓流ブーム以降21世紀になってから…だよ、なあ。

 そう言えば、赤坂ムギョドンも2012年閉店なんだな。
 中国料理店もそうだけど、その頃は、「脱出」や「震災不況のあおり」が多かったのかな。

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by aqishii | 2018-04-11 17:06 | 年代記(総合) | Comments(0)
2018年 03月 06日

20周年 : AQ!&へべの「楽しいレストラン」 (5)

 ウチのサイト内ページ「楽しいレストラン」は20周年を迎えている。
 まあ記念祭をしよう…って訳じゃあ無いのだが、ぼちぼちと、20周年記念「20年前を振り返ってみる」雑記は記してみようと思う。

 手っとり早く…というか、単純に、1997年の食べ歩きメモを見てみる。

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1997年 2月
 *テリーヌ
 *タラバ蟹のテリーヌ
 *エスカルゴ
 *鶉のロティ
 *アリコ・デ・ムトン
 *ガトー・ショコラ・クラシック
 *苺のタルト
 +85 Peek vineyard C.Sauvignon
[AQ!]
 C/P、しっかりした料理などやはり好感だが、いま一つ賑わっていて、いま一つ(ウチにとって)交通便利だと(駅前だからまぁ便利なんだが)いいんだがなぁ~。
[ヘベ]
 やっとありつきました、アリコ・デ・ムトン。
 エスカルゴは典型的ブルゴーニュ風で、やっぱりこれはいいんですよね~。
 鶉も旨かったし、全体にいい感じなんですが、この日もすいていた。がやがやすると、いい雰囲気になりそうなタイプの店なんですけどねぇ。
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[2018年感想]
 (あまり内容ないけど、お茶のウケに多少、検索サーフィンしてしまったので…(^^;))

 ま、20年前、なかなか渋いラインナップではないか。アリコデムトンとか、オンメニューはなかなか、ねえ。
 まあしかし兎に角“思ひ出”は、「料理がイイのに空いてる」ってことになる。
 こちら、京王線・世田谷線の(一応)2本の線が通る下高井戸駅から徒歩1分弱…という、ある意味、めちゃくちゃいい場所なのだ。ビル2階で窓が広く、フツーに気持ち良いのだ。
 しかるにだなあ、入らないんだよなあ。どうも未だに、店の入る・入らないというのは謎…なところがある。
 「ぱいんこーん」は上記訪問を最後に、ほどなく閉店した。

 その跡地にはすぐメキシカン「ポサーダ・デル・ソル」がオープン。
 こちらもイイ店だった。1999年の日記には「東京のメキシカンではトップクラスの一軒か?」と書いている、本格メキシカン(not Tex-Mex)。
 ところが、こちらも、入らなかった(^^;)。謎…だよなあ。
 まあ、入らない…ということもあるが、かなりだだっ広い店で、面積があり過ぎてスカスカしてるように見える…という一面は多少、あったかもしれない。

 ポサダはそれでも、2012年まで10数年続いた。
 しかしなくなってしまった。残念…
 …の後が「自分用めもめも」で、ググってみると「ポサーダ デル ソル」は2016年に東村山の久米川駅前に復活していた。祝♪
 お店のサイトによると代表はアルマンド・バレンシア氏。あのオッチャンかなあ。「本当のテキーラのサブマリン」の儀式が懐かしい…。
 オッチャンは、料理は純メキシカンだけど自分はキューバ系だ…って言ってたかなあ。

 ポサダの跡地にはすぐに「和フランス えざら」という店が入ったようだ。こちらは知らない…が、更にググってみると、あらら、、、

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by aqishii | 2018-03-06 12:08 | 年代記(総合) | Comments(0)
2018年 03月 01日

20周年 : AQ!&へべの「楽しいレストラン」 (4)

 ウチのサイト内ページ「楽しいレストラン」は20周年を迎えている。
 まあ記念祭をしよう…って訳じゃあ無いのだが、ぼちぼちと、20周年記念「20年前を振り返ってみる」雑記は記してみようと思う。

 手っとり早く…というか、単純に、1997年の食べ歩きメモを見てみる。

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1997年 1月
 *テリーヌ
 *カリフラワーのスープ
 *ギタローシャモのカレーライス
 *鴨のコンフィ
 *キャラメル、マスカルポーネ、木苺のグラスとソルベ
 +90 Bourgogne Rouge Meo-Camuzet
[AQ!]
 あらま、改装してました。全体にいい感じで、嬉しい感じの美味しさ。ヽ(^。^)丿

1997年 2月
 *エスカルゴ
 *香草オムレツ
 *リドヴォーのポワレ
 *ギタローシャモのカレーライス
 *キャラメルとマスカルポーネのグラス
 *モンブラン
 +92 Ch.Torocard Monrepos
[AQ!]
 メートル**氏の内幕暴露話の嵐は大爆笑~。の一夜。ヽ(^o^;)ノ
[へべ]
“ちょっと人のわるそうな”ところがカフェ気分の**氏 ヽ(^。^)丿
 マガジンハウスの取材は、ここでもなんだか評判いいです。
 @@氏は、なんだか評判よくないです ヽ(^。^;)ノ

1997年 4月
 *テリーヌ
 *カリフラワーのスープ
 *ギタローシャモ
 *タラのポワレとラタトゥイユ
 *クレームブリュレ
 +89 Mercurey clos des Myglands Faiveley
[AQ!]
 **選手はテーブルにへばりついて話し出したら止まりません。(^^;)
[ヘベ]
 **選手は今宵も止まりません。この日は「いろんな客がいる」話、が多かったでしょうかねぇ。お店もたいへん。
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[2018年感想]

 20世紀のフランス料理っ食いには「駒沢」の地名は特別の響きがあったもんぢゃ(笑)。
 勿論それは、「プリムール」「コンマ」の2軒があったから。
 何せ、当時は今のミシュラン東京よりは信頼されていたwフランス料理店ガイド「Gルマン」で、せいぜい都内20軒程度の2・3つ星店…そのほとんどが中央区・港区の店だったのに、いきなり駒沢に2軒あったのだから。

 プリムールの“隣”に「カフェ・プリムール」が出来たのは何時だったろう?、90年代前半だと思う。
 使い勝手の良さもあって、段々とカフェの方に寄る頻度が上がっていた。
 「カフェ・プリムール」って、今から振り返ると“ネオビス”だよなあw。
 ヴィシソワース・各種テリーヌ・オムレツ・ココヴァン・鴨コンフィ・リドヴォポワレ…なんかが旨かった。
 明るく軽い雰囲気で洗練されたビストロ料理。ネオビスのはしり、やんねー♪

 その中でも“名物”的な存在だったのが、グラスドキャラメルとギタロー軍鶏カレー。
 我が家では、いまだに美味しいキャラメルアイスに出会うと「プリムールのみたいだね~♪」とか言ってしまう(^^;)。
 〆は大概、カレーを食ってた。旨。
 フランス料理店のフランス料理風カレーはコレが最初…とかではないのだが、何となく一つのエポック感があったかなあ。

 話はそれるが、プリムールの道をはさんだ向かいに茜屋があった。
 珈琲は勿論、此処のカレー(らいすかれー)も絶品だった。(…正確に言うと、絶品な日があった。少しムラがあるのだ)
 銀座のフランス料理店に勤める料理人が仕込みだけして行く…と聞いたことがあるような気がする(が、確かではない)。
 こちらの“アタリ”の日は、俺的最強カレー…みたいな感じだったかな。食った回数もものすごく多い(^^;)。

 プリムールの前の駒沢通りをクルマで5分も行くと上野毛、其処に「アンクルサムズ」というサンドウィッチ店があった。田中康夫ちゃんがよく書いてたりしてたんで、多少ゆーめーだった。
 サンドイッチも良いのだが、「金曜日限定」のチキンカレーがあり、これもまた旨!…なのであった。
 当時、勝手に「世田谷3大オリジナルスタイル・カレー」と呼んでいたものぢゃ(^^;)。

 …と書いたところでググってみると、「アンクルサムズ」は現役ですた♪
 昨年でオープン40周年だとか!
 しかも公式サイトに、
「チキンカレー 復活しました! 金曜日の限定20食」
 とある。
 食べに行ってミネルヴァ!
 (しかし40年ともなると「代替わり」はしてるかなあ?)

 話をプリムール日記に戻す。
 97年日記にはモロに出ている通り、此処に行くとメートル連中との話が、また壮絶に面白かった。
 プリムール高橋シェフは毅然とした方で、スタッフもそれを受け継いでおり、飲食ギョーカイの不実…とかに、やたらと厳しいのである。
 前述の通り、プリムールは「Gルマン」ガイド2つ星…ということでも名をあげていたのだが、まあみんな、「Gルマン」関係者…とかのことも大っ嫌いで(後年、表立って喧嘩してたが(笑))、糞味噌に言っていたのが懐かしい。(糞味噌なことやってっから!(笑))

 まあソレを別としても、こちらのメートルは悪気のある若者で、良かった。
 …って、俺らにとってはこれは“マヂな話”で、フランス料理店のメートルなんてさ、悪気があってナンボ…ってなもの。悪気があって毒を吐く…から、艶があって色気が出る、のである。悪気は美点であった。
 そーゆーヒト、いなくなったなあ。
 …というか、そーゆーパターンが難しくなった…というのが正確なところか。ネット社会になってからこっち、“悪気があって毒を吐く”のが“色気”じゃなくて、タダの“スベってるヒト”みたいに見えるようになってしまった…みたいなことはあるんジャマイカ。

 で、この1997年に「ラ・プリムール」は閉店する。「体調の問題」と聞いたことはあるが、不確か。
 「カフェ・プリムール」の方は、2002年くらいまで営業してたか?
 …で、その後2005年、高橋シェフは五反田駅前に「ぎたろう軍鶏 炭火焼鳥 たかはし」を開く。
 な、なるほど、なあ… ぎたろう健在なり。
 2018から2005を引けば13年…そっか、もう「ラ・プリムール」より“長く”やってることになる、んすか?
 こちらも、もうしばらく行ってないから、また覗きに行ってみたい♪


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by aqishii | 2018-03-01 12:14 | 年代記(総合) | Comments(0)
2017年 10月 26日

駐日ブラジル大使館 「カシャッサの日を祝う会 2017」

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 Latin America's 50 Bestも発表になったし、南米繋がりで、、、
 先月の催しの、写真の虫干しでもしておこう… (^^;)

*****

「カシャッサ好きでしょ? 祝いましょうよ」
 と誘われた。カシャッサはブラジルの砂糖黍焼酎…「カイピリーニャ」のベースとなるアレ、である。
 9月13日がDia Nacional da Cachaça…カシャッサの日、で、ブラジル大使館でお祝いのセミナーと試飲会があると言う。
 1660年に起きた「カシャッサの乱」をうけ、ポルトガル王室がブラジルにおけるカシャッサの製造を認めたのが1661年9月13日…なのだそうな。
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 ブラジル大使館は初訪問、外苑前にあってモダンで立派!…な建物。
 ちょうど「天皇皇后両陛下ブラジル初訪問から50周年」にあたるらしく、記念展「永遠の絆を築いて」が催されている。
 皇后陛下の詠まれた
「移民きみら辿りきたりし遠き道に イペーの花はいくたび咲きし」
 といった三十一文字が現況と引き比べられてホニャララよ、と待つうちに、開会。
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 大使館からの挨拶に続き、カシャッサ・カウンシル・ジャパン(CCJ)麻生雅人氏によるセミナー。続いて、輸入元各社から、紹介&アピール。
 歴史上、ポルトガルのブラジル運営の、場当たりないい加減さが心に沁みる(笑)。最後に酒は勝つ♪
 世界蒸留酒消費量では、1位ウォッカ・2位ソジュ・3位カシャッサ…なんだそうな。
 知らないとこで面白かったのは、樽。ブラジル産のさまざまな樹木が使われ、そこでかなり個性がつく。カルヴァーリョに加え、アメンドイン・バウサモ・イペー・ジェキチバなど。
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 試飲テーマは、プレミアムなカシャッサ・アルテザナウ。
 すなわち、自社農場砂糖黍使用…だったり、手作業収穫…だったり、伝統的製法…だったり、小規模生産…だったり、ハンドメイド…だったり、一括自社管理…だったり、天然水使用…だったり、オーガニック認証…だったり、熟成版…だったり。

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 Fazenda Soledade, Seleta e Boazinha, Weber Haus, Velho Barreiro…等々から数種ずつのカシャッサ。
 いずれ、非常に個性的な面々でありました。楽しい酔っ払いの出来上がり♪
 自分はテキーラで、案外ブランコが好き…だったりするのだが、カシャッサでも、結構シルバーとかプーラと言われるタイプは好きかなあ。

 皆さん、レストランでも、ブラジル料理に・ブラジル料理以外にも、カシャッサは如何ですか~?
 …は、CCJよりのメッセージ♪




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by aqishii | 2017-10-26 12:32 | 年代記(総合) | Comments(0)
2017年 10月 17日

コラボ [Anis x AKAME in Tokyo]

 先週の話。
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 台湾の「AKAME」ってのがヤバイらし~、、、ってのがどっかからソヨソヨと聞こえてきてた…
 …ところに、いつものSさんから
「AKAMEが来ますってよ♪」
 との知らせ。
 えー!
 それは行かなくちゃ♪

 で、招聘は初台「Anis」でコラボイベントとして挙行される、とのこと。
 実はこの[Anis x AKAME]は相互イベントで、既に7月…だっけかな、@台湾編が催されている。
 その@東京編がこの10月の3日間。
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 [Anis x AKAME in Tokyo]
 *ほろほろ 四角豆・つるむらさき・とろとろ玉葱・ルバーブ
 *うずら 台湾スパイス塗り焼 台湾うど
 *沖縄仔豚 蕪・ケール
 *豚肩とソーシソン 竜眼・ナスタチウム・花・台湾の豆煮
 *和牛 牛蒡・クレソン・人参
 *えぞ鹿 台湾ぶどう・大根・わさび菜
 *愛玉子・鬼灯のコンポジション
 +Sparkling Wine Extra Brut / 安心院ワイン
 +16 Shikishima 甲州 酒石酸無濾過
 +14 Beau Paysage Kurahara Nuage
 +15 ふらみんご ピノ・ノアール カーブドッチ
 +15 Mizu no Aya Domaine Chaud
 +15 Milieu rouge Cave D'Occi
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 初台駅からとろとろ歩く。アニスの幌が見えてくる、と、軒先にチロチロと火が見える。オヨヨ。その火に、何ともじゅるじゅるな肉たちがかざされている。都会に野趣が降ってきた♪
 その火を操っている屈強な浅黒い偉丈夫、それがAlex Pengシェフ。一瞬、「格闘技か?」と思う(笑)。
 Alexは台湾原住民・ルカイ族(魯凱族)の人で、ルカイの料理をベースに展開しているそう。店は屏東縣にあり、我々のようなものに簡単な説明は「高雄からずっと山の方に入ったとこ」。
 (ところで後ググリだが、ルカイ族は約12000人。この人口規模は、ネパールのタカリ族と大体同じだ…と、我が家だけ盛り上がる符合(^^;))

 本コラボは、アニス恒例の肉の祭典「MEATing」の特別編…という位置付けでもある。位置付けというか、その形式で。
 前菜etc.は抜きで肉焼き料理が6品、おんどれらを襲う(笑)。交互に、清水シェフ3品・Alexシェフ3品。

ほろほろ [Anis]
 肉焼きの俊英・清水シェフらしい、思わず「ほろほろ離れした…」と言ってしまう(^^;)くらいの美味しいほろほろ。ガルニ群もトロトロの玉葱はじめピッタリ。
 ワインは田辺公一ソムリエ(ウチにはラス・コルクで馴染みの)で、「本日はAll Japanです♪」…と安心院のシャンパンスタイル泡。
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うずら [AKAME]
 本日、来た時から軒先で誘っていた色っぽい姿が今! めっちゃくちゃ旨い。腿・胸が供されるが、へべは「こんな魅力ある胸は想像したことなかった」。
 かなり長時間かけた焼きだが、実にダイナミック。低温・長時間的な「ノッペリ感」とは無縁。
 烏山椒や台湾五葉松エキス…などかな、塗り焼き。台湾ウド。
 Shikishima 甲州は酒石酸が無濾過で瓶底にゴロっと結晶している。甲州らしいんだけど甲州離れした存在感が、「なるほど鶉にかァ」なペアリング芸。

仔豚 [Anis]
 沖縄仔豚。ケールと蕪が3種…かな、この蕪もウマイ。
 ボーぺサージュってソービニヨンブラン作ってるんだあ…の蔵原雲は、ケールも頭に入れて。
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ぶた [AKAME]
 肩肉ロティとこっちで仕込んだソシソン…これがイイわ~、個性的で魅惑あり、向こうでは豚血を使うところをレバーで代用…など、「まんま」では無いそうだけど。肩肉はBBQな愉しみ。
 竜眼ピュレもばっちり、モロに竜眼でなく肉に合わせて腰を落とした感じに仕立てている。
 ふらみんごピノ…は、これはピノらしさで合わせてくる。

和牛 [Anis]
 焼き牛蒡(香り高い)と大ぶりなクレソンが、シンプルに牛を上げる♪
 新潟のカベソが、牛・牛蒡にもうひと色を。
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えぞ鹿 [AKAME]
 軒先でぶらんぶらんと辺りを睥睨していたアイツが掉尾を飾るw。
 Alexの肉は、ガキっ・ガチっ…と来るのに、何故か軽い。チアフルな動的な食感だ。台湾葡萄の使い方も、「こなれた」印象を受ける。
 カーブドッチ、Milieuは呑んだことあったなあ、新潟メルロー主体。

デザート
 愛玉子・鬼灯で台湾ワールド。「オマケ」的でなくて、かな~り美味しかった♪
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 コラボは一側面としてショーケース性を持つものであるが、「AKAME」が見せてくれた魅力にはクラクラ。
 根っ子のある料理が、ピンとした調理の中に揺らぎやヘテロ性をもって「野趣」のような流れのある感覚を食べる客に訴えてくる。
 現地で、山ん中のイングレディエンツと、どうしてああしてこうして格闘して戯れあっているか、実感してみたいものでありんす♪




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by aqishii | 2017-10-17 22:01 | 年代記(総合) | Comments(0)
2017年 09月 20日

20周年 : AQ!&へべの「楽しいレストラン」 (3)

 今年、ウチのサイト内ページ「楽しいレストラン」は20周年を迎えている。
 まあ記念祭をしよう…って訳じゃあ無いのだが、ぼちぼちと、20周年記念「20年前を振り返ってみる」雑記は記してみようと思う。

 手っとり早く…というか、単純に、20年前1997年の食べ歩きメモを見てみる。

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1997年 3月
 *トリッパ
 *ピザ・マルガリータ
 *Tボーンステーキ
 *ドルチェ
 +93 Chianti Classico Riserva Fontodi
[AQ!]
 相変わらず上手い具合にやってまして、土曜夜の満員です。

1997年12月
 *茸炒め
 *ムール貝のリゾット
 *ピッツァ・マルゲリータ
 *フィレンツェ風Tボーンステーキ
 *パンナコッタ、バニラアイス
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2017年感想
 都立大に93年に出来たトラットリアで、目立つとこにドーンと石窯が鎮座する。90年代はこの「マルゲリータ+フィレンツェ風Tボーンステーキ」を食べにけっこー行った。
 ウチからは不便な場所なのだが、気軽な雰囲気・気軽な価格でかなりなクォリティ…が当時よくフィットしたのである。
 なんだかんだと90年代は牛の正肉をよく食ったものだ…と言うか、以後は減ったかなあ。ステーキもそうだが、正肉がウリの「普通の焼肉屋さん」に行く回数なんかが随分少なくなった。
 これがトシ…と言うものか(笑)。
 まあ此処んとこ、フランス産などの輸入解禁以降は、そのちょっと前よりステーキなど食う機会が復活しており、どーなることやらわかりませんがね(^^;)。
 牛の内臓の方は昔から好物なこともあり、当家消費量はあまり変化ないように思う。

 ま、それより「Tボーンステーキ」だよなあ。
 90年代…まあフツーの食い物だったのである。
 この食い物が禁止されたのが2004-2013年らしい。
 つまり「この20年間を振り返る」のならば、その半分の期間Tボーンステーキは食べられなかったことになる。
 そうなるかあ。食体験としてみれば、1980年代生まれのヒト…なんか、気の毒なことでしたなあ(^^;)。
 まあ、その他の面でもこの20年間、世界の「肉の事故」は多々あったのである。やはり、世界人口爆裂と食材のすり合わせはギリの所に来ているのだろう。(国連が「人口を減らす気もないなら昆虫を食え」と言い出すわけだ(^^;))
 そのせいかワシら世代、「食えるうちに食っとけ」が基本ポリシーとなりがちではある(^^;)。ウチも勿論、「食えるうちに」とガッついているのだが、「鰻とか鮪」と言った材料となるとそのポリシーだけでいいかは思慮が求められるところである。この点も「この20年」。

 「ラ・バラッカ」は都立大で健在のようだ。きっと、(TPO・年恰好が合えば)優秀な店であり続けていると思う。
 …『都立大』は健在でない、何か変な名前の学校になってしまった。が、「都立大学」駅は健在である(笑)。

 当時の写真は無い、「ヴァッカロッサ」のLボーンステーキの写真で気分を出しておく(^^;)。




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by aqishii | 2017-09-20 11:51 | 年代記(総合) | Comments(0)