AQB59 レストランをめぐるグルメのめくるめくメルクマール (早口言葉)

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2013年 01月 31日

なんと日本が銅メダル!!! Bocuse d'Or Lyon 2013

 29.30日にLyonで行われた、ボキューズ・ドール
 速報ですぢゃ。

優勝 フランス
2位 デンマーク
3位 日本

スペシャル肉     英国
スペシャル魚     ノルウェー
ベストコミ      英国
ベストポスター    ハンガリー
ベストプロモーション グァテマラ

4位 英国
5位 ノルウェー
6位 スウェーデン
7位 米国

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[小ネタ追記]
 メダル獲得(上位3カ国)
●日本は初。非欧州国としても2回目。初めての獲得は、1989・シンガポール・William Waiの銅。
●「フランス料理フランス」は「柔道日本」のようなもの(笑)、だが、メダル獲得を逃した年も4回ある。
 1989 → 1991 Michel Roth 金
 1993 → 1995 Régis Marcon 金
 1997 → 1999 Yannick Alleno 銀
 2011 → 2013 Thibaut Ruggeri 金
 …と、ミスった次の回には最強の面子を送って名誉回復している。
 …となると、Thibautも前3者のように大成が期待される?(笑)
●今回、審査員代表・プレゼンターをつとめたのは、三冠王Rasmus Kofoedと新3つ星Enrico Crippaだが、イタリアはボキューズ・ドールでは未だにメダルを獲得していない。(まあそりゃそやろ、…という気も(笑))

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by aqishii | 2013-01-31 02:35 | Bocuse d'Or, Concour | Comments(0)
2013年 01月 30日

「世界のくさウマ実食会」新宿ロフトプラスワン

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 リヨンでBocuse d'Orの一日目が進行する中だけど(笑)、臭い会に行ってきた。世界の臭いものをみんなで食べるトークライブ。
 イベント入場時に、「このイベントに関しての苦情は一切受け付けません」という念書にサインする、…という愉快さ。
 出し物は、

●この日の為に醗酵させた成熟の極み「モンドールチーズ」
●見た目も凄い、中国の「臭豆腐」
●新島産、世界最香峰の「くさや」
●世界で二番目に臭いとされる、エイの醗酵した刺身「ホンオフェ」
●世界一臭い食べ物「シュールストレミング」

 である。
 私は、「シュールストレミング」は缶の状態で見たことしかない。「ホンオフェ」も見たことしかない。
 まあ、しょっちゅう話題には上る食品なので、それなりの興味はあった。
 …ということで、一網打尽の機会というのもいいかな、と思い、歌舞伎町へ。

 主催者曰く、予想外の大盛況。

 まずは、モンドールともう一つシェーブル…クロタンかな、から。
 (そもそもこのイベントのことを教えてくれたS姐(「キビアックが出るならワタシも行くけど…」)に、「モンドールじゃマイルド過ぎでしょ」と言われてましたが)
 この2つは更に熟成も浅く、臭くない…というかあまり匂わないモノ。その辺のフロマージュ好きソムリエのいるフランス料理店に行った方がちゃんと臭いものが食べられる、って感じ。



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 臭豆腐は新大久保で買ってきたという「王致和」製のモノをそのままナマで。
 “アレ、そういえば臭豆腐も色々あるな”と、帰ってからググったところ、これは、台湾系の臭豆腐乾じゃなくて、北京の臭豆腐乳…ディープな腐乳のようなもの。こっちが「元祖臭豆腐」的なもの…である。
 色は雑巾灰緑色、グニャグニャになった豆腐に粘液がまとわりついてる感じ。
 まあ腐乳の腐ったようなもの(笑)なので、フツーに美味しい。これ自体は、香りは丁度いいんだけど、ものすごく塩がキツイので、ブロックに切ったものをガシガシ食べるのは辛い。本来は、舐めながら酒(二鍋頭ください(^^;))を飲む、か、何か料理に使う、なんじゃないかなあ。



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 新島の生産者の方も来られて、青ムロアジとトビウオの2種クサヤ食べ比べ。そして、「くさや」をつけこむ原液「しょっちる」のテイスティング。
 さすがに美味、青ムロがいいなあ。
 クサヤは「団地で焼くと隣が迷惑だ」…的なことはわかるのだが、子供の頃から知ってる味なので、今更「臭い」と言われてもピンとこないところはある(笑)。納豆なんかもそうかな。



 さて、未体験ゾーン。
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 ホンオフェ、アンモニア系。あまり外に臭うタイプではないので食ってみないとわからない。
 ちょっとアンモニアはどうかなあ…と、ここが一番ビビってた。
 モノは新大久保界隈の入手では最強クラスとのこと、食べ方は三合…茹で豚・キムチと一緒、の、オーソドックススタイル。
 じゃ、行ってみましょ、
 あ、
 あ…、美味い(笑)。
 噛んでると何度か、ブワッとアンモニアが湧き出てきてホヒョーっ! でもコレが、エイ・豚・キムチのミックスに光彩をつけてるようでなかなか結構。
 しかしまあ、この日のホンオフェ、強烈度はどのくらいだったのか。ず~っと噛んでいてみたのだが、巷間言われる「熱く」なる感覚は無かった。
 じゃ今度は韓国で本場モノに挑戦…、するかと言われるとビミョー(^^;)。
 今日くらいの塩梅のモノを、今日くらいの2,3口分、…が最も幸せ、な、気がしないでもない(^^;)。



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 御大将、言わずと知れたシュールストレミング。
 正規輸入会社さんの提供。ちなみに現地大手生産者は4社あるという。
 これは見事に臭い。まあしかし、空間中が一色に染まる…ってことはない(ただし、このタイミングで外から入ってくるヒトがいたら、ソウトウだったかも)。
 汁を匂ぐと、これは結構いい匂いでもあり、ちゃんと食品用発酵液という感じ。
 ただトータルで嗅ぐと、言われる通り、明らかな「ウ●コの臭い」「生ゴミの臭い」が混じっている。
 食べ方は現地クラシックスタイルで、パンにシュールを塗りつけ、じゃがいも・玉葱・トマト・バター、と。
 これは、美味いオープンサンドになっている。酸っぱいアンチョビ…くらいの機能かな、…の中から時おり虹のように異臭が立ち登る(^^;)。
 アクアヴィットは欲しい(^^;)(無かった)。
 ちょっと手違いがあり、急遽ひと缶追加オープンがあったのだが、その開缶たての臭いは極めてフレッシュにウ●コ。
 どうも開缶からの経時でピークが、「ウ●コ臭」→「生ゴミ臭」と変化するような気がする。
 識者の話だと、「ただそのまんま一匹食う」のは、こういう料理よりかなり辛いらしい(そうでしょう)。そして、全然「慣れない」とのこと。「イベントがあって食べるたびに嫌いになっていく」(笑)(そうかもな)。
 うーん確かに、面白い体験だけど、「また食いたい」度は低いかなあ(笑)。



 ってな訳で、楽しく有意義に過ごしてきました。(当日2200円は安い)
 全体に言えるのは、たしかに臭いが「強い」、強いという意味で強烈ではあるのだけど、食べ物の匂いだからねえ、食べる分にはそんなにキツイわけでは無い。
 若干意味合いを広げた「いい匂い」の中に入ってる、っちゃ、入ってる、と思う(^^;)。
 (食べてない人が近くに寄ってきたら死亡(笑))

 臭いがキツイ、悪臭…という意味で辛い、…って言ったら、「隣席のオッサンの煙草と口臭」とか「真性の脂性ヲタクさんの集会」とかの方が、余程キビシイです(…ってアタリマエか)(笑)。

 ま、盛況で何より。
 勝見洋一氏が「フランス料理が体臭を失って嘆かわしい」という近年、揺り返しのように「発酵に熱い眼差しを向ける西洋料理」という最近…、という時代感覚を見据えて、も、愉快でしょう。
 臭くなくちゃ食べ物じゃない!!(…ってことはない)(笑)。

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by aqishii | 2013-01-30 12:28 | 年代記(日本) | Comments(0)
2013年 01月 29日

なんと日本が銀メダル!!! Coupe du Monde de la Patisserie 2013

 27.28日にLyonで行われた、クープ・デュ・モンド・ド・ラ・パティスリー
 速報ですぢゃ。

優勝 フランス
2位 日本
3位 イタリア





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by aqishii | 2013-01-29 03:27 | Bocuse d'Or, Concour | Comments(0)
2013年 01月 28日

年越シドニー (4)

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■ 元 日

 元旦である。
 (^^;)
 さすがに世界的にお店は「やってたらラッキー」…な気配の日であるが、まあ、アジア系は開いてるだろう。…と、一昨々日に行ったばかりのchat thaiを覗く。
  OK!

 *mhu bhing
  grilled pork skewers
 *kana mhu grob
  stir fried chinese kale and crisp pork belly
 *khao padt bpla kehm
  fried rice with salted mackerel
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 カナはものが良いし、タイのハムユイチャーハン…も素敵だ。
 盛りがよいので、2人で、串焼・肉青菜・ゴハンもの…で十分(^^;)。
 まあ、夜が軽い予定の日なら、もう1,2品って感じ。
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 食後はショートブラックやね…、ものすごく芸の無い私たちは、またしても中央駅(→)寄りのGloria Jean's Coffeeへ。

 今日も目の前を行っては来たり、路面電車かな。
「ねえ、アレ、乗れないの?」
 …とへべ。
「ああ楽勝楽勝、乗り放題。行く?」
 …そう、「My Multi 3 weekly」チケット・ホルダーの我々は路面電車もOKなのだ。
 シドニーの路面は此処を走ってる一路線のみで、正式名称は「メトロライトレール」。
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 Central駅から乗車、Lilyfield駅(何処だか知らんけど)まで西へ向かう。
 最初は路面だけど、すぐに専用線。
 路面電車の「車窓から…」は好きなので“わーい!”気分。
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 ダーリングハーバーからフィッシュマーケット、アンザック橋を望みながら郊外へ。
 眺めは、楽しいっちゃ楽しい、綺麗っちゃ綺麗だけど、普通と言えば普通(^^;)。
 それに15駅程度なので終点まで、すぐ着く。
 …っていうか、ボクらは終点着に気づかず、止まった電車が「逆方向に」走り出したのでようやく、
「アレ、今のでオシマイだったか?」(^^;)
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 戻りがけ、ここは一つ、フィッシュマーケットで降りてみる。
 この魚市場は築地に次ぐ世界第2位の扱い量とも言われ、観光的にも超有名。

 ここは、18年前のシドニー旅行でも来ている。
 “そうだ、当時の写真無かったっけかな”と思いついて、今、見てみたのだが、あったのは「トロ箱に海産物が並んだ」写真ばかりで、これじゃ現在と変わらん… Orz
 その頃は場内に日本人のお寿司屋さんがあって、そこでいただいたスカンピの味噌汁なぞ今でも覚えているのだが、もう無いのかなあ?

 大変な賑わいで駐車場にクルマ一杯、…ではあるのだが、なにせ元日、魚市場機能も場内のお店も、かなりの数は「お休み」である。
 人の群れは、数少ない営業店に殺到している。“わかっちゃいても”地元民も観光客も「ヒマ」な元日である(笑)。
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 さて、魚を拝見だ!
 魚介類はローカル性が高いし、それに英語なので、実物で「ああコレか!」は、貴重。
 如何でしょうか、シドニー魚類図鑑(笑)。
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 食べ物屋はこんな感じで。
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 竜宮城を後にして、さて、次は何処や?
 そうだ、昨日見たオーストラリアン・ミュージアムの
「パプアニューギニアなど島嶼の仮面展」
 はどうか、…そうしよう趙紫陽!

 ミュージアム受付で「アダルト2人でがんわ…」と申告すると、「あら残念…」と切り出される。
「え、もうオシマイ?」
「そうなの、あと30分…」…
 (ち、残念)
「…だから、勝手に入って見ていいわよ。あとちょっとだけどね」
 (え、それなら… …ラッキー?(^^;))

 仮面展は圧巻であった。いやあ、あの辺のお面は凄い、凄すぎる! リアル3D・諸星大二郎!(そりゃそや(^^;))

 無料拝観に感謝して、併設ショップで多少買い物。

 さてホテルに戻るか…
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「そういえばさっき、頭上をモノレール走ってたわね…」
「あ、そっか、この辺からならモノレールで帰れるよ!」
 …で、これも18年前が懐かしいモノレール。実は、近日廃止取り壊し…の噂もあるという。
 「my multi」が使えないのは、ちょい残念。
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 この「シドニー空中散歩」は、気持ちいい。とくにハーバーの上を越えて行くあたりは、イイ!

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by aqishii | 2013-01-28 12:33 | 市場考現学 | Comments(0)
2013年 01月 25日

年越シドニー (3)

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■ 大晦日

 大晦日。ものすごい快晴。ミートパイを食べに行く。

Harry's Cafe de Wheels
 *Tiger
 *Hot dog de wheels

 大晦日。ものすごい快晴。ミートパイを食べに行く。
 シドニー旅行では、最もゆーめーな食べ物の一つ。あらゆる観光ガイドに出てきまふ。…につき、説明省略(^^;)。
 昔からゆーめー…なので、18年前のシドニーでも食べてそうなものだが記憶にない。発祥の地、ウルムルー店に向かう。
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 ウルムルーの波止場にある、まあ屋台…である。椅子が数脚あるだけで、基本はテイクアウト。その辺のベンチに座って海でも眺めながら…、という設計。
 鉄道だと最寄駅はKings Crossになる。直線距離500mくらいなのだろうが、駅は高台の上で、波止場に向かってジグザグと階段を下りて行く。夜は風紀の悪い地帯らしい。

 品数はけっこうあるのだが、観光客向け注文定跡は決まっていて(笑)、それに従いミートパイ「タイガー」とホットドッグ「ホイールス」。
 「タイガー」はマッシュポテト・マッシュピー・グレイビーソース。豆のマッシュが前面に出るので、意外なほど緑の顔付き。
 「ホットドッグデホイールズ」はチリコンカンが特徴かな、オニオン・チーズソース・チリソース。
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 周辺の程よいベンチは売り切れで路上に座って食べてる親子もいたが、ワシらは屋台併設の座りにくい椅子でいただく。「世界の有名人が訪れた時の写真」…がゴチャマンと貼ってある。
 お味の方ですか、んー、まぁまぁ食えるファーストフード…と、名物にうまいものな…と、の、中間くらい(笑)。広い中間だな(^^;)。
 「タイガー」は、構成要素のパーツパーツは悪くないのだが、この組合せは、何とも野暮ったい。

 まあしかし、何となくこれらをいただいていると、ロンドンの下町なんかが思い出されてくる。な~んとなく。やはり、それは、ルーツなのか?
 思い込みのような気もするが、豪州とその味…のバックボーン、に、思いを馳せるにはよいモノなのかもしれん(笑)。

 この店の周辺のカモメは、若い。子供かな。飛行訓練中、って感じ。
 とにもかくにもオナカが満ちた我々は、近くのホテルのカフェに移って、ショートブラック。





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 ウルムルーから石階段上がって王立植物園。
 芝生の上で水着のネーチャンが寝っころがって本を読んでる…的情景がチラホラ。

 そんな中、人混みの気配、…行ってみると、植物園入口に向かって長蛇の列が出来てる。
 なんだコリャ??
 …って感じだったのだが、どうもこれが「シドニーの年越し」というコトのようだ。
 シドニーの大晦日の名物の一つは「花火」で、これは盛大なモノらしい。それをリアルに眺める絶好のポイントの一つが、王立植物園であるのだ。
 その鑑賞場所の確保のために、このまだ真昼のうちから詰め掛けるシドニー市民の図、ということらしい。で、どうも、無料開放の日としているようだ。
 まあ、タダで無料(笑)…という訳でもなく、「アルコール類持込厳禁」「入口ゲートで捨てて行け」「中で販売してます」…だとか(笑)。

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 (←噴出するウ●コを押さえるへべ(笑))

 フランシス・ベーコン展の予告をしている美術館の横を抜けて、ハイドパーク。
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 向こう側にセントメリー大聖堂。
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 ハイドパークの一角に「名古屋ガーデン」。なんでやねん?(^^;) 日本っぽいのは、石灯篭が一つ…とかだったか。
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 名古屋ガーデンの隣に野外チェス。老若男女入り乱れて熱戦に興じている。ろくにルールもわからないのに、プレイヤーの人間関係…というか人間模様が面白くて、つい、見入ってしまう。

 将棋免状三段(実力初段)の私は、海外の公園チェスを見るたびに“次までに覚えてくるぞ”…と思うのだがなあ。東公平さんの教科書も持ってるんだけどなあ(^^;)。

 夕方何時頃だったか、公園職員風がクルマでやってきて、駒を回収して行った。さすがに出しっぱなしだとなくなるか(笑)。


 お散歩。ハイドパークから中央駅付近まで、クラウン・ストリートを歩いてみる。
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 Japanese Restaurant SHOGA (^^;) →

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 「Crown St. Grocer」というカフェ併設食料品店が面白そうで寄ってみる。門構え以上にアッパーな品揃えで、いくらか買い物。(ここで買ったSimon JohnsonのGreen Curry Sauceは優れモノだった)
 ついでにショート・ブラック。
 豆はシドニーでは多分有名な焙煎カンポスの物のようだが、こちらの打ち具合は素晴らしい。
 隣のブロックに高級ガストロ「Marque」がある、が、珈琲はコチラが2ランク上(笑)。
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 中央駅。クリスマスツリーと短パン・ノースリーブ →


 ホテルに戻って休息。













 サンシルベストルのディネは、先ほど位置確認済のレストラン「Marque」へ、GO!
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 [New Year's Eve 2012]
 *Quinoa Cracker with Oyster & Wakame
 *Blue Swimmer Crab with Almond Gazpacho, Almond Jelly, Sweet Corn & Avruga
 +2012 Thick as Thieves, ‘the Love Letter’ Sylvaner…, King Valley, Victoria
 *Tiger Prawn with Avocado, Buttermilk, Hazelnut & Cured Egg Yolk
 +2008 Dveri Pax Rumeni Muskat, Kakovostino, Slovenia
 *S.A Calamari with Celtuce, Apple, Iceberg Lettuce & Mushroom Broth
 +2012 Moriki Shuzo Tea no Hana, Kimoto
 *Murray Cod with Cabbage, Green Strawberries, Fish Milk & Roe
 +2011 Rudi Pichler Terrassen Smaragd Riesling, Wachau
 *Organic Free Range Chicken with Leek & Shallot
 +2008 quinta da Muradella ‘Gorvia Blanco’ Doña Blanca, Monterrei, Spain
 *Mandagery Creek Venison with Smoked Beetroot, Egg Yolk, Cured & Jam
 +2011 Portal del Priorat Gotes Carignan & Grenache
 *Charred Rhubarb with Blueberries & Tarragon
 *Camomile with White Chocolate, Yoghurt, Lemon Aspen & Milk Cookie
 +2012 La Spinetta Biancospino Moscato d'Asti
 *Sauternes Custard
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 海外の店のことをモゴモゴ言っててもしょうがない(^^;)から、最初から結論めいた…じゃないけど、ことを、翌日のメモから引き写し。

「ハズレ ただしデザートは良い」
「パリ、ロンドン、ニューヨーク、東京、大阪…あたりの大都市で(なら)ウケそうな料理」
「材料は素晴しくいい質。「いい材料」…の意味合いとして、如何にも大都市の中央市場で高値がつきそうな…タイプの、という意味で「いい」」
「サービスもここはイマイチかなあ 珈琲も」

 まあ勿論、「世界第61位だろ?(The World 50 Best Restaurants)」かつ「トータル572AUDだろ?」…って上での話だけど(^^;)、あんましボクらと相性の無い店でしたかねえ。

 アミューズ。素敵なキノアのパリパリ焼に、オイスタークレームとワカメ…が、これはどうでしょう?的。多少の暗雲を見る(^^;)。
 たしかに結局、様々な(どっかで聞いたような)工夫を凝らしてくるのだが、皿上の味と香りに上手く帰結していないものが多かったように思う。
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 本日は「New Year's Eve 特別メニュー」。メールで“特別メニュー決まったら教えるね~”って言ってたけど最後まで決まらなかった(笑)モノ。
 …でもそんなに特別ではなく、照らし合わせると、基本的にこの季節の幾つかのメニューからの組合せ…っぽい。

 白い小山…がMarqueのスペシャリテとして知られる「蟹とアーモンドガスパチョ」。
 美味しいんだけど、アーモンドが前面に出まくって、なんというか安全で安心なお味…という印象が強い。都会のお客さんに「文句を言われない」料理、って感じ。良くも悪くも。
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 ところで、まだ陽のある入店時に「しかし照明これだけでええんかに?」と言ってた通り(?)、夜が訪れると、ひたすら暗い店だった。
 なんか、ニューヨークのガストロみたい(^^;)。
 ←肉眼で見ると、こんな感じ(Murray Cod with Cabbage, Green Strawberries, Fish Milk & Roe)。
 料理はよく見えないし、味も穏やかで複雑で曖昧、なので、ひたすらボ~~ンヤリしていく…(^^;)。
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 驚くほどの質のフリーレンジ・チキンを根付き葱とシンプルめに調理した一皿は、本日料理の花形。

 そして「締めの鹿」はロティなんかじゃない。「タルタル」だ! さすがは今が夏の豪州!(^^;)

 冒頭に書いたように、デザートは文句なくイイ。
 Charred Rhubarb with Blueberries & Tarragon の妙味、Camomile with White Chocolate でのカモマイルの香りの強く清い引き立てよう。
 Sauternes Custard はヒョッとして名物かな?…と思うような魅力。
 それぞれ、よく見えないけど(^^;)。
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 ワインペアリングについて。

 此処に限らず、ワインペアリングには予想外に多くの欧州など非豪州ワインが使われる。ま、それは考えてみればアタリマエというか、シドニーの裕福層にとっては今更オーストラリアワインが出てもよぉ…ということはあるだろう。その事情はわかる。その条件下で各店ソムリエは苦心している。
 我々にしても、豪州ワインに拘るならペアリングでなくボトル注文すればいい訳で、それは単なる選択。
 …とソコはいいんだけど、此処んちの日本酒とスペインワイン2本の状態の悪さ…は多少気になるレベルであった。
 とくにGotesは、偶然だが直前にヴィンテージ違いを「カサマイヤ」でいただいていて、ついつい引比べてしまわれたのだが。日本に問題ない状態で入ってるんだから、豪州だって…。

 美味しかったのは、Victoriaの「the Love Letter」、これは良かった。
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 騎馬警官パレード…も、大晦日行事ってことでしょうか? (Marque店内から)

 さて、Marqueで満腹、Crown St.によろばい出る。

 と、時折、ドドン・ドド~ン!…と遠雷響き稲妻走る、のは、花火大会も佳境ということでしょう。
 酔っ払いの散歩…とばかり、数ブロックを「音のする方」にそぞろ歩くが、段々冷静になると、「昼から並んでまで」花火に盛り上がってるシドニー500万市民(笑)の只中に突っ込むのもなあ…。

 で、ホテルに帰る。
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 テレビをつけると、花火大会絶賛生中継中!
 空撮を織り交ぜて、こりゃ豪華じゃあ~りませんか!
 大体、こんなに打ち上げ場所が点在してるんじゃ、事情に疎いものが地上でポジションを得るのも難しいダロ。
 …など言い、ダラダラ呑みながら、テレビで観賞。

 いい加減な番組で、カウントダウンもちゃんと合わせてんだかなんだか、テキトーにわーわー言ってるうちに雪崩こむ2013年。

 オメデトー!!

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by aqishii | 2013-01-25 14:49 | サイト更新 | Comments(2)
2013年 01月 24日

年越シドニー (2)

 全体に、走り書きメモみたい、ですが…(^^;)
e0254271_182281.jpg■ Bowralへ

 日曜の朝。
 中央駅にカモメ。港町だなあ。

 本日、Bowralへのエクスカーションである。シドニーから南南西へ100kmほどの小町。
 なんでそんな聞いたこともない場所に向かうねん、というのがガストロ旅の神秘で(笑)。
 シドニーのレストランは日月休がとても多いのだ。ま、世界中そうなんだけど。とくに日曜は行くとこが無くて、困る。
 それで、どうしようかとSydney Morning Heraldのレストランガイドの2つ帽以上の店リストを睨んでみると、一軒、郊外の店が日曜やっておりサイトを覗いてみるとなかなか面白そうである。(郊外店だけ日曜営業、ってのも世界的に“よくある”パターン)
 それがBowralの「Biota Dining」である。
e0254271_185050.jpg Sydney Central ~ Campbelltown ~ Bowral

 シドニーの旅行者にとっては「My Multi」という電車・バス・フェリー乗り放題チケットが必携なのだが、その「My Multi 3 (weekly)」を買ってある。「3」だとギリギリ、Bowralもカバーしているのだ。
 さあ、乗り放題じゃ!

 電車が遅いのと、本数が少ないのは困ったものだ。
 なんで豪州電車は遅いのだ? 100kmを2時間半近くかけてチンタラ進む。
 シドニーからクルマで向かう人々なんか「すぐソコだよ…」と言うかもしれない…距離なのだが。
 Macarthurから先は、日曜だと2時間に1本しかない。Campbelltown乗換え、向かいのホーム。2両編成でガラガラ。
 もう欠伸が出ちゃいますわ…だけど、此処からの1時間ほどは、田舎の眺めが楽しくもある。

 Bowral駅も日曜は無人っぽい。
 11:15。Biotaの予約は13時半…そこまで待つ気もしないが、多少、Bowral観光。
 後知恵だが、Bowralに11:15着で来て12時から食べて16:15発で帰る、みたいのがベストプランかもしれない。

 ここに来るまで列車は、ド田舎越えて手つかずの土地越えて…って雰囲気なのだが、手前のMittagongからBowaralは開けている。
 とくにショッピングモールなど商店が目立ち“Sluisみたいな町”だ(笑)。本屋やギャラリーも数多い。
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 屋根に落書き牛が乗っかった(^^;)変な建物もギャラリー。
 ただ惜しむらくは、クリスマス休・日休でギャラリーの多くは休み。
 ウインドショッピングしてると、ちょっと魅かれるもんあったんですがねー。平日に再訪説…も出たのだが、片道2時間半はなあ…。

 洒落た本屋があり、料理本コーナーが大きい。
 シェフ本のうち目をひくのは、QuayのPeter Gilmoreと並んでメルボルンのAtticaのBen Shewryの一冊。目を奪われるページ。
 Attica、訪れたいのだが年末年始休なのだ、こちら。いつかは行くぞ、おー!(^^;)

 ショッピングモールは親子連れで賑わっている。ひと休みしたいなあ…と思うがオサレなカフェは一杯で、またGrolia Jean's Cafe。シドニー市内と変わらん(^^;)。
 目の前の倉庫?の壁画?が馬鹿馬鹿しいから、いっか(笑)。
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 駅前のGrand Hotelは創業1888年。シドニーの空港から真っ直ぐBowralに入ってしまう手もラクかな…など妄想。

 大通りの商店の並びが途絶え、民家・園芸センター・ガススタンド…というエリアに入ってすぐ、「Biota」のクールな石看板に行き当たる。駅から800mくらいだろうか。
e0254271_194463.jpg ←『Bowralはワシがしめておる!』




e0254271_11024.jpg     『ボクじゃなくて?』→













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Biota Dining
 [seven]
 *ペコリーノ・マシュマロ
 *bottleneck squid - ink - native citrus - blackened cucumber
 +2011 Shobbrook Riesling - Eden Valley - SA
 *local sheep milk curds - new season asparagus - hen yolk - smoked rye
 +10 Domaine des Espiers Les Diablontines - Rhone Valley - France
 *brooke trout - summer squash - samphire - truffle sand - mussels
 +2008 Tertini Reserve Pinot Noir - Southern Highlands - NSW
 *wallaby - heirloom potato - plums - forest raspberries
 +2010 Bernard Baudry Le Domaine Chinon - Loire Valley - France
 *whipped brie - dried milk - roasted nuts - quince
 +NV Larmandier Bernier Brut Blanc de Blancs 1er Cru - Vertus - France
 *[the humble egg] passionfruit - lucerne - buttermilk
 +10 Pirramimma Late Harvest Riesling - McLaren Vale - SA
 *cherries & their juice - almond milk tofu - white grape & eucalyptus sorbet
 +2011 Philippe Balivet Bugey Cerdon - Savoie - France

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 生垣を回り込むと、すぐ、池・水鳥・木々・芝生・変な彫刻(笑)、…それに、奥の方に「Kitchen Garden」が見える。
 この店も、ネオ・ローカル系というか局所テロワな現代(笑)店だが、とくに小物はこの庭でチョコチョコ作ってしまってもいるようだ。

「やあコンニチハ…」
「お、キミたちがそのソレか、早いお着きだね…」

 まずはサロンでスパークリング。
 雲の厚かった朝も段々と晴れてきて、どんどん客席が埋まって行く。
 サロンには暖炉、冬場には活躍?
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 厨房前の(俺ら的には)特等席へ移動。品書は「3/5/7皿構成」からの選択で、フルの7皿withワインペアリングをご注文。プリフィックスの3皿ランチでやってる卓もけっこうある。

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 ペコリーノ・マシュマロ
 かわいい! 上品で美味、期待が膨らむ。

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 bottleneck squid - ink - native citrus - blackened cucumber
 烏賊…が凄い料理。
 nomaの「Squid and uniripe sloe berry White currant and douglas fir」を思い出すが、もっと複雑性があって「食べ美味しさ」がある感じ。古典料理かと思うほど、降り積もった料理のように、練れた構成でもある。
 ブラッケン・キューカンバは、焼いたのか、表皮真っ黒で、中もジワと熱が入った感じ。で、烏賊・柑橘との相性は見事である。ネイティヴ・シトラスの手柄は大きく、奥行きをもたらしている。
 この一皿だけで、「ハイ、此処に来て良かったです」…のハンコが押せる(笑)。

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 local sheep milk curds - new season asparagus - hen yolk - smoked rye
 『玉子朝食セット』…と呼ぶワシらであった(^^;)が、ありそうな組合せの、マトメの良さ。最高の素材…をよく活かしている繊細な調理。
 それにしても、緑アスパラだ、南半球正月だー!(^^;)
 ヤロウ…かな、も、よく合う!

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 brooke trout - summer squash - samphire - truffle sand - mussels
 トラウトも大した傑作。どの皿もそうだが、本尊の食材は薄塩で皿全体で塩気の調整をする構造だが、それが大変うまくハマっている。諸々のアクセントが全体に広がり、馴染む。それにしても美味い。
 トラウトの「ほんのり刺身(笑)」加減! 香りが強くて、臭くない。
 summer squash…はズッキーニ。samphire…はサリコルニア、これが塩漬で、塩気供給係だと思うのだが、よい働き。
 近年多い、蕪などスプラウト状の、根っ子を上向けに押っ立てる盛り付けが、楽しく見える。

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 2008 Tertini Reserve Pinot Noir - Southern Highlands - NSW
 Tertiniはここから僅か10km、21世紀スタートの新興ワイナリー。ナチュールで可憐で薄い…タイプのピノとしては、飲み口が良くワインとしてのまとまりも出ている。
 これは好き。本日の一本。

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 wallaby - heirloom potato - plums - forest raspberries
 ワラビーですがな(^^;)。2人とも食べるのは初めて。
 ただ、豪州知人を持つ方にうかがったら、「準フツー」くらいの肉らしい。
 味ですか、鹿と鴨と野兎の中間(^^;)みたいな感じ。…大雑把過ぎ(^^;)。
 鹿より鉄分印象が少ない。硬く感じるが、噛んでみると快く歯が入る。梅…を強く思わせるプラムと。
 とっても美味しくいただいたけど、キュイソンは難しそう…料理技術を問いそうな気はした。硬くなりやすそうだし、肉汁抜けやすそうだし、「いい香り」は悪臭にも変わり得そうなタイプだし(笑)。
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 whipped brie - dried milk - roasted nuts - quince
 quinceはマルメロ。

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 [the humble egg] passionfruit - lucerne - buttermilk
 lucerneは、アルファルファ。
 ハンブルエッグ見立て…が、ベビースターラーメン見立て…の上に乗ってる(違)。

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 cherries & their juice - almond milk tofu - white grape & eucalyptus sorbet
 ドドド、、とデセール3連発!
 どれも魅力的な出来でウマイ…けど3つは多少重ね過ぎかな…とも、この時は思った。少しカブってるし。
 ただこの後、シドニーでの時を重ねてみると、ガストロは何処も、(全体から見て)デセールはたっぷり連発なのである。
 ドドド、、…という量については、“お土地柄”であるみたいね。
 ガストロに行ったからには、た~っぷり甘いモノはいただきましょ、と…

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 キッチンはかなりのオープン度。客席によっては(我々のとこも)、ほとんどが見える。
 シェフトリオは仲良し。厨房は10人弱…ってとこか、ものすごくよく働く。モチベが高くて、動きの質が良い。
 全体に、「けっこう高いところ」を目指している印象の残る店だ。
 美味しい店の話となると「いつものお約束」ではあるが、ここんちの厨房“掃除”も、極めて丹念で執拗(笑)である。上の方の人間も帰らずに率先して水をかけている(笑)。

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 厨房の眺め
 岩塩とシェフ達の発奮材料(笑)

 さすが、エロも(なんとなく)オーガニック

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 TrioのErik・FavikenのJohan・AzurmendiのJon…なんかを思い出すメートルソムリエ氏、も、そういう店の雰囲気のある種の典型か、とても優秀である。フロア陣は気がきいてる。
 帰りがけ、メートル氏が更に“一体ぜんたい、何しにきやはったの”調にカマをかけてくる。
「で、これからレストランは?」
「明日はマークでその後キーで…」
 に“ハハ~ン”って感じ。
「いや、それもそうだが、ここBiota…はさ、“世界”が注目し始めるのも、そんな遠いことじゃないと、俺は思うよ!」
 と予言して、帰る。さて、当たるかな?(笑)。

 ビオタという名の通り(?)、ビオにオーガニックにエコロジカルに(笑)グッドフードを供している…だけ、というのが根幹なんだろうけど、ゾクっとする程に才能を感じてしまう。これは偶然の産物なのか、はたまた…?

 へべは、旅行のガストロ1軒目にして「元を取った!」宣言(笑)。

PS:
 大都市からしばらく電車に乗って郊外に出てネオ・ローカル・ガストロ…って、ニューヨーク郊外Pocantico Hillsの、Dan Barber率いる「Blue Hill at Stone Barns」に行ったのを、何となく思い出す。共通する部分も感じる。Biotaの方が料理は独創的で精緻な感じがするけど。
 そして、後日、大都市に戻って、矢鱈と薄暗い高級店で薄らボンヤリしたどうでもいいような料理を食わされる、という意味でも、似ていた(^^;)。いや、偶然ですが(笑)。いや、でも、豪州は、部分的には米国と似た感じ、というのも、あるわなあ…。

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by aqishii | 2013-01-24 01:19 | 美味しい日々 | Comments(0)
2013年 01月 23日

The Miele Guide Asia's Top 20 for 2013

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 Madrid Fusion 2013 が21日に開幕し、twitterの海外勢タイムラインにはその話題が多く並んでいるのだが、その中で、
 なかなか重厚なレストラン・ガイド www.andyhayler.com で知られるAndy Hayler氏が、

 「またひとつ、間抜けなガイドのランキングが発表になったようだ。笑っちまうぜ」

 みたいな発言を流しているので、見てみた。
 …ら、例のアレ…であった(笑)。
 ふ~ん。

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by aqishii | 2013-01-23 17:13 | 情報(海外) | Comments(0)
2013年 01月 22日

年越シドニー (1)

 そういうわけで、1/7日記の続きになるけど、「18年ぶりの南半球」で年を越してきましたメモ…でごぢゃります。

 いやあ、シドニーに行こう…となるまですっかり忘れてたけど、シドニー直行便は“夜行”なのであった。
 東京を夜に出発して翌早朝にシドニー着。
 シドニーは空港が市内から近い。公共交通機関は高め…などもあって、到着時はタクシーでホテルへ。
 「ひょっとしたら…」の希望は空しく(^^;)、部屋の用意はまだ。
「チェックインは14時頃でヨロ…」と念を押され、荷物だけ預ける。
 ヘイマーケット、中華街、どこかのイタリアンカフェ…。
e0254271_1946577.jpgchat thai thaitown 
 *mhu bhing
  grilled pork skewers
 *khao mok gai
  chicken and rice braised in turmeric and five spice with green chilli and garlic sauce with rice
 *khao dtom sen
  fresh rice noodles with pork ribs in a clear pork broth

 到着日昼、腹減る。まあモタレずに程よく何か食べたいネ、とへべ検索すると、すぐ出てくる人気タイ料理店の一つ。
 一休みしていたカフェからも(歩いて)近そうだったので向かってみる。

 モダンなハコ、スマートな料理…と今っぽいタイ料理だが、「安くて・ウマくて・量いっぱい」という古典的“安メシ原則”をよく押さえていて、人気が爆裂している。
 ピーク前の、11時半にもならないうちに入って良かった(但し、後日判明したところによると、回転がいいし、店頭ウェイティングリストに名前を書いておくシステムも整理されているので、待つのは苦にならない店)。
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 品書も魅力的。
 食べると、日本の「安タイ」より、材料が圧倒的に良いなあ…(と、ここは溜息)。辛味の具合は「必要に応じて…」って感じだし。
 香菜は必要量が付いてる。シドニー、台湾料理「朱媽媽」みたいに香菜ケチ臭い店も、ある。

 料理の種類はかなり多いが、このkhao mok gaiは人気の一品みたい。美味。写真からはわかり辛いが、鶏、立派。





 Gloria Jean's Coffee。…豪州資本・豪州人従業員がウリ(笑)の、普及型カフェチェーン。豪州もそういう悩みアリ…なんやね。このチェーンもかなりお世話になることに…。
 店の前の通りは、路面電車。「ウォレスとグルミット」号。
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 中央駅で、明日の移動の下見。
 …などあって、ホテルにチェックイン。



Kingsleys Steak & Crabhouse 

 *Chilli Fried Southern Calamari
 *Eye Fillet
  pasture fed, Grasslands, marble score2+
 *Cape Grim Striploin, on the bone
  pasture fed, Black Angus, marble score2+
 *Pavlova Meringue Roll
  creme cantilly, strawberries, rhubarb
 *Grand Affogato
  vanilla ice-cream with a shot of frangelico & an espresso on the side
 +11 Shiraz Kingsleys Collection Heathcote
e0254271_19511587.jpg[AQ!]
 到着日夕食。
 翌日からのガストロ行脚はだいたい決めてあるが、今日は白紙。
 しかしまあ、「明日からは凝ったモノも多かろうから、シンプルにステーキとか、どやねん?」が風向き。(到着日ステックフリットはボクらの欧州セオリーでもある(笑))

 …で、検索かけてみるが、なかなか決まらない。そういえば、(高級)ハンバーガーの店を検索するのも、難儀した。
 結局、アレなんですね、豪州でステーキやらハンバーガーやら…って、アタリマエな食い物過ぎる上に大概のレストランで用意がある…がために、「イカシタ専門店」とかあまり出てこない。「最高のハンバーガー?ロックプール行け」だったり…。むしろ関心時は、「500円ステーキ」「1000円ステーキ」でのランキング、だったり…(笑)。
e0254271_19542146.jpg ま、そんな中、手応えあるっぽかったコチラへ。
 そうそう、言っておかないといけないのは、「Kingsleys Steak & Crabhouse」です、「Kingsleys Steak House」ではありません(^^;)。紛らわしいがな(^^;)。
 後者も有名店らしいんだけど、「多少落ちる」…って評者がいた(真相は知らん)。

 予約電話をしてみる。
「はい今晩ね、2人? 空いてるのは、6時15分、30分、45分、8時30分、45分…」
 ナヌッ、「それ、その6時45分、Ishiiね、よろしくシーユーレイタ」
 さすが人気店らしく、ちょうどいい時間は売り切れの模様。
 もう6時近かったので、ズバッブバッと着替えて出発。
 ウールームールーらしい。たしか駅の無いエリアで、まだ土地勘もない日、タクシーを飛ばす。
e0254271_19552423.jpg まだまだ眩しいほどの太陽の照りつけるワーフ(上の写真は、食後、帰途のものざんす)。
 ずらっとヨットなど繋がれている波止場に、レストランが並んでいる。その先頭がkingsleys。
 そのまた先は高級マンション風、波止場の先っちょに出ると、軍艦か?…ってごっつい巨艦が泊まってるのが見える。そして釣り人たち。
 「ワーフを守った人々」みたいな記念エリアがあり、保存区域になってるみたい。詳細は知らないけど。

「外がいい? 中がいい?」
 この季節、外で風に吹かれながらやらかす方が人気のようだけど、ボクらは店内で。
e0254271_195839100.jpg 軽い前菜を一つくらい…と頼んだイカフライが美味過ぎる! 高級レストラングレードを凌ぐか、というくらい。ナンじゃコリャ、というぐらい。
 柔らかくて弾力があって、味がある! 衣も揚げ具合も、イイネ!
 実はこの旅行は「豪州烏賊の実力に驚く」旅となったが(笑)、これがその始まり始まり…でありました。

 この店は屋号通り、ステーキと蟹がウリなのだが、蟹はパス。
 肝心の牛。
 Wagyuもあれば仕上げ3ヶ月グレインフェッドもある、が、やはりここはパスチャーフェッドで。
 ど~ん!! ぺろっっ!!
 いやサスガでごわす! にっくにっくはっぴー!
 Cape Grim Striploinの400gとEye Filletの200g、割る2で一人あたり300gなので、まあ言葉通り
「あっ」
 という間になくなる(笑)。
 肉汁たっぷりでミッシリ。StriploinとFilletの味わいの違いっぷりも実に嬉しい。日本牛は、変な脂臭が何処からも強くて部位の味の違いが曖昧…という傾向はあると思う。
 焼きは「ミディアムレア」、此処以外でもわりとミディアム寄りの印象の豪州、「レア」はどのくらいか…も見たくはあった。まあでもボクらはこのくらい。
 塩・胡椒がとても適切で、ソースは数種類から選んで別添で来るのではあるけど、味見に舐めたくらいで不使用。
e0254271_19591973.jpg デザートは「本場でパヴロヴァ!」(笑)が嬉しい。し、美味かった。
 Pavlova:1920年代にロシア人バレリーナのアンナ・パヴロヴァがオーストラリア/ニュージーランド公演をした時に発明された、そうですよん。
 シャリアピンみたいやな(笑)。未だに、発明オリジンをめぐってはオーストラリア/ニュージーランドがお互い譲らない…という話も(^^;)。

 ワインはハウスワイン的な位置付け(Chophouseと共同)の「Collection」という安シラーズ。
 まったくもって安ワインというのは、旅をしていなければ、かくも美味いものか! …と、お馴染みの台詞が口をつく(笑)。

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by aqishii | 2013-01-22 19:59 | 美味しい日々 | Comments(0)
2013年 01月 21日

浅草オマージュ、『Yahoo!ショッピング お取り寄せグルメ祭り2013』 イートイン 池袋西武 に現る

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 …という訳で行ってきました、ハンバーガー食べに!(笑)

 *パテドカンパーニュ
 *岩手短角和牛フォアグラ入りロッシーニ風スペシャルハンバーガー
 *トマトの醤合え
 *ピーナッツと煎り米のブラマンジェ

 肉の旨みタッブリの短角パテに、脂のジューシーさはフォアグラから、…ってのはいいプラン。
 肉味が楽しい!
 地味なところでは、バンズ…パンの選定がイイ感じ。浅草のパン屋さんだっけな。美味しい。
 また、何とかカブリつけるボリュームが良い。人間の口には無理な厚み(笑)のグルメバーガーは苦手。

 NA醤も買えます。

 厨房、みんな大忙しだけど、オマージュ若手同窓会モードで楽しそう!



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by aqishii | 2013-01-21 01:36 | ニュース・情報(日本) | Comments(0)
2013年 01月 20日

The Daily Meal's Chefs of the Year 2012

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 The Daily Mealの選ぶ賞だが、

 2012 American Chef of the Year: José Andrés

 2012 International Chef of the Year: Massimo Bottura

 とのこと。
 いやあ、マッシモは、取れるもんは大概取った…状態ですな(笑)。国際賞、昨年はRené Redzepiで、今年の候補はその他に、Elena Arzak、Alex Atala、Albert Adrià、…と記事は述べている。



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by aqishii | 2013-01-20 17:37 | 情報(海外) | Comments(0)