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AQB59 レストランをめぐるグルメのめくるめくメルクマール (早口言葉)

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2018年 06月 21日

Michael Ellis、ミシュランガイドを去る

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 2月のClaire Dorland-Clauzel(comité exécutif)に続き、9月14日にマイケル・エリスがミシュランガイドから離脱する予定だって。ル・モンドは、「Un vent de changement souffle chez le guide Michelin」と表現している(Parker wine guide買収もあった)。

 マイケルは、2012年1月からdirecteur mondeを勤めていた。9月から、ドバイのホテルグループJumeirahのガストロノミー部門で働くらしい(マイケルエリスって、ガイドの前はバイクのタイヤ売りじゃなかったけ?w)。
 ミシュランの発表を見ると、ミシュラン/マイケル両サイドとも穏やかなコメントを出している雰囲気。

 後任は、directeur des activités gastronomique et voyage du groupeである、Alexandre Taisne。まっすぐ上がってきた感じ。





# by aqishii | 2018-06-21 21:33 | Michelin | Comments(0)
2018年 06月 20日

2018 The World's 50 Best Restaurants

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 2018発表。会場はビルバオのEl Palacio Euskalduna。

 まあ、動かんなあ。…リスト鑑賞者としては、感想は去年のとこを見てくらさい、って感じ。

 首位はマッシモが奪還。
 Mirazurはベスト3内を獲得。そういえば、Osteria Francescanaは2013年から/Can Rocaは2011年から、ベスト3内をキープしている。
 ベスト10の入れ替わりは、2016年3軒・2017年2軒から2018年は1軒。おそらく来年のベスト10入れ替えは0軒…だろう(違)。

 20位以上の変動には↑↓を付してみたが、まあ、少ない。とくに落下速度はゆっくり。

03: Mirazur, Menton, France (06->04)
04: Eleven Madison Park, New York, USA (03->01)
06: Central, Lima, Peru (04->05)
07: Maido, Lima, Peru (13->08)
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11: Quintonil, Mexico City, Mexico
13: Pujol, Mexico City, Mexico
14: Steirereck, Vienna, Austria (09->10)
15: WHITE RABBIT,MOSCOW, RUSSIA
17: Den, Tokyo, Japan ↑
18: Disfrutar, Barcelona, Spain ↑
21: ALAIN DUCASSE AU PLAZA ATHÉNÉE,PARIS, FRANCE
23: Le Calandre, Rubano, Italy
24: ULTRAVIOLET BY PAUL PAIRET,SHANGHAI, CHINA
25: Cosme, New York, USA
27: BORAGÓ,SANTIAGO, CHILE
28: Odette, Singapore, Singapore ↑
30: D.O.M, Sao Paulo, Brazil
32: TICKETS,BARCELONA, SPAIN
33: THE CLOVE CLUB,LONDON, UK
34: Alinea, Chicago, USA
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36: Reale, Castel Di Sangro, Italy
37: TIM RAUE,BERLIN, GERMANY
38: Lyle's, London, UK
40: SEPTIME,PARIS, FRANCE
42: The Ledbury, London, UK
44: MIKLA, Istanbul, Turkey
45: Dinner by Heston Blumenthal, London, UK
46: SAISON,SAN FRANCISCO, USA 
47: Schloss Schauenstein, Furstenau, Switzerland ↑
48: HIŠA FRANKO, Kobarid, Slovenia ↑
50: The Test Kitchen, Cape Town, South Africa
52: L’Astrance, Paris, France
53: Benu, San Francisco, USA
55: Don Julio, Buenos Aires, Argentina new
56: Amber, Hong Kong, China ↓
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60: TEGUI, Buenos Aires, Argentina
64: SUD777, Mexico City, Mexico
69: Chef's Table At Brooklyn Fare, New York, USA
70: Selfie, Moscow, Russia
72: Twins, Moscow, Russia ↑
73: Aqua, Wolfsburg, Germany
74: The Fat Duck, Bray, England ↑
75: BELCANTO, Lisbon, Portugal
2018 The World\'s 50 Best Restaurants_e0254271_16430220.jpg
77: Elkano, Getaria, Spain
79: A Casa do Porco, São Paulo, Brazil new
82: HEDONE,LONDON, UK
83: ESTELA, New York, USA
84: ST JOHN,LONDON, UK
85: Le Coucou, New York, USA new
86: The French Laundry, Yountville, USA
87: Mani, Sao Paolo, Brazil
88: Nobelhart & Schmutzig, Berlin, Germany new
89: The Jane, Antwerp, Belgium
91: SingleThread, Healdsburg, USA new
93: 8½ OTTO E MEZZO BOMBANA,HONG KONG, CHINA ↓
94: Alo, Toronto, Canada new
95: Enigma, Barcelona, Spain new
2018 The World\'s 50 Best Restaurants_e0254271_14105252.jpg
96: RESTAURANT DIVERXO,MADRID, SPAIN
97: Atelier, Munich, Germany new
98: Restaurant 108, Copenhagen new
99: Leo, Bogotá, Colombia new
00: Lasai, Rio de Janeiro, Brazil ↓



 前回の100位内から消えたのは、(多分)この辺り (数字は昨年順位)↓

65: BIKO,MEXICO CITY, MEXICO
70: Aqua, Wolfsburg, Germany
73: La Colombe, Cape Town, South Africa
80: Le Cinq, Paris, France
83: ATELIER CRENN, San Francisco, USA
84: RESTAURANT AT MEADOWOOD,ST HELENA, USA
90: MANRESA,LOS GATOS, USA
93: Le Chateaubriand, Paris, France
96: Epicure, Paris, France
97: Sushi Saito, Tokyo, Japan
00: Olympe, Rio de Janeiro, Brazil

 アンドレは閉店。
 コンバルゼロ、グルヌイエールは他リストでも芳しくなかったりするが、ヘルトフヤンはちょっと意外かな。

 他リストともども好調なのは、傳、Disfrutar、Maaemo、HIŠA FRANKOあたりか。
 傳の17位が日本の最高位で、50位内にはNarisawa, 龍吟。…まあ少ない…けど、日本みたいに店が多いと票割れすんじゃないかしらね~w。

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# by aqishii | 2018-06-20 11:57 | 50 Best | Comments(0)
2018年 06月 19日

20周年 : AQ!&へべの「楽しいレストラン」 (9)

 ウチのサイト内ページ「楽しいレストラン」は20周年を迎えている。
 まあ記念祭をしよう…って訳じゃあ無いのだが、ぼちぼちと、20周年記念「20年前を振り返ってみる」雑記は記してみようと思う。

 手っとり早く…というか、単純に、1997年の食べ歩きメモを見てみる。

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20周年 : AQ!&へべの「楽しいレストラン」 (9)_e0254271_644397.jpg
1997年 2月
 *赤ピーマンのムース、トマトのクーリ
 *トリュフのかき玉子赤ワインソース
 *フォワグラのキャベツ巻
 *甘鯛のポワレとズッキーニ
 *野兎のシヴェ、クラシックスタイル
 *ク・ド・ブフ
 *苺のスープ
 *クルミのカソナード
 *ブラマンジェ
 +94 Morey St.-Denis Blanc Dujac
 +91 Nuits St.-Georges aux Boudots Meo-Camuzet
[AQ!]
 楠田浩之夫妻に懸案のシドニー恩のお返し。(^^;)

1997年12月
 *チーズトースト
 *新潟産ガンギエイとキャベツ
 *オマールのテリーヌ「ダニエル」
 *野兎のシヴェ
 *仔羊の黒オリーブ風味
 *洋梨のコンポート微温仕立て
 *胡桃のカソナード
 +78 Ch.Palmer

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[2018回顧]
 こないだのアップ、「Top Wineries of New Zealand 2018」繋がり…になるwけど、Kusuda Winesを立ち上げる前の楠田さんと三田コートドールで会食したのがこの年。
 楠田さんの公式プロフィールから引けば、
「シドニー総領事館勤務を経て、1997年9月、ドイツ・ガイゼンハイム大学ブドウ栽培・ワイン醸造学部に入学。卒業後の2001年5月、ニュージーランド・マーティンボロに移住し、同年10月、「KUSUDA WINES」を設立。」
 …となるその1997年2月。(ま、楠田さんにとってはプライベートな話ですんませんですが、ま、大昔ということで(^^;))
 それより以前、「シドニー総領事館勤務」を頼ってさんざんシドニー旅行でお世話になった御礼の儀であった (和久田さんもニールペリーも若かったw…直接はお会いしてないけど(笑))。
 食卓では、何故ガイゼンハイムを選んだか、とか、未来のワイナリーに向けての野望、とか、色々伺った。…と思う(^^;)。

 …で、コート・ドール、の20年前の品書だ、、、その品書をいまブラインドで食べ歩き人に見せれば…誰だって
「ああ斉須さんですね」
 と言うだろう。それって、やっぱ、物凄いなあ。その物凄さは、フランス料理の物凄さ…だよなあ。
 フランス料理って、ドグマがトグロを巻くような因習的伝統性をもつ一方で、常に革新的に新奇でときには珍奇ですらある。そこからフツフツ湧いて出るような皿が、食べた瞬間から新古典になるような感覚…真骨頂ではありませんかしらん? その総体がシェフっつうものの存在感による…みたいな。

 90年代前半は客の入りが心配になる日も少なくなかったコートドールだが、後半は定常的に埋まるようになっていた(まあ「予約が取れない店」…みたいな下品なことはなかったすけどw)。
 この頃は川井さんがスーシェフかな? ひとつの黄金期のようなイメージ。

 この年は2回の訪問とも野兎シヴェをいただいているのが目をひく。以後の野兎の状況を思えば、いただいといてヨカタのこころです(^^;)。
 フランス料理の「ロワイヤル」の含意は様々なんだけど、たしか多分、野兎ロワイヤルと言わずにシヴェを名乗ってるのは、フォアグラを入れてないってことだったかなあ。
 いずれフランス料理の神に程近き一品だけど、個人的には、「それ」でバランスが取れるモノならば、フォアグラ無しのシヴェの方が好きだ。野兎の味香りが極端に好き、ってことはあるんだけど、それと赤ワインのハーモニー…に比べたら、フォアグラですらちょっと夾雑性を感じたり…。
 まあしかし、フランス料理の「複雑な響きを構築する特性」からすればロワイヤルの方が本道、ということもあろうけど。

 この年は、斉須さんオリジナルの魚料理をあまり頼んでなくて肉が多いのも特徴かなあ。
 何人かの方が書いているように斉須さんの本領は「日本の魚料理」であるかもしれず、ボクらもこの時代には魚をメインにすることが少なくなかったのだが。
 前後の1996.1998年を見ると、

イトヨリのクスクス、イトヨリのソース
平スズキのカリカリ焼、クミン風味のキャベツ
ヤガラのオーブン焼くるみ油のソース、焼ブロッコリー
黒メバルのポアレ、クルミオイル風味

 などをいただいている。
 平スズキ/ヤガラは何時ごろが初出なんだろう、凄まじく息が長いよね~(^^;)。

 そのかわり、1997年は、ランブロワジーから続く「エイ」はいただけている。
 これ、当時、入荷が少なかった。90年代、いったい何回、松下さんの「すいません、ここのところエイの入荷がございませんで…(^^;)」を聞いたろう(笑)。





# by aqishii | 2018-06-19 19:18 | 年代記(総合) | Comments(0)
2018年 06月 18日

大阪北部で最大震度6弱の地震

 謹んで地震被害のお見舞いを申し上げます。
 余震など、続く揺れにも十分に注意してお過ごしくださいませ。皆さまのご無事を祈ります。


# by aqishii | 2018-06-18 18:55 | ニュース・情報(日本) | Comments(0)
2018年 06月 14日

Top Wineries of New Zealand 2018

Top Wineries of New Zealand 2018_e0254271_11025219.jpg
 Bob Campbellらのオセアニアのワイン批評サイト「The Real Review」がニュージーランドのワイナリーのランキングを発表した。

1. Framingham, Marlborough
2. Kusuda Wines, Martinborough
3. Church Road, Hawke's Bay
4. Craggy Range, Hawke's Bay
5. Destiny Bay, Waiheke Island
6. Felton Road Wines, Bannockburn
7. Vidal Estate, Hawke's Bay
8. Villa Maria, Marlborough
9. Elephant Hill Estate, Hawke's Bay
10. Pegasus Bay, Waipara

 すげーなー、Kusuda Wines♪





# by aqishii | 2018-06-14 23:14 | 情報(海外) | Comments(0)