AQB59 レストランをめぐるグルメのめくるめくメルクマール (早口言葉)

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2011年 12月 22日

続・秘密の小部屋 8.

 旧・秘密の小部屋はこちら
 小部屋…すなわち古典落書風に言うと「思考と空想の部屋」(笑)についての考現学。
 まことにお店にはアイスマヌ的失礼な話ですが、そこに語られる表情について(^^;)。

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2004年 ラ・シュエット・ドゥ・ボンヌール
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 中央区としてはキャリテプリ、可愛らしいフランス料理店。

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2004年 ガラムマサラ

 経堂のインド料理。日本感覚とのすり合せを素晴らしいバランスで達成した良店だが、以後、都内でも屈指の人気店になろうとは…まだ思いもしなかった頃、か。




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2005年 サレ・ポワヴレ

 二子玉川フランス料理、開店して間もない頃。この年あたりになると、簡素な作りでもクールで小粋な感覚…が感じられる小部屋が増える。

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# by aqishii | 2011-12-22 10:55 | 小部屋考現学 | Comments(0)
2011年 12月 21日

サイト更新記録 オリヴィエ

 詳細はこちら

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オリヴィエ

 2009年11月

 *ブランダードのプティシュー
 *秋刀魚と焼茄子のテリーヌ
 *帆立のオープンパイ、ドライトマト・石川芋・セップ、セップのクーリ
 *手長海老カダイフ包み・平目・鮑のブイヤベース仕立て
 *山鳩ロティのフォアグラ添え、ソースサルミ
 *ヌガーグラッセ、苺添え
 *フォンダンショコラのビターオレンジソース、塩キャラメルグラス洋梨添え、抹茶クレーム・ココナツソース
 *フィナンシェ、ショコラ
 +06 Riesling / Hugel (demi)
 +03 CNDP / Guigal (demi)

[AQ!]
 ホントに芯がブレない頑強さ。フランス人が好きそうな。

「もう何でも面倒みるから(笑)、ずっと此処にいないか?」
 とReine Sammutさんが言ったのもムベなるかな。
 フニエールには3年いたそうだ。
「来月行ってくるんですよ~」
「そうですか! ムッシュオノエでもいいけど、向こうでは『ノノ』と呼ばれてました。ウチの名刺も置いてありますよー」
 翌月、フニエール(La Cour de Ferme)でレーヌさんに
「ヌソン・レザミ・ド・ノノ!!」
 と告げたところ、これは効きました(笑)。目の色が変わって、来日した時の話など楽しそうにしてくれた。

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# by aqishii | 2011-12-21 12:44 | サイト更新 | Comments(0)
2011年 12月 20日

ソウル・トレインはタイムトンネルを抜けて (3)

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 11月の連休に、14年ぶりにソウルに行ってきた。浦島太郎の見た新旧ソウルの変貌ぶり。
  (その1、はこちら) (その2、はこちら)

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●カス? ハイト?
 ソウルに着いて、最初の夕食は素饍斎。そう、麻布十番に支店を持つ、その本店である。この旅の目的の一軒、早々に突撃(笑)。三清洞の奥まった所にあり、景福宮駅からかなり歩く。
 そうそう、本店もかなり人気らしいので、予約を入れておこうとホテルから電話した。
「Can you speak english?」
「No,,,,」
 …あらま。
 こちとら、韓国語は、アンニョンハセヨにカムサハムニダ、ファジャンシルオディエヨに料理名…くらいでもう打ち止めなのである(^^;)。自己解決は諦めて、ホテル・コンシェルジェに頼む。韓国語も電話予約くらい出来るように学習したいものだとは思いつつ。

 さて、食事の注文は、2,3つのコースから選ぶだけなので簡単。日本語付きだし。
 で、飲物。まずはビールか、と。ビールビール…
「め、メクチュ、、チュセヨ…」
 すると給仕のオカーサン、軽く頷いて

「カス? ハイト?」

( カス? ハイト? … これは一体、何の呪文だ? )

 それは知らんぞ。…なおもオカーサンは「カス? ハイト?」と尋ねてくる。どうやら二択らしいのだが。
 ビールの選択といえば…「生か・瓶か?」「グラスか・ジョッキか?」 或いは…
 まあいいや、ビールはビールだろう…
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「えーと、その、カス、をですね…」

 とお願いする。出てきたビールを見ると、

 [ Cass Fresh ]

 そう、銘柄なのであった。
 まあ、銘柄を聞いてるのかな?とも考えたのであるが、“それにしちゃ「オーピー」って選択肢が入ってないよなあ”と思っていた。
 以前はどうだろう、韓国でビールの銘柄を聞かれる…というのは記憶に無い。忘れてしまったのかもしれないが。ビールの銘柄と言えば、、、やはり「OB(オービー)」くらいだよな、頭に入ってるの。野球だって、OBベアーズじゃん。
 ところがですね、今はもう、まったく様相が違うようなのである。ビールと言えば、
「カスかハイトか」
 なのですね。ついでに言うと、OBベアーズだって、(その名前では)もう無いんですね。
 ハイトが1位でカスが2位…で激しくビールのシェア争いをしているらしい。時にこの順位は逆転する月もあるらしい。
 おーいOB、どこ行っちゃった…とスーパーで見ると、一応まだOBラガーは売られている。
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 …とまあ、そういうビール事情かな…と思うのだが、突っ込んで調べると、もっと事情はややこやしい。
 ググると、生き馬の目を抜く韓国経済界の激しさを思わされる複雑さ…であったのは次に記す通り。…なんちて、二度ググる気はしないので、記憶違いもあるかも、正確を期する向きはググってください(^^;)。
 90年代中盤に、ビール戦争が始まる。OBのライバル、クラウンがハイトビールに。そして眞露が子会社としてカス・ビールをリリース、やがてヒットする。それが、例のIMFショックの混乱の中、OBがカスを買収。OBのブランドとカスを並行するが、そのOB自体がやがてベルギー資本のインターブルーに買収される。一方の雄、ハイトビールはトップブランドに成長し、ついにはなんと眞露を買収する。
 いやあ、入り組んだ話で…。

 まあそんなこんなで、カスとハイトを学んだワシらである。後日、陳元祖補身タッカンマリでメクチュを頼むと、赤ら顔のゴキゲンなオッサン (仕事前に眞露でもひっかけてるのか?(笑)) が
「カス(かっ)?!」
 と叫ぶ。もうこちらも得たりやOh!、「(そうだよ)カスっ!」と叫び返すと、オッサンも嬉しそうに「(そうか)カス!(だな、カス)」…と。雰囲気的にはたいへんに盛上がったことである(^^;)。
 ちなみに、あまりに気のいいオッサンなのでオッサンと書いたが(^^;)、そして陣頭で仕切っているのだが、この大店の御主人である(^^;)。タッカンマリでは鶏をハサミで捌くのだが、あまりに手際が良過ぎて“何でもなくスッスッ”と見えるほど。しかし、この「ハサミ・カット」の技術は、タッカンマリの味を決定する大きな要素でもあるのである。

 ちなみに、これはまだ覚えていたので「メクチュ」と言いたがるワシらではあるが、まあ何か今は、「ビール」か「ビア」の方が通りがいいかなあ…という気も、した。(^^;)

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# by aqishii | 2011-12-20 13:40 | 年代記(海外) | Comments(2)
2011年 12月 19日

2011年、ボクらの新しき天体

e0254271_1182958.jpg 今年も押し詰まった。ギュー(^^;)。
 我が家2011の、新しき天体との出会いメモ、です。
 ここ数年、
「その年初めて行った店の中で、“また行きたい”と思った魅力的な店」
 …をmixiコミュに書いてたので、その続き。

「で、今年は、どうだったよ?」とへべと話すと、
「もう、この店には魂が吸い寄せられる…って素晴らしい出会いが、やっぱりあった!…のだけど、ハズレも多かったねえ(笑)、とくに西洋系モダン狙いの新店では」
 …みたいな感じ(^^;)。
 で、昨年2010年の分を見ると、ありゃ同じようなことを言ってるではないか(^^;)。
 年寄りの愚痴かよ…ってことで見捨てていただいて結構、でもあるのですが(笑)、この、全体に続いている、店も客も「薄くて淡くて安易」な飲食の傾向は、ネット時代の一つの特徴でもあるのですかねー。

 ま、それはともかく、我々の心に映った眩い天体を…、

ラッセ
 2011オープン、目黒・イタリア料理。
 今年はまず、この一軒。よくぞ震災にもめげず開店してくれました。
 あちこちで賞賛しまくったのでそれは繰り返さないけど、各回・各皿にカンドーを覚える美味。文化・技術・感性の厚み! けっこー、泣いてます(笑)。

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ラ・シーム
 2010オープン、大阪・フランス料理。
 そしてもう一軒、こちらは関西。年次まとめの基調は普段行ける東京の店をまず挙げるのだけど、高田さんとこは別格。
 こちらも、あちこちで万歳しまくったので繰り返さないけど、震える一軒。
 …よく語られることだが、「今、フランス料理」…って難しいんだよね。足元の決め方が。でも、こうやって、スンナリと「こうでしょ?!」と見せられる才能…ってのは、あるんだよなあ(笑)。

カサマイヤ
 ラッセ同様、今年、震災に負けずに玉川学園(何処じゃそれ(笑))にオープン。
 去年・今年と、スパニッシュはバルやらモダンやら何やらかにやら新店ラッシュが続いたのだが、その中でこちらが最もお気に入りの一軒。(そんなに沢山行ったわけでもないし、個人的嗜好で…だけどね)
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 モダン・レストラン…という分類にはなるが、奇異な料理タイプじゃなくて、ひたすらの伝統リファイン系。感覚的には修業先(エルス・カサルス)通りなのでしょう、多分。
 この店は、「誰でも好きになるような居心地と味の良さ」…とも言えるし、「この味の凄みがわかるのは…ちょっとベテラン客じゃないとね?」とも言える。かな?(笑) 出てくるモノは、“何ともない見た目”だからねー。

バルマコ
 2011オープン。神楽坂。
 スペインついで…じゃないけど、今年オープンのバル。スパニッシュバルの王道を、本格的に、間違いなく食べたいなら、此処ですな!

ピンクカミラ
 2011オープン、目黒・イスラエル料理。
 気軽な使い勝手の新店だけど、Marcelloシェフの丁寧で踏み込みのいい料理は抜群のウマさ。中東・北アフリカ料理店全般で比べても、レベルの高い一軒では? 此処のファラフェルは、唸る。裏芸の、熟成豪牛ステーキもナイスだが。

ハルコロ
 2011オープン、大久保・アイヌ料理。
 新店だけど、かつて鳴らした「レラチセ」の、関係者による復興…という感じみたい。レラチセは行かず終いだったんだよなあ。
 ちなみにアイヌ料理店…って、全国でも5軒も無い?くらいだと思う。多分。
 色々と美味しいんだけど、度肝を抜かれたのは、南瓜のラタシケプ(シケレペ風味)。
 2人で、「クラウスマイヤーやレネレゼッピに食わしたいわ、コレ」と大コーフン(^^;)。
 アイヌ料理のアレコレを食べてみたくなったのは勿論なのだが、全国数軒しかないアイヌ料理店…。望みはかなうのか?(^^;)
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びすとろぽたじぇ
 2011オープン。大阪、フランス料理。
 まあ、こちらは、書きにくい…じゃないけど、知ってる人は知ってる…し(笑)。
 でも、カサマイヤ感想と重なるけど、「誰が行っても楽しく美味しくお安くあがる、嬉しい店」である。し、「フランス料理がどおこお言うんならじゃあこういう料理はちゃんと知ってんだろうなオメーェ?…的に、怖い店」でもある(笑)。…という両面を持つ。
 …ってことで(^^;)。

●えー、あとは、
 今年オープンでは、エスプリメとか蜀彩は、TPO的に使って気持ちいい感じで、将来も楽しみと思いました。関西では、ヌーダが今年。
 「以前からあるのだけど、ボクらは今年が初めて」…な店では、エルコマル(東京の誇るべき一軒…と思ったら新丸子だから神奈川か(笑)。ワハカ料理)とか、すらさ(あ、これも神奈川だ。スリランカ料理)とか。関西では、一碗水エスポージトが印象的。
 海外渡航先は、マイナーなエリアばかりなのに、打率が高かった。とくに、Faviken Magasinet は「生涯の出会い!」クラスの、一軒。そして、Casa Gerardo!
 あと、Casa Marcial山堂はいずれ是非再訪したい。Etxebarri,Azurmendiも、かな。

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参考:2010年のボクらの新しき天体

 暗いニュースの多い一年でした。最も暗い気分になったのは、チーロエスポージトの閉鎖かなあ。
 ウチは振返ると、土臭い・アーシーテイスト(?)な店にアタリの多い年、逆に“東京モダン”…的な店がほとんどハズレ(再訪意欲的には、ですが)という年だったような。何となく世界潮流っぽくもあるけど(^^;)。
 まあ、東京の今っぽい店は行った軒数もかなり少なかったんですが、、、、。

エンリケ・マルエコス
 東北沢、2009末オープン、モロッコ家庭料理。
 まずは此処ですねー。こちらのハリラは何回目かでも、目頭が熱くなる(^^;)。東京でもパリでもお目にかからないホンモノ…、どころか、モロッコに旅行してもレストランで食べているのでは出てこないテイスト、だそうで。ありがたいこっちゃ。
 うら若き女性一人、ついでに言えば美人でもある…の営む店でコレ、ってのも、珍しいっちゃ珍しい。

コチンニヴァース
 西新宿、2008オープン、南インド料理。
 南インドも有名店はだいぶ食ったなあ、…と思ってたら、こんな店があった。洗練されてもいるのだけど、土の味・風の味がして品格がある。このジャンルで最も好きな一軒か。

ラ・チャウ と トルナヴェント
 どちらも既に高評価確立店で、「まだ行ってなかったの?」と言われちゃう系だけど、ウチは本年が初めて。
 それも、La Ciau del Tornaventに予約を取ったので、「予習」と称して…という(^^;)。
 両店たいへん美味しく結構でした。ピエモンテ料理はこの2店とフィオッキくらいあれば、もういいや、ってくらい(^^;)。
 師匠のLa Ciau del Tornaventに行ってわかったのだけど、ラ・チャウもトルナヴェントも、師匠んとこの品書のうち、原理主義っぽいのというか保守反動っぽいのっていうか、泥臭いのを中心に持ってきてるんですねー。そこがまた、東京イタ飯族のうち、イタリア現地主義ヲタ層にウケているという感じ。(笑)

エミリア
 神宮前、2009オープン、イタリアン
 下北沢ダニエラの2号店。前スーシェフとマダムがこちら、かな。ダニエラとほとんど差を感じないくらい、上出来。
 「青山に増やすんですよ」とは聞いてたんだけど。

アオジ ソシガヤ
 祖師ヶ谷大蔵、2010年オープン、ピッツァ。
 都内、ピッツェリアは増えましたねー。もう、「及第点ナポリピッツァ」なら「歩いてって食おう」って時代なのか?(笑)
 ただ、このアオジは、かなりバランス良く、その点では都内トップクラスにひけをとらないと思う。

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参考:2009年のボクらの新しき天体

 我が家ではまずは、
ブルガズアダ
 2008オープン
 でした。死ぬまでついてきまっせ、メフメットさん。(^^;)

ヒロミチ
 2009オープン。
 が微妙。小玉流の料理は健在でそこは文句無しだけど、どうしても、片翼もげたシュマン…って見えてしまうのがなあ。こちらも人間だから、いたしかたない、、、

わさ
 2009オープン
 は、なかなか結構でした。料理は、もうちょっと整理ついた方がいい気もするけど、修業先の、開化亭もそう感じる所があるからなあ(^^;)、芸風かも。
 その開化亭には、ウチらが行った頃が、ちょうど御主人の修業入店の頃合だったみたい。

エル・ブオ
 2009オープン
 東京のモダンスパニッシュ期待の星。東京レストラン界の期待、と言った方がいいか(笑)。
 行った日はオレらだけで貸切状態でたいへんよろしかったんだけど、卓が埋ってきたら、上手く回るんだろうか?? …な態勢、など心配ではあるが。

アコルドゥ
 2008オープン
 首都圏以外、ではなかなか回数いけないのが悩みだけど、傑出した一軒。2回行けたし。

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参考:2008年のボクらの新しき天体

●「三輪亭」 豪徳寺・アルトアディジェ料理
 此処は2007開業。割と近いし「最近は地方料理よね」と、かなり油断してウカウカと伺ったが、あまりのウマさに返り討ち、1RKO負け。
 肉料理の美味しさとバリエーションすげー。
 サービスの、初々しさというかピヨピヨというか…いっそ学園祭の出店風とでも言いたい若さ具合も、かえって清清しい(?)。最近だいぶ慣れたけど。

●「彩雲瑞」 経堂・中国料理
 2007年開業。
 経堂の片隅のちっぽけな店で湯島聖堂の亡霊に突然出会ってビックリ! …な訳がなく(笑)、「竹爐山房」の実働エンジンが独立開店と知っての上での訪問だけど、それでもビックリ。キターーーーーーーーーーーーーーー!
 ああそうだよなぁ山本さんも若い頃はこういう勢いだったんだ、とは思ったり。
 (^^;)
 無二の精度に香港の風も吹かせる加減は、1980年代の2トップ「竹爐山房」と「ル・シノワ」が進化アウフヘーベンして現代に出現したようでもある(笑)。
 …ってわけで隔月くらいで通おうと思っていたのだけど、結局、毎月ペース(笑)。

●「ハノイ ベトナムの食卓」 東白楽・ニャチャン料理
 何か謎の店なんだよなぁ。何せ東白楽だし(^^;)。
 小汚い系かと思って行ったら、むしろクール、器なんかも現代っぽくて、風景的には「港区」っぽかったり。外は東神奈川だけど。
 それに、ニャチャン料理なのに、何故に「ハノイ」? 誰かが失敗した店舗の居抜きとか? (ググると、2006開業らしいのだが)
 と、「?」は結構たまるのだけど、内容はバッチリ。「ミレイ」が最早“存在しないも同然”(^^;)な予約困難の今、ベトナム系はここまで通うか…

●「フリスコ」 下北沢・ハンバーガー
 2005だか2006くらい開業。
 マトモなハンバーガーは二人して大好きなのだが、此処はサイコーだった。
 すさまじくバランスが良いのだが、マスコミ露出が、ややバランス崩れのダブル・トリプル…だったりして、そっち食う奴が多い、とオヤヂさんは嘆く。ウチも嘆く。

●「孫 六本木」 六本木・中国料理
 2007年開業。
 孫成順さんとの出会いは波の上下が激しく、アッチで良かったりコッチで困ったり、最後に行った「龍坊」がハズレ気味でずっと敬遠してたのだが、SのCさんが、「料理も勿論ですが、人間が素晴らしい。優しくて、僕らにも惜しみなく特級厨師の技を教えてくれる。尊敬してます」と言うので、行ってみた。
 したらば、大当たり。
 孫サイトにはボヤかして書いてあるけど、龍坊→孫…の変更の意味は?という部分もあり、内部に何かあったかも。
 邂逅の妙、のモノではあるけど、海参はたぶん俺的生涯いちばんだった。
 雨の中、階段上に先にあがって見送りなさるなぞも立派。「Cさんに聞いて」…と告げると、瞳ウルウルに近い状態で熱烈握手。いやー、ホントにイイ人なんでしょ。

●「ヌガ」 銀座・ビストロ
 2008年、になってからだっけ、開業。
 まぁ後藤さんちな訳だが(^^;)、行ってみたらずいぶん良かった。ワイン道楽とかんけーない若い知人連の評判もすこぶる良い。
 ずいぶん上手い店になったものだにょー。

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# by aqishii | 2011-12-19 11:33 | 年代記(日本) | Comments(3)
2011年 12月 16日

続・秘密の小部屋 7.

 旧・秘密の小部屋はこちら

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2004年 オ!ヴゥ・ラバ!
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 「優しく愛らしい」印象…、は、小部屋についても同じ。でも数年で閉じてしまった。


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2004年 L'Esperance
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 Marc Meneauのレスペランス。三ツ星になったり降格されたりそこからまた復帰したり倒産したり営業再開したり、…と、何ともめまぐるしい、、、いやムノーにとっては「運命に翻弄されるオレ」かもしれないけど、、、な、店。
 豪壮なレストラン本館の二階に、大きい小部屋(笑)がある。
 日本人評論家に、わりと、糞味噌に書かれてるのがユーメーでもある店だが、我々が行った時も、“何となく頓珍漢”な印象が強かった…かなあ。
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2004年 ラ・グラップ

 この年、開店直後の小部屋。…といっても、2011年現在もほとんど変わってないかな? なんつーか、最初から、小憎らしいほど落ち着いている(笑)店だ。

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# by aqishii | 2011-12-16 19:21 | 小部屋考現学 | Comments(0)
2011年 12月 15日

ソウル・トレインはタイムトンネルを抜けて (2)

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 (その1、はこちら)
 11月の連休に、14年ぶりにソウルに行ってきた。
 浦島太郎の見た新旧ソウルの変貌ぶり、その感触…でも書き留めておこう、と、一回分は書いたのだけど、その直後から様々なガイドの2012年版のニュースなどが続いて、間が開いてしまった(^^;)。
 めげずに、その、続き。

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●カフェが沢山
 町をブラブラしていると、とにかくカフェが沢山ある。ビックリ!
 …と書くのも、ナンダカ間抜けだな…と思いつつ(^^;)。
 14年も経てば町も変わっているだろう…とアタマでは理解しているが、感覚の反応は予想できないもので、色んな「現代化」は“そんなもんだろ”とスルーするのだが、「なんでソウルにこんなにカフェあるの?!」ってのには、驚いたりする。
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 「おいおい、またカフェだよ」「あそこは3軒並んでるぜよ」…と言いながらブラつく。
 よっぽど、旧ソウルに、カフェのイメージが無かったんだろうな(^^;)。
 (モダンな伝統茶院については、当時から“日本の喫茶店よりカッコイイじゃん”と思っていたものだが)
 スタバの群れ(笑)に加え、TOM N TOMS、Angelinus、caffe beneといった韓国発のカフェ・チェーンもやたらとある。
 カフェの急速な普及の背景には、カフェが提供するネットサービスがあった…という説も。

 エスプレッソの量、「ソロ、ドッピオ」はあまり通じず、「シングル、ダブル」がフツー。
 注文品が出来た時に知らせる、光ったりプルプルしたりする「呼び出しベル」がとても普及している。このあたりは、ビミョーな国民性の違いがあるのかなあ? 呼び出しベルのシステムは、日本にもたまにあるけど、あんまり好かれていない印象。一度導入したのにやめて、店員のコールに戻してる所もあるしなあ。

 やっぱ、カフェはちょこっと休んだりトイレしたり…と便利なので使ってしまう。…で、韓国珈琲文化に触れていると、「よっしゃ、上のクラスも見とこか」という気になってきた。そういえば、韓国バリスタも近年のチャンピオンシップでは上位に残るようになってきている…という話を思い出したし。
 ドタバタと検索などして、向かった先は、2010年の韓国バリスタ・チャンピオン Choi Hyun Sun 氏の店「 5 Extracts 」。
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 何やら、珈琲の要素(=sweetness,body,acidity,bitterness,aroma…とChoi Hyun Sun 氏は言う) と、陰陽五行説をかけたような店名だが、場所はというと、弘大入口駅と合井駅のちょうど中間くらいらしく、行きにくいっちゃ行きにくい。オマケにズバリの場所はよくわかってないままに、住所だけを握りしめて弘大入口駅から歩く。
 さすが弘大の町、若くお洒落で賑わって…んー表参道とかの感じ。ストリートが目には楽しいが、行けども行けども着かない(^^;)。結局、迷う。トホホ。
 そんなこんなで30分。だいぶショボクレて来たワシらであったが、まあしかし、明けない夜はないんだよ。ふと気付くと、「 5 Extracts 」のある筈の町名に辿り着いていた。ま、そっからまた番地で迷うのだけど、ま、とにかく、到着。
 わかってしまえば、そんなに難しい場所でも無い。でも、真っ直ぐ来ても15分以上は歩くんじゃない?
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 こんにちは。…実に、「らしい」店。

 [クールでかっこいい]:古い韓国民家調・手作り風味・エスニックテイスト
 [オタッキー]:壁面に、背表紙を奥に向けて(つまり見えない)積み上げてある雑誌の山…何か小難しいものかと思って覗いたら少女漫画だった・メニューはiPad(ただし、注文はカウンターに行って口頭で・前金制)

 …ってな両面が、ゴチャ混ぜ。居心地は至極よろしい。
 まずはエスプレッソをいただく。苦味をキチンと芯にして、ヒジョーにバランスの取れた一杯。たしかに、世界に出しても一線級だわ。かなり好きなタイプである。

 調子よくなって、エスプレッソ系オリジナル「Signature ver.1」を頼む。ナッツと酸味を効かせたボディにクリームたっぷり。ウマー。
 “これはイカなきゃしょうがないね”と、続いて「Signature ver.2」。層を成したドリンクタイプで、へべ曰く「これがベスト好き」。
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 すっかり元気になって、町に繰り出しました、とさ(笑)。この店にはまた来たいものだ。

 …

 あっ、と、今回のソウル旅行の珈琲…といえば、もう一つ。
 味成屋というソルロンタンの店でゴキゲンな雪濃湯をいただいていた。店の兄ぃがカクトゥギを足してくれながら「どや?」って雰囲気出してるから、「こりゃまたアータ、最高ですな!」と答えると、「フフン」と満足げ。
 食後に、何か手に持ってくる。
 見ると、紙コップに入ったコーヒー。まあ、インスタントに毛が生えたようなマシンの奴で、砂糖・ミルクたっぷり。
 …なんでやねーん、と思いつつも、これがナカナカにイタリアンな気分(?)で、楽しいことでありました。

 ま、後で調べると、食後に安コーヒーサービス…って、たまにあるらしいですけどね、今のソウル。

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# by aqishii | 2011-12-15 22:34 | 年代記(海外) | Comments(0)
2011年 12月 14日

杉本敬三シェフ、始動

 ロワールのLe Bout du Monde、リムーザンのLauryvan、アルザスのAuberge du Schoenenbourgなど数軒のレストランでシェフを歴任し、去就が注目されていた杉本料理長ですが、いよいよ自身の店の出帆が決まったようです。
 自身のブログで発表され始めました。
 場所は東京・新橋、来春オープン予定のようです。
 やはり、震災の影響で御苦労は多かったようですが(何となく「我に艱難辛苦を与え賜え」型?の敬三さんらしいけど(^^;))、本決まりになって良かったですねー。
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# by aqishii | 2011-12-14 11:51 | ニュース・情報(日本) | Comments(0)
2011年 12月 13日

Anish Kapoor : The artist for the label of Chateau Mouton Rothschild 2009

 ムートン2009のラベルは、Anish Kapoorが描くそうです。…って誰(^^;)? 英国在住のインド人で彫刻作品が多いらしい。
 …って見てみると、そっか、グッゲンハイム・ビルバオの裏の、銀色玉々のヒトなんですね。来年のロンドンオリンピックからも依頼されてるみたい。


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# by aqishii | 2011-12-13 11:42 | 情報(海外) | Comments(2)
2011年 12月 12日

続・秘密の小部屋 6.

 旧・秘密の小部屋はこちら

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2004年 ピッツェリア ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ 洞爺

 この前年に、岩原スキー場の名ピッツェリアがウィンザー洞爺のスノービレッジセンターハウスに初めての支店を出し、話題となった。もっとも、夏の昼に行ったので空いてた。場所はある…から、積み上げてる薪の山が見モノだった。
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2004年 マッカリーナ
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 夏。冬は一面の雪だったところに百合が咲き乱れる。…のは、小部屋とは関係ないが(^^;)。
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2004年 しろ -Shiro-
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 焼鳥屋さんの小部屋、…とだけ言うと「へぇこりゃまたクールな…」と驚くけど、札幌でブイブイ言わす(笑)ガルス・グループの一軒…と聞けば(笑)さもあらん。
 ヒッジョーに使い勝手よろしい店で、まあしかし観光客としてはアレだが、都内行動圏だったら恐ろしい回数通ってしまうかも、とゆー。

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# by aqishii | 2011-12-12 11:13 | 小部屋考現学 | Comments(2)
2011年 12月 09日

MADRID FUSION 2012 X ANIVERSARIO

e0254271_20382017.jpg マドリッドフュージョンも10回目になるんですねー。
 24, 25 y 26 de Enero de 2012 に開催とのこと。

 綺羅星のようなシェフが次々と現れては発表する、…のは、いつものこと、ここに書くのも多過ぎるが、「期待の若手」をわざわざ名指ししている。

LAS PUERTAS DEL FUTURO
Miguel Ángel de la Cruz, Magnus Ek, Sergio Bastard, Magnus Nilsson, Josean Alija, Paul Liebrant, Paco Morales, Seiji Yamamoto, Paolo Lopriore, Ángel León

 なるほど、…な顔ぶれだ。

 しかし、ホホォ…と目をひくのは、「ゲスト国:韓国」ではなかろうか。なんとイム・ジホ先生(山堂)が、マドリッドフュージョンに登場するようだ。

COREA, PAÍS INVITADO
Una nueva frontera del gusto. Los secretos del kimchi y de los alimentos fermentados:
●Jung Sik Yim, técnicas y condimentos tradicionales mezclados con creatividad.
●San Hoon Degeimbre, cocina atrevida, armónica e iconoclasta.
●Ji-Ho Yim, naturalismo y salud con el hedonismo más refinado.

 二つ星ホルダーのサンフンは売れっ子、Jung Sik Yimはfrom NYC。
 ウィーンのKim Kochtのキムさんは呼ばれないのかなあ?、あの人もかなり注目だと思うけど。
 プログラムを見ると、イム・ジホの時間に引き続き、龍吟の山本さん(LAS PUERTAS DEL FUTUROですね(笑))、ネルアのアリハ…と続く。見てみたいものだ(笑)。

 山堂も、こういう機に名を売って、サンペリベスト100とかに入って来ませんかね? そうなったら面白いし、その価値があると思うのだけど。ヽ(^o^)丿

 2012年は、ひょっとしてキーワード“発酵”は来る? 北欧料理の絡みもあるし(笑)。

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# by aqishii | 2011-12-09 20:41 | Guide : Spain | Comments(2)